ネット詐欺対策を強化した「ウイルスバスター™」シリーズ最新版を発売

~未知の不正サイトをAI技術で分析し、脅威を防ぐ~

2019年9月3日

トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:エバ・チェン、東証一部:4704 以下、トレンドマイクロ)は、総合セキュリティソフト「ウイルスバスター」シリーズ※1の最新版を、2019年9月5日(木)に発売※2します。最新版では、未知の不正サイトをAI技術で分析し、脅威を防ぐ機能を新たに搭載します。「ウイルスバスター」シリーズで、今後一年間で1,800万ユーザ※3を目指します。
※1 「ウイルスバスター クラウド」「ウイルスバスター クラウド + デジタルライフサポート プレミアム」「ウイルスバスター モバイル」
※2 トレンドマイクロ・オンラインショップでダウンロード版を9月5日10:00より販売します。パッケージ版は9月5日より店頭で販売します。
※3 「ウイルスバスター for Home Network」は除きます。トレンドマイクロから直接提供する製品の他、パートナー経由で提供されるサービスも含みます。

左:ウイルスバスター クラウド
中央:ウイルスバスター クラウド + デジタルライフサポート プレミアム
右:ウイルスバスター モバイル



最新版「ウイルスバスター」シリーズの主な新機能・強化ポイント

◆未知の不正サイトをAI技術で分析し、脅威を防ぐ機能を新たに搭載
2018年の1年間にフィッシングサイトへ誘導された国内利用者は過去最大の4,431,970件を記録し、前年比約2.5倍に急増しました※4。不正サイトは日々作成され、増加の一途をたどっています。このような脅威に対して「ウイルスバスター」の新バージョンでは、未知の不正サイトをAI技術で分析する機能を新たに搭載します。具体的には、未知のWebサイトに対して、Webサイトが作成されてからの時間、登録者情報、URLの文字列、HTMLのソースコードなどをAIが分析し、不正サイトか否かをリアルタイムに評価し、不正サイトと判断した際にアクセスを防止します。本機能はWindows、Mac、Android、iOSで利用できます。
※4 出典:トレンドマイクロ「2018年 年間セキュリティラウンドアップ」

図1:未知の不正サイトをAI技術で分析する機能のイメージ


◆偽装SMSを防ぐ詐欺メッセージ対策機能を新たに搭載
フィッシング詐欺はパソコン、スマートフォンどちらのデバイスでも被害に遭う可能性がある脅威です。2018年以降は大手宅配業者などを装い偽のSMS(ショートメッセージサービス)をスマートフォンに送信し、フィッシングサイトへ誘導するサイバー攻撃を複数確認しました。モバイルからフィッシングサイトへ誘導された国内利用者の数は、2019年上半期だけで374,063件にのぼります※5
※5 2019年8月 トレンドマイクロ調べ

スマートフォン向けセキュリティアプリ「ウイルスバスター モバイル」では、従来から不正なURLが記載されたメールやSMSを受信した際、ユーザがURLをクリックしても不正サイトへのアクセスを防止する機能を提供しています。今回新たにiOS端末向けに、不正サイトのURLが含まれるSMSを受信した際、自動で迷惑フォルダに振り分ける詐欺メッセージ対策機能※6を搭載しました。
※6 本機能は、iOS端末で利用できます。本機能の利用時には、iOS端末が持つメッセージフィルタリング機能と連携が必要です。

図2:迷惑フォルダに振り分けられた詐欺SMS

図3:不正なURLが含まれるSMS

 

◆AI技術を活用した詐欺メール対策機能を新たに搭載
ユーザがアダルトサイトへアクセスした際の動画を録画したと称して、公開してほしくなければ仮想通貨を振り込むよう脅迫するセクストーション(性的脅迫)スパムや、簡単にお金を稼ぐことができると称する投資詐欺、恋人になったように振る舞い金銭や個人情報を詐取する出会い系詐欺など、不正なファイルやURLが含まれていないメールによる脅威は2019年も継続して確認しています。
このような脅威に対抗するため、ウイルスバスターではメールの文章の特徴をAIで解析し、詐欺メールの可能性を判定する機能を新たに搭載しました。詐欺メールを表示した際に警告メッセージと判定した根拠や対策を表示※7します。
※7 本機能は、Windows:Gmail(Web版)、Outlook.com、Mac:Gmail(Web版)で利用できます。本機能の利用時には、各対応ブラウザでTrendツールバーを有効にする必要があります。Trendツールバーは、 Windows:Google Chrome、Firefox、Microsoft Edge、Mac:Google Chrome、Safari、Firefoxに対応しています。

図4:詐欺メールの警告画面

図5:詐欺メールと検出した根拠を表示

 

最新版「ウイルスバスター」シリーズのその他の新機能・強化ポイント


◆Microsoft Edge利用時に不正サイトを可視化する機能を搭載
Microsoft Edgeで検索エンジンなどを用いてWebサイトの一覧を表示した際に、不正サイトか否かをマークと色で表示し、Webサイトの安全性をわかりやすく表示する機能※8を提供します。
※8 Windows:Google Chrome、Firefox、Internet Explorer、Mac:Google Chrome、Safari、Firefoxでは従来より提供している機能です。

◆音楽・動画配信サービスのデジタルライフサポートを開始※9
パソコン/スマートフォンやインターネットの接続トラブルなどのお問い合わせに24時間365日対応する「デジタルライフサポート プレミアム」において、NetflixやAmazon Primeなどの音楽・動画配信サービスを楽しむためのサポートを開始します。具体的には、スマートスピーカーで音楽配信サービスを聞いたり、スマートテレビで動画配信サービスを観るための方法などアカウント登録から操作、設定方法のサポートを開始します。
※9 動画サービス、音楽配信サービスの課金など金銭に関する部分はサポート対象外です。
 

製品名・ラインナップ・価格について


店頭、オンラインショップ、ダウンロード販売サイトにて購入できます。
トレンドマイクロ・オンラインショップ(9月5日10時販売開始※10)はこちら

「ウイルスバスター クラウド」は、パソコン、スマートフォン、タブレット(Windows、Mac、Android、iOS)を最大3台※11まで保護できます。スマートフォン、タブレット向け(Android、iOS)の「ウイルスバスター モバイル」は単体購入も可能です。
※10 Andoroid版ウイルスバスターモバイルは、Google Playにおいて9月5日10時より順次提供を予定しています。
※11 1台にOSがひとつの場合です。

ウイルスバスター クラウド
ウイルスバスター クラウド + デジタルライフサポート プレミアム

製品名(ダウンロード版) 販売価格(税抜)※12
ウイルスバスター クラウド  1年版 5,200円
ウイルスバスター クラウド  3年版 12,345円
ウイルスバスター クラウド
+ デジタルライフサポート プレミアム1年版
7,700円
ウイルスバスター クラウド
+ デジタルライフサポート プレミアム 3年版
17,900円

※12 記載金額はトレンドマイクロ・オンラインショップの販売価格です。

 

ウイルスバスター モバイル

製品名(ダウンロード版) 販売価格(税抜)※13
ウイルスバスター モバイル 1年版 2,838円
ウイルスバスター モバイル 2年版 5,219円

※13 トレンドマイクロ・オンラインショップの販売価格です。
Google Play、App Storeでも購入できます。Google Play、App Storeでは、月額版も購入できます。
Google Playでの販売価格(税込)は、月額版(自動更新)300円、1年版(自動更新)2,980円、2年版5,637円です。
 App Storeでの販売価格(税込)は、月額版(自動更新)360円、1年版(自動更新)3,000円、2年版5,800円です。
ウイルスバスター モバイルの価格は1OS当たりの使用許諾料金です。使用許諾契約の範囲内で端末の変更が可能です。

 

製品の詳細は以下をご覧ください。
ウイルスバスター クラウド 
ウイルスバスター クラウド + デジタルライフサポート プレミアム  
ウイルスバスター モバイル 

 
 
  • 本リリースは、2019年9月3日現在の情報をもとに作成されたものです。今後、価格の変更、仕様の変更、バージョンアップ等により、内容の全部もしくは一部に変更が生じる可能性があります。
  • AndroidはGoogle Incの商標です。TREND MICRO、ウイルスバスター、ウイルスバスタークラウドおよびデジタルライフサポート プレミアムはトレンドマイクロ株式会社の登録商標です。各社の社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。