セキュリティ技術の競技大会「Trend Micro CTF 2021」、”PwnThyBytes”が優勝

2021年12月29日

※ 本リリースは、2021年12月20日に米国にて発表されたプレスリリースの抄訳です。

トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証一部:4704、以下、トレンドマイクロ)は、セキュリティ技術の知識や実践力を競い合う競技大会「Trend Micro CTF 2021 – Raimund Genes Cup(以下Trend Micro CTF)」の決勝戦を、2020年12月18日および19日にオンラインで実施し、「PwnThyBytes」が優勝したことをお知らせします。今回の決勝大会では、14の国と地域から12チームが参加し、サイバーセキュリティに関する課題を競い合いました。

Trend Micro CTF2021の詳細はこちらをご覧ください。

Trend Micro CTFは、未来の才能を見出し、育成することによって、サイバーセキュリティ業界におけるスキル不足を解決するためのトレンドマイクロの重要な取り組みです。サプライチェーン攻撃、IoTの脅威、AIツールの悪用などがグローバルな組織に対するリスクを増大させており、急速に進化するサイバーセキュリティの世界では、この取り組みは特に重要なものとなっています。

トレンドマイクロのセキュリティリサーチ担当バイスプレジデントであるマイク・ギブソンは次のように述べています。「今日の脅威の変容と法人組織における攻撃対象の拡大により、既存のセキュリティ担当者は限界に達しています。そのため、プラットフォームベースのセキュリティは、セキュリティとROIを最大化するための重要な企業戦略となっています。この変化の激しい世界において、法人組織は適切なスキルを持ったITセキュリティチームが必要です。今年のTrend Micro CTFの優秀な参加者は、将来に対する強い安心感を与えてくれるでしょう」。

2020年の大会と同様、今年の大会は、24時間にわたるオンライン予選と決勝の2つのラウンドで構成されました。12月18日、19日に開催されたCTFでは、ダイナミック・ジェパディ(Dynamic Jeopardy)形式の競技が行われ、各チームが優勝を争いました。

課題は、リバースエンジニアリング、クラウド、IoT、OSINT、フォレンジック、機械学習など、サイバーセキュリティの重要な分野が出題されました。

大会の最終結果は以下の通りです。
第1位 PwnThyBytes (ルーマニア)
第2位 Bad Guesser(中国)
第3位 CodeRed(韓国)

決勝戦の優勝チームには、100万円が贈呈されました。また、優勝チームの各プレイヤーには、限定アワードや特典を利用できるZero Day Initiative Rewards Programのポイントが15,000ポイント贈呈されました。また、優勝チームは2022年大会の自動シード権を獲得しました。2位と3位のチームには、それぞれ30万円と20万円の賞金が贈られました。

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  • 本リリースは、2021年12月29日現在の情報をもとに作成されたものです。
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