InterScan WebManager™

優先指定付き3次元カテゴリと出口対策の次世代URLフィルタ

※ アルプス システム インテグレーション株式会社から販売・サポートされる製品です。

概要

「見せたくないサイトを指定」するだけでなく、ホワイト系カテゴリを追加して網羅性を高めました。3次元カテゴリによるきめ細やかな制御によって、管理性も向上しています。最新の不正サイト情報を継続的にリスト化し、有害サイト閲覧リスクを継続的に軽減しています。

特長

国内の主要携帯キャリアで利用されているURLフィルターリストを利用(※1)
日本国内で開発された高精度なURLデータベースを使用。日本の文化・法令を考慮し、外見だけでなくサイトで行われている行為までチェックしリストアップしています。日本国内での利用向けに最適化され、また中国をはじめとした世界のWebサイトを対象としています。

※1 2016年ネットスター社調べ

主なメリット

ひとつのURLで最大3つのカテゴリ。3次元カテゴリで優先指定
従来の単一軸の分類と異なり、サイト内容により分類されたカテゴリ軸(X軸)とITなどの機能から分類されたカテゴリ軸(Y軸)を用意し縦横マトリックスを形成。交差する部分でどちらを優先するか指定が可能で、例外処理数を軽減します

ホワイト系カテゴリを追加し網羅率を向上、より正確で柔軟に管理
「不法」「アダルト」など規制対象カテゴリだけではなく、新たに分類されたホワイト系カテゴリを追加し、Webアクセスの網羅率を大幅に向上しました。組織のアクセスを正確に可視化し、リスク対策に活用できます

出口対策を含む不正サイト情報をリスト化、リスクを大幅に軽減
標的型攻撃で約6割を占めるhttp(s)通信を出口対策し、bot-netを無力化します。攻撃に使用されるC&Cサーバや不正なサイトは、Webレピュテーションとは別ソースとして、(株)セキュアブレイン、独立行政通信研究機構から毎日1回以上提供され、URLデーターベースに配信されます。

システム要件

InterScan WebManager 9.0/9.1/9.2

トレンドマイクロ製品におけるOS等のサポート期間は、基本的にベンダー各社におけるOS・ミドルウェアおよびService Pack等のサポート期間に準拠します。詳細は以下をご参照ください。

■オペレーティングシステム・ミドルウェア サポートポリシー
https://success.trendmicro.com/ja-JP/solution/KA-0008126

Windows版

OS (64ビット)
  • 日本語版 Microsoft Windows Server 2016 Standard
  • 日本語版 Microsoft Windows Server 2019 Standard (バージョン 9.1 SP1以降)
  • 日本語版 Microsoft Windows Server 2022 Standard (バージョン 9.1 SP3以降)
  • ※  9.1 SP3 または 9.1 SP4 で Microsoft Windows Server 2022 Standard をご利用の際は、専用インストールパッケージが必要となります。当該パッケージをご希望の場合は、以下サポートセンターへお問い合わせください。
    https://success.trendmicro.com/ja-JP/contactus/

CPU
  • OSの動作要件を満たすこと
メモリ
  • 2GB以上
ディスク容量
  • 1GB以上の空き領域(ログ用領域を除く)

※ ここに記載されていないエディションで不具合が生じた場合は、上記の環境で再現した場合に対応します。
※ サポートするエディションは、Standardエディションと同等の機能を備えているものを基準とします。

Linux版

OS(64 ビット)
  • Red Hat Enterprise Linux 7 (バージョン 9.2未満)
  • Red Hat Enterprise Linux 8 (バージョン 9.1 SP1以降)
  • Red Hat Enterprise Linux 9 (バージョン 9.2以降)
CPU
  • OSの動作要件を満たすこと
メモリ
  • 2GB以上
ディスク容量
  • 1GB以上の空き領域 (ログ使用領域を除く)

仮想環境を使用する場合

InterScan WebManagerが対応しているOSを、ゲストOS上で動作保証している仮想環境
※ 仮想環境固有の問題を除いてはサポート対応可能です。

接続するクライアント側の動作確認状況

インターネット接続時にプロキシの設定ができるブラウザ。
次のブラウザでの動作を確認済みです。

  • Windows
    [ブラウザ]
    Microsoft Edge (Microsoft) (バージョン 9.1 SP2未満)
    Microsoft Edge Chromium版 (バージョン 9.1 SP2以降)
    Firefox (Mozilla) 
    Chrome (Google)
  •  
  • MacOS
    [ブラウザ]
    Safari (Apple)
  •  
  • Mac iOS/iPadOS
    [ブラウザ]
    Safari
  • ※ HTTP と HTTPS のWi-fi プロキシのみ対象
  •  
  • Android
    [ブラウザ]
    ブラウザ(com.android.browser)
    Chrome for Android(com.android.chrome)
  • ※ HTTP と HTTPS のWi-fi プロキシのみ対象

※ Internet Explorerは、提供元のサポート終了に伴い、2022年6月15日をもってサポートを終了しました。

ISWMの管理設定を行う場合

バージョン9.1 SP3未満

  • Microsoft Edge Chromium版のIEモード が必要です。


バージョン9.1 SP3以降

  • Google Chrome、Microsoft Edge Chromium版 が必要です。

LDAP連携時に使用できるLDAPサーバの要件

  • Active Directory:Windows Server 2016
  • Active Directory:Windows Server 2019 (バージョン 9.1 SP1以降) 
  • Active Directory:Windows Server 2022 (バージョン 9.2以降) 
  • OpenLDAP 2.4.35 
  • Oracle Directory Server Enterprise Edition 11 g R2
    *Windows Server 2016 および Windows Server 2019 では、Active Directory ドメインサービス(AD DS)が必要です。Active Directory ライトウェイトディレクトリサービス(AD LDS)には対応していません。
    *NTLM認証およびKerberos認証は、Windows Server 2016, Windows Server 2019, Windows Server 2022が対応しています。 

NTLM認証を行う場合のクライアント側の要件

Firefox、Chrome、Microsoft Edge Chromium版 (バージョン 9.1 SP2以降)が必要です。 

ICAPクライアントについての要件

バージョン 9.2

  • Blue Coat ProxySG SGOS 6.7, 7.3 
  • Squid 3.5, 4.4, 5.3, 5.4, 5.5, 5.8 
  • A10 Thunder CFW/SSLi ACOS 4.1~5.2
  • BIG-IP ver 15.1.3以降/SSL orchestrator ver 7.2以降


バージョン 9.1 SP4

  • Blue Coat ProxySG SGOS 6.7
  • Squid 3.5, 4.4, 5.3, 5.4
  • A10 Thunder CFW/SSLi ACOS 4.1~5.2
  • BIG-IP ver 15.1.3以降/SSL orchestrator ver 7.2以降


バージョン 9.1 SP3

  • Blue Coat ProxySG SGOS 6.7 
  • Squid 3.5, 4.4, 5.3, 5.4 
  • A10 Thunder CFW/SSLi ACOS 4.1~5.2 
  • BIG-IP ver 15.1.3以降/SSL orchestrator ver 7.2以降


バージョン 9.1 SP2

  • Blue Coat ProxySG SGOS 6.7
  • Squid 3.5, 4.4
  • A10 Thunder CFW/SSLi ACOS 4.1


上記以外

  • Blue Coat Systems SGOS 5.4~5.5,6.4,6.5
  • Squid 3.1~3.5
  • A10 Thunder CFW/SSLi ACOS 4.1 (バージョン9.1)

※ ISWM for ICAPはLinux環境でご利用いただけます。

注意:システム要件に記載されているOSの種類やハードディスク容量などは、OSのサポート終了、弊社製品の改良などの理由により、予告なく変更される場合があります。

記載内容は2024年11月現在のものです。内容は予告なく変更になる場合がございます。