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- 第15回SMILE PROJECTレポート
こんにちは。第15回スマイルプロジェクトメンバーの本山です。 11/29(金)~12/1(日)の日程で宮城県気仙沼市、気仙沼大島へ社員10名で行ってきました。今回はプロジェクト始まって以来の、全員が大阪営業所、名古屋営業所の西日本メンバーでの参加です。
【1日目】 東京から一関を経由し、バスで陸前高田市へ。陸前高田市内を語り部の方にガイドいただきました。バスから視線に入るすべてが想像を絶する光景で、商店街、駅舎、線路、民家、ビルなど基礎だけが残り更地になっていることが信じられず、津波という自然の猛威には無力であると感じました。その後気仙沼市へ移動し、気仙沼市教育委員会の菊田先生より地元の子供たちの防災教育についてお話しいただき、リアス・アーク美術館で震災の記録や被災物の展示見学、すがとよ酒店の菅原さんに震災に関してお話しを聞きました。
【2日目】 気仙沼大島へフェリーで移動し、地元漁師さんの「ホタテ養殖のお手伝い」をしました。沿岸で津波の跡も残るところも見ながらお手伝い。沖からホタテを収穫し、貝の周りに付着した藻やムール貝などを包丁で取り除...く作業とワカメの種を縄に付け沖のイカダに設置する作業。非常にハードな作業となりましたが、少しでも漁師さんのお役に立てるようメンバー全員力を合わせて取り組みました。その後、柚子畑に移動し、柚子の木に絡まった蔦を取り除く作業を行い、こちらもハードな作業でしたが、終わった後、みんな達成感に満ち溢れていました。
【3日目】 気仙沼大島から気仙沼市へ移動。気仙沼市図書館桑折分館にて地元の大人、子供の方を対象にiPad教室を行いました。当日地域の綱引き大会があったにも関わらず、iPad教室に参加いただいた皆様ありがとうございます。当社から寄贈したiPad10台を使用し、大人向けに「セキュリティ勉強会」子供向けに「アプリで塗り絵」を行いました。大人の方、子供たちともに楽しくiPadを使うことができ、子供たちの楽しそうな笑顔に私たちも大変嬉しくなり、今後も子供たちとこうしたつながりを作っていければと思います。
【3日間通して】 震災から3年が経とうとしている今、震災が「風化」されてきていると聞きます。現実としてニュースでの報道が少なくなり、人が気仙沼に来なくなっているとお話しを聞き、やはり復興は進んでいないと感じました。その中でも現地の皆さんとお話しさせていただくと明るく元気な印象を受けました。復興へ立ち向かおうとする前向きな気持ちを感じられ、やはり「人のつながり」が復興に向けての第一歩になるのではないかと思いました。 私たちができることは、遠く離れた大阪や名古屋で今回の経験を多くの人に伝え、思いをつなげることであると考えています。 これからもみんながスマイルになれるよう復興に向けて支援していきたいと思います。
今回お世話になった皆様、本当にありがとうございました。
活動年月日 2013年11月29日(金)~12月1日(日)