トレンドマイクロのNFV/クラウド向けネットワークセキュリティソリューション「Trend Micro Virtual Network Function Suite」が「VMware Ready™」認証を取得

~VMware製品との相互接続性の保証により、通信事業者がユーザを保護することを支援~

2019年3月26日

トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証一部:4704、以下、トレンドマイクロ)は、NFV(Network Function Virtualization、ネットワーク仮想化技術)/クラウド向けネットワークセキュリティソリューション「Trend Micro Virtual Network Function Suite (以下、TM VNFS)」が、VMwareにより、VMware製品との相互接続性を保証する「VMware Ready™」認証を受けたことをお知らせします。この認証は、5G通信とIoT(Internet of Things)で構築されたネットワークを脅威から保護する当社のソリューションとの相互接続性を検証したものです。

VMwareのテクノロジーアライアンスパートナープログラム ディレクターのKristen Edwards氏は次のように述べています。「トレンドマイクロがVMware Ready™認証を取得した事を、とても喜ばしく思います。これは、トレンドマイクロ製品がVMware製品との相互接続性に関する基準を満たし、VMwareのクラウド基盤と効果的に連携することおよび顧客の実働環境におけるシステムでの確実な稼働、運用開始までの時間短縮が実現可能であることを示します」。
これにより、VMware vCloud® NFV™をすでに採用している通信事業者は、TM VNFSを追加しネットワークセキュリティサービスを容易に提供できます。トレンドマイクロのソリューションに関心がある一方で、まだ仮想化ネットワーク環境に移行していないお客様は、VMware vCloud® NFV™を使用して評価環境を容易に構築できます

トレンドマイクロのIoT事業推進本部 部長 津金 英行は次のように述べています。「当社がVMware Ready™認証を取得できたことを、とてもうれしく思います。これは、通信事業者やクラウドサービスプロバイダにとって、5G対応のために進化するネットワークアーキテクチャを脅威からどう保護するか、という課題に対する解決策を示します。通信事業者は、当社のNFV/クラウド向けのソリューションを採用することで、業界をリードするセキュリティと信頼性を提供することが可能です」。
通信事業者は、自社の通信網を利用する法人/個人ユーザの安全を確保しつつ、ユーザが利用するスマートデバイスによる膨大な通信負荷を処理可能な信頼性の高いネットワークを提供することを期待されています。2018年前半に、当社が法人/個人向けにおいて204億件以上の脅威をブロック※1したという事実は、当社のソリューションがこの環境においても理想的であることを示しています。
※1 「2018年 年間セキュリティラウンドアップ」より。

TM VNFSは、通信事業者のネットワーク上に設置され、Web脅威対策機能やアプリケーション制御、侵入防止(intrusion prevention)機能、ネットワーク内のIoTデバイスへの疑わしい挙動を検出するレピュテーションサービス「IoT Reputation Service」を提供します。これは、年間650億件以上の脅威をブロックする※2、当社のクラウド型セキュリティ技術基盤「Trend Micro Smart Protection Network」を活用しています。次世代のNFVネットワークに対応した当社のソリューションは、通信トラフィックの需要変化にあわせてスケールアップ/ダウンさせることができ、様々なサービスに対して必要なセキュリティリソースを動的に割り当てることが可能です。DPDK(data plane development kit)を利用した高速パケット処理により、高パフォーマンスを保証します。
※2 2018年トレンドマイクロによる調査。

  • 本リリースは、2019年1月14日に米国にて発表されたプレスリリースの抄訳です。
  • TREND MICROおよびTrend Micro Smart Protection Networkは、トレンドマイクロ株式会社の登録商標です。各社の社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または商標です。