トレンドマイクロ、フェンシング太田雄貴選手とともに、次世代フェンサー育成キャンプを開催

トレンドマイクロ presents Yuki Ota Fencing Camp【前編】

トレンドマイクロは、フェンシング太田雄貴選手(森永製菓所属)とのスポンサー契約の一環として、次世代のフェンサー育成を目的とした合宿「トレンドマイクロ presents Yuki Ota Fencing Camp」を開催しました。2回目となる今年は、フェンシングが盛んな宮城県気仙沼市で行われました。現役選手としての競技活動に加え、後進育成にも積極的な太田選手。現役の今だからこそ、後進育成に取り組む意義が自身と後進、双方にあると言います。世界での勝利、次世代リーダーを育成するキャンプとはどのようなものなのでしょうか。2泊3日で行われたキャンプを2回に分けてレポートします。

日本フェンシング界を担う選手育成のために

2015年8月13日~15日の2泊3日で行われたフェンシングキャンプに参加すべく、東京駅には、全国から選抜された男女15名が集まりました。いずれも国内のみならず世界でも活躍する若手有望株ばかり。2回目の今年は、前回参加した大学生4名が選手リーダーとして、年下選手の指導も担いました。

世界で勝てる選手、さらに日本フェンシングの未来を担うリーダー育成までも視野にいれたフェンシングキャンプ。五輪メダリストらによる実技指導、スポーツアナリストらによる戦術、トレーニング方法の講義、そして勝つための考え方を訓練するワークショップなど、技術と精神を磨く多彩なプログラムが用意されました。選手を前に太田選手は、「僕が今立っているこの場所に、早くみんなにも来てほしい。そのために必要な術はすべて教えいく」と、キャンプにかける思いを語りました。

気仙沼市内の体育館に到着した選手たち。キャンプはウォームアップから始まりました。初参加となる選手の中には、慣れない環境に戸惑っているのか、自発的にウォームアップに取りかかれない選手も。実技練習後は、フェンシングが盛んな土地柄ということで、地元選手たちとの交流練習も行われました。

練習前に太田選手を中心に気合を入れる選手たち

一人一人への指導が続く

地元フェンシングクラブとの交流練習には沢山の子供たちが集まった。
選手から直接指導を受けるため子供たちが列をなした

初日の練習後、ホテルに戻り、夕食を終えた選手を待っていたのは、ロンドン五輪銀メダリスト千田健太選手やスポーツアナリストとして活躍する千葉洋平氏による講義、そして太田選手によるワークショップです。

冒頭、太田選手は、「このキャンプを単なる練習の場として終わらせないで欲しい。キャンプを通じて、考えることができるアスリートになって欲しい」と、期待を伝えました。

千田選手からは、五輪メダルを取るための練習法などが学生時代のエピソードとともに紹介されました。世界選手権で大敗し、フェンシングスタイルを変えた経験をふまえ、自分の強みを見極め、伸ばすことが成長のコツだと話しました。具体的な方法として、一流選手から似たタイプを見つけ、自分のやり方に落とし込むことなどが指導されました。

初日最後となる太田選手のワークショップで、選手に与えられたテーマは、キャリアビジョン、目標を実現するため必要なこと。「目標を実現するためには、ゴールまでの距離を正確に把握すること。それには、まず今の自分を客観的に知ることが必要だ」と話しました。選手は、東京五輪のため、もしくはそれぞれの掲げる目標のために必要なこと、その上での課題と解決策を書き出していきました。迷いながらも真剣な面持ちで取り組む選手たちに、太田選手は、選手自ら考えることの大切さを説き、「問題意識を持ち続け、考えるクセをつけることで強くなれる」と励ましました。

ワークショップを通じて目標とそのために必要なことを具体的にしていく選手たち

後編では、2日目からのキャンプの様子をお伝えします。キャンプを通じて、選手たちはどのような気付きを得ていったのでしょうか。

記事公開日 : 2015.9.2
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