トレンドマイクロ、中谷 昇氏と顧問契約を締結

~国内外の法執行機関とサイバーセキュリティにおける連携を強化~

2020年3月2日

トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証一部:4704、以下、トレンドマイクロ)は、警察庁やインターポールなどの法執行機関でサイバーセキュリティにおいて多くの実績を持つ中谷 昇氏と顧問契約を締結したことを発表します。

トレンドマイクロは「デジタルインフォメーションを安全に交換できる世界の実現」というビジョンの達成に向け、情報セキュリティのリーダーとして様々な取り組みを行っています。サイバー攻撃は必ず背後に「人」が存在します。そのため、トレンドマイクロではセキュリティソリューションを提供することに加えて、警察庁、インターポール、FBIのような国内外の法執行機関と連携することが重要だと考えています。中谷 昇氏と顧問契約を締結することで、国内外の法執行機関とサイバーセキュリティにおける連携を強化し、安全なデジタル社会の実現を進めてまいります。

◆顧問契約の主な内容

・国内外の法執行機関との連携強化の支援

・産官学連携施策および国際的政策施策の企画、運営の支援

・トレンドマイクロが主催するセキュリティカンファレンス、イベントでの登壇

 

◆中谷 昇氏 経歴
1993年に警察庁入庁。神奈川県警察外事課長、国家公安委員会補佐官、警察庁情報技術犯罪対策課課長補佐を経て、インターポール(国際刑事警察機構)へ。インターポールで経済ハイテク犯罪対策課長(2007~08)、ITシステム局長兼CISO(2008~11)を歴任後、国際組織犯罪対策官(2011~12)として警察庁に戻る。インターポールがサイバー犯罪対策の拠点としてINTERPOL Global Complex for Innovation(IGCI)をシンガポールに設置することを決めるとその初代総局長(ExecutiveDirector)として再度インターポールへ赴任(2012~18)。在職中はIGCIの創設にリーダーシップを発揮するとともに、”Innovation in Policing” を掲げ、IGCIをサイバー犯罪のみならずテロや環境犯罪等国際的な警察協力が不可欠な組織犯罪対策の拠点に発展させた。6年間のIGCI総局長勤務後、国際課長(2018)として警察庁へ復帰。2019年3月に退官し、4月よりヤフー株式会社執行役員。同年6月より、一般社団法人日本IT団体連盟 専務理事、7月より一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター 理事、10月よりZホールディングス株式会社 執行役員(政策渉外・広報、サイバーセキュリティ担当)も務めている。

 

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