情報収集型マルウェア

「情報収集型マルウェア」とは、個人情報を監視して収集するWebの脅威のひとつ。収集された情報は、サイバー犯罪者によって利用されるか地下市場で売買される。コンテンツセキュリティの脅威では、キーロガーや、スクリーンスクレイパ、スパイウェア、アドウェア、バックドア型マルウェア、ボットなどが情報収集型マルウェアに分類される。スパムやフィッシング、DNSポイズニング、SEOポイズニング(悪質なSEO対策)などの攻撃は情報収集型マルウェアには分類されない。ただし、これらの攻撃が、ハイブリッド型攻撃としてファイルのダウンロードやインストールを実行する際に情報をプロキシするエージェントとして振舞う場合は、情報収集型マルウェアに分類される。