解析者: Ryan Paolo Maglaque   

 別名:

Trojan.Dridex(Malwarebytes);

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    スパイウェア/情報窃取型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    はい

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

感染経路 他のマルウェアからの作成, インターネットからのダウンロード

マルウェアは、リモートサイトから他のマルウェアまたはグレイウェアにダウンロードされ、コンピュータに侵入します。

マルウェアは、特定のWebサイトにアクセスし、情報を送受信します。

マルウェアは、実行後、自身を削除します。

  詳細

ファイルサイズ 131,072 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 はい
発見日 2017年4月11日
ペイロード URLまたはIPアドレスに接続, 情報収集, ファイルのダウンロード, ファイルの実行

侵入方法

その他は、リモートサイトから以下のマルウェアまたはグレイウェアにダウンロードされ、コンピュータに侵入します。

その他は、以下のリモートサイトからダウンロードされ、コンピュータに侵入します。

  • http://{BLOCKED}sxcx90.com/7500.exe

インストール

その他は、以下のプロセスにコードを組み込みます。

  • svchost.exe
  • spoolsv.exe

バックドア活動

その他は、以下のWebサイトにアクセスし、情報を送受信します。

  • {BLOCKED}.{BLOCKED}.205.100:4743
  • {BLOCKED}.{BLOCKED}.105.92:443
  • {BLOCKED}.{BLOCKED}.184.214:4743

情報漏えい

その他は、以下の情報を収集します。

  • username
  • OS version
  • installed applications

その他

その他は、実行後、自身を削除します。

  対応方法

対応検索エンジン: 9.850
初回 VSAPI パターンバージョン 13.334.03
初回 VSAPI パターンリリース日 2017年4月11日
VSAPI OPR パターンバージョン 13.335.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2017年4月12日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

Windowsをセーフモードで再起動します。

[ 詳細 ]

手順 3

「TSPY_DRIDEX.SLP」を作成またはダウンロードする不正なファイルを削除します。 (註:以下のマルウェアもしくはアドウェア等がすでに削除されている場合は、本手順は行う必要はありません。)

    • TROJ_CVE20170199.A

手順 4

コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「TSPY_DRIDEX.SLP」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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