PortalProtect™

安心なコラボレーションを実現するSharePoint専用セキュリティ

 

概要

多くの企業がMicrosoft SharePointを使用してコラボレーション環境を構築し、従業員、パートナー、顧客とつながっています。ビジネスにおいてSharePointの活用はますます広がっており、単なるコンテンツの保管場所としての存在を超えて、チームサイトの構築、イントラネット/エクストラネットのポータルの作成、Wikiやブログの活用、ソーシャルコミュニティの開設に利用されています。

このようにダイナミックなコラボレーション環境は生産性の向上に役立ちますが、特に外部に公開している場合はセキュリティリスクの増大につながります。

PortalProtectは、管理者が気づきにくい不正プログラムや不正なリンク等の脅威を防ぐ専用の保護レイヤを用いてお客さまのコラボレーション環境を保護します。PortalProtectのWebレピュテーション技術は、不正なリンクがWebポータルに埋め込まれることを防ぐと同時に、強力なコンテンツフィルタでSharePointのファイルとWebコンポーネントの双方を検索します。拡張性の高い強力なWeb脅威対策と情報漏えい対策を備えたPortalProtectは、標準的なウイルス対策製品を超えたセキュリティを実現します。

ソフトウェア

保護の対象

  • SharePoint Server

脅威対策

  • ウイルス対策
  • スパイウェア対策
  • Web脅威対策
  • 情報漏えい対策
  • コンテンツフィルタ

主な機能

ウイルス対策とスパイウェア対策

  • 感染ファイルのSharePointへの侵入をブロック
  • データを不正行為や盗難から保護
  • 実際のファイル種類を識別し、高リスクのファイルを阻止
  • ユーザ間での脅威の拡散を防止
  •  

情報漏えい対策

  • 事前設定済みのポリシーを情報漏えい対策 (DLP) 技術に組み込んで、情報漏えいとコンプライアンス違反を防止
  • SharePointデータベースを検索して機密データを検出し、リアルタイムで脅威をブロック
  • Microsoft Active DirectoryまたはSharePointのユーザ、グループ、サイトに基づいた詳細なポリシーを使用可能
  •  

高度なコンテンツフィルタ

  • フォーラム、ブログ、ソーシャルサイトへの不適切なコンテンツの投稿を防止
  • 事前に組み込まれたカスタマイズ可能な辞書により、誹謗中傷やさまざまな種類の嫌がらせに対応
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Webレピュテーション技術

  • 不正なWebサイトや感染サイトへのリンクをブロック
  • 最新のスレットインテリジェンスを使用した迅速な保護
  •  

クラウドおよび仮想化に対応

  • Microsoft AzureまたはAmazon Web Servicesへの導入によりコストを削減
  • Microsoft Azure Agent Extension、PowerShellスクリプトをサポートし、クラウド内のSharePointワークロードに対するセキュリティのプロビジョニングを効率化
  •  

管理業務の効率化

  • 強力なグループ構成と管理、および一元化されたログ記録とレポート
  • 複数のサーバ全体を集中管理、隔離が可能
  • 役割ベースのアクセス制御とシングルサインオン
  • デジタルダッシュボード、Webパーツ、DRMなどマイクロソフトの戦略的ツールと統合
  •  

エンタープライズ環境での拡張性

  • 世界中の企業での利用実績
  • データベースに対するエージェントレスのスキャンによる最適化
  • リアルタイム検索と予約検索の双方でSharePoint Shredded StorageとリモートBLOBストレージをサポート

主なメリット

  • SharePointのユーザとデータに特化した保護を提供
  • さまざまな不正なファイルやURLを阻止
  • ファイルとWebパーツの両方で不適切なコンテンツとコンプライアンスデータをフィルタ
  • 管理時間の削減に貢献
  • お客さまの環境に合わせた拡張

システム要件

PortalProtectは、VMware ESXやMicrosoft Hyper-Vなど仮想環境に導入されたSharePoint以外に、Amazon Web ServicesやWindows Azureなどのクラウド環境に導入されたSharePointもサポートします。

PortalProtect 2.6 英語版

ハードウェア要件
  • CPU:
    - Intel Extended Memory 64 Technology (Intel EM64T) をサポートするx64アーキテクチャベースのコンピュータ
    - AMD64プラットフォームをサポートするAMD 64-bitプロセッサが搭載されたx64アーキテクチャベースのコンピュータ
  • メモリ:PortalProtect用に1GB RAM (2GB以上を推奨)
  • ディスク容量:2GBのディスク空き容量 (5GB以上を推奨)
OS環境
  • Windows Server 2022 Desktop Experience
  • Windows Server 2022 Server Core
  • Microsoft Windows Server 2019 Standard または Datacenter
  • Microsoft Windows Server 2016 Standard または Datacenter
  • Windows Server 2012 R2 Standard または Datacenter
  • Windows Server 2012 Standard または Datacenter
  • Windows Server 2008 R2 Standard SP1 (64ビット)
  • Windows Server 2008 R2 Enterprise SP1 (64ビット)
    (いずれも日本語環境および英語環境の両方をサポートします。)
SharePoint
  • Microsoft SharePoint Serverサブスクリプション エディション
  • Microsoft SharePoint Server 2019
  • Microsoft SharePoint Server 2016
  • Microsoft SharePoint Server 2013
    (日本語OS環境上でのご利用もサポート対象です。)
Webサーバ
  • Microsoft Internet Information Services (IIS) 10.0
  • Microsoft Internet Information Services (IIS) 8.5
  • Microsoft Internet Information Services (IIS) 8.0
  • Microsoft Internet Information Services (IIS) 7.5
    (いずれも日本語環境および英語環境の両方をサポートします。)

PortalProtectのインストールには次のIIS機能が必要です:
- HTTP 共通機能
   - 静的なコンテンツ
   - 既定のドキュメント
   - ディレクトリの参照
   - HTTP エラー
- アプリケーション開発
   - CGI
   - ISAPI 拡張
   - ISAPI フィルター
- 状態と診断
   - HTTP ログ
   - 要求の監視
- セキュリティ
   - Windows 認証
- パフォーマンス
   - 静的なコンテンツの圧縮
注意:CGIは手動でインストールする必要がありますが、他の機能はSharePoint Serverと共にインストールされます。
Webベースの管理用ブラウザ
  • Microsoft Internet Explorer 7.0、8.0、9.0、10.0、11.0
  • Mozilla Firefox 3.0 以上
  • Google Chrome
  • Microsoft Edge

PortalProtect 2.5 英語版

ハードウェア要件
  • CPU:
    - Intel Extended Memory 64 Technology (Intel EM64T) をサポートするx64アーキテクチャベースのコンピュータ
    - AMD64プラットフォームをサポートするAMD 64-bitプロセッサが搭載されたx64アーキテクチャベースのコンピュータ
  • メモリ:PortalProtect用に1GB RAM (2GB以上を推奨)
  • ディスク容量:2GBのディスク空き容量 (5GB以上を推奨)
OS環境
  • Microsoft Windows Server 2016 Standard または Datacenter
  • Windows Server 2012 R2 Standard または Datacenter
  • Windows Server 2012 Standard または Datacenter
  • Windows Server 2008 R2 Standard SP1 (64-bit)
  • Windows Server 2008 R2 Enterprise SP1 (64-bit)
  • Windows Server 2008 SP2 (64-bit)
    (いずれも日本語環境および英語環境の両方をサポートします。)
SharePoint
  • Microsoft SharePoint Server 2016
  • Microsoft SharePoint Server 2013
  • Microsoft SharePoint Server 2010
    (日本語OS環境上でのご利用もサポート対象です。)
Webサーバ
  • Microsoft Internet Information Services (IIS) 10.0
  • Microsoft Internet Information Services (IIS) 8.5
  • Microsoft Internet Information Services (IIS) 8.0
  • Microsoft Internet Information Services (IIS) 7.5
  • Microsoft Internet Information Services (IIS) 7.0
    (いずれも日本語環境および英語環境の両方をサポートします。)

PortalProtectのインストールには次のIIS機能が必要です:
- HTTP 共通機能
   - 静的なコンテンツ
   - 既定のドキュメント
   - ディレクトリの参照
   - HTTP エラー
- アプリケーション開発
   - CGI
   - ISAPI 拡張
   - ISAPI フィルター
- 状態と診断
   - HTTP ログ
   - 要求の監視
- セキュリティ
   - Windows 認証
- パフォーマンス
   - 静的なコンテンツの圧縮
- 管理ツール
   - IIS 管理コンソール
   - IIS 6 管理互換
   - IIS 6 メタベース互換
   - IIS 6 WMI 互換
   - IIS 6 スクリプト ツール
   - IIS 6 管理コンソール
注意:CGIは手動でインストールする必要がありますが、他の機能はSharePoint Serverと共にインストールされます。
Webベースの管理用ブラウザ
  • Microsoft Internet Explorer 7.0、8.0、9.0、10.0、11.0
  • Mozilla Firefox 3.0 以上

注意:
システム要件に記載されているOSの種類やハードディスク容量などは、OSのサポート終了、弊社製品の改良などの理由により、予告なく変更される場合があります。最新の情報については弊社の「最新版ダウンロード」サイトにある最新のReadmeをご参照ください。

記載内容は2022年3月現在のものです。内容は予告なく変更になる場合がございます。