TOKAIグループがテレワーク環境のセキュリティを強化

~6,000台のPCにSaaS型エンドポイントセキュリティを導入~

2021年3月9日

トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証一部:4704、以下、トレンドマイクロ)は、株式会社TOKAIホールディングス(以下、TOKAIグループ)が、新型コロナウイルスの拡散防止のために推進したテレワーク環境のセキュリティ対策として、SaaS型エンドポイントセキュリティ「Trend Micro Apex One SaaS」を2020年5月に導入したことを発表します。

TOKAIグループは、LPガス事業を中心に都市ガスやインターネット、CATV、アクア(宅配水)など人々の生活に密着した商品やサービスを幅広く提供しています。TOKAIグループは広範な事業を展開する中で、多くの個人・法人顧客の情報や商品に関する技術情報を保有しており、セキュリティ対策は経営視点で非常に重要な取り組みと認識しています。

また近年、収益基盤の拡充、顧客数の拡大を目指したM&Aや海外での事業展開を積極的に推進しており、拠点や従業員が急速に増加し、管理対象となるPCが毎月50台のペースで増え続けていました。同社は従来エンドポイントセキュリティ対策をオンプレミス環境で管理しており、持ち出しPCは従業員が意識して社内の管理サーバに接続しなければ、PCにインストールされているセキュリティソフトのバージョンが更新されませんでした。
最新のセキュリティ機能を利用することや、修正プログラムの適用状況を把握するために、全ての持ち出しPCのセキュリティソフトの状況を継続的にモニタリングする必要がありました。そのため、情報システム担当者が更新されていないPCを見つけ、ユーザに更新を促さなくてはならないため、持ち出しPCにおけるセキュリティの管理負荷や運用工数の増大、持ち出しPCを含めた各端末の状況を「可視化」ができていない点がIT/セキュリティ業務の課題でした。

また、働き方改革の一環によりテレワークを推進し、社外から就業する社員数を2022年までに1割から5割に増加することを計画していたため、従来よりも管理負荷を削減することやテレワーク環境の安全性を高めることが求められました。さらに、新型コロナウイルス感染拡大によりテレワークの利用率が高まったことで迅速な対応が必要な状況でした。

TOKAIグループは、この課題を解決するために、複数の製品・サービスを比較し、トレンドマイクロのSaaS型エンドポイントセキュリティ「Trend Micro Apex One SaaS」を導入しました。「Trend Micro Apex One SaaS」は、クラウド上にあるトレンドマイクロの管理サーバを用いて法人組織のエンドポイントを保護します。PCを社内ネットワークに接続しなくても、クラウドを通じてPCのセキュリティソフトを常に自動アップデートし、管理対象となる持ち出しPCを含めた社内外のPCのセキュリティソフトの運用状況をリアルタイムに一元管理できるため、管理負荷や運用工数の軽減を実現できる点が評価されました。また、自社で管理サーバを構築・運用する必要がないため、サーバのバージョンアップや修正プログラム適用などのメンテナンス費用のコスト削減にもつながりました。新型コロナウイルス対策による急なテレワーク環境の導入に際して、持ち出しPC含めたエンドポイントセキュリティの強化をはかり、海外を含む全拠点のセキュリティの安全性を高めました。
トレンドマイクロは引き続きTOKAIグループのセキュリティ強化を支援していきます。

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  • 本リリースに記載された内容は2021年3月9日現在の情報をもとに作成されたものです。
  • TREND MICRO、Securing Your Connected WorldおよびApex Oneは、トレンドマイクロ株式会社の登録商標です。各社の社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。