AWS Network FirewallがトレンドマイクロのIPSルールを採用

~管理が容易でスケーラブルなネットワークセキュリティで信頼性の高い保護を提供~
 

2020年12月7日

※ 本リリースは、2020年11月17日に米国にて発表されたプレスリリースの抄訳です。

トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン、東証一部:4704、以下、トレンドマイクロ)は、Amazon Virtual Private Cloud(Amazon VPC)内を保護する新たなネットワークセキュリティサービスであるAWS Network Firewallに、トレンドマイクロのIPSルールが採用されたことを発表します。AWS Network Firewall を介し、当社のクラウドセキュリティソリューションにおけるスレットインテリジェンスを提供します。

デジタルトランスフォーメーションが世界的に加速している昨今において、法人組織はクラウド環境を戦略的に保護する方法を検討する必要があります。トレンドマイクロはAWS Advanced Technology Partnerとして継続的にAWSを利用するお客様にとって管理が容易でスケーラブルなクラウドセキュリティソリューションを提供しています。ソリューションの詳細はこちらをご確認ください。

ガートナーは次のように述べています。「これまで法人組織は、単一のセキュリティ製品の保護のみでは脅威に対応できない場合に備え、インターネットと社内ネットワークの境界線やDMZ(DeMilitarized Zone)に複数の異なるベンダのファイアウォールを導入していました。この慣行の主張は、攻撃者が一方のファイアウォールの脆弱性を悪用した場合でも、もう一方のファイアウォールは通過できない可能性が高く、単一のファイアウォールよりも複数のファイアウォールを導入する方が良いというものでした。しかし、複数の異なるベンダのファイアウォールを実装するということは、管理が複雑になり、人的エラーが発生する可能性が高まり、スケーラビリティが低下し、運用コストが増加するということです」※1
※1 出典:Gartner, Control Network Security Complexity, Inefficiencies and Security Failures by Minimizing Firewall Diversity, Adam Hils et al, March 27, 2020

AWS Network Firewallに組み込まれるトレンドマイクロのIPSルールは、悪意のあるトラフィックを検査し、脅威が仮想プライベートクラウドに侵入する前にファイアウォールでブロックします。AWSとトレンドマイクロは共に、信頼性の高い保護を備えたシンプルでスケーラブルなサービスを提供します。

Amazon Web ServicesのAndrew Thomas氏は、次のように述べています。「当社のお客様は、ネットワークセキュリティを大規模に管理する機能を求めており、それを実現できることを確信しています。このネットワークファイアウォール機能は、トレンドマイクロのようなAWSパートナーによって強化されています」。

トレンドマイクロのchief product officerであるSteve Quaneは、次のように述べています。 「お客様にとって負担がないより高度なセキュリティ機能を提供できることを誇りに思います。AWS Network Firewallとの統合を通じて実施される最先端の脅威インテリジェンスにより、基礎となるネットワークレベルの保護の水準を引き上げることができます」。
トレンドマイクロのIPSルールは、AWS Network Firewallを利用するお客様が容易に導入できるよう、無料で提供します。トレンドマイクロでは、AWS環境でのデータの保護を簡素化する、業界をリードするハイブリッドクラウドセキュリティソリューションを提供しています。

 

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