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- 巧妙化するメール攻撃から企業を保護 次世代メール攻撃対策製品「Deep Discovery™ Email Inspector」を発表
~暗号化圧縮ファイルやURLを深く分析し、未知の脅威を検出・ブロック(※1)~
2014年7月7日
トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン、以下、トレンドマイクロ)は、巧妙化するメール攻撃に対する防御能力を高める、次世代メール攻撃対策アプライアンス「Deep Discovery Email Inspector(以下、DDEI)」を、8月4日より受注開始することを発表いたします。トレンドマイクロはDDEIにより今後1年間で売上6.5億円を目指します。
昨今のメール攻撃は、従来通り添付ファイルや不正URLリンクを貼るといった手法を用いる一方で、未知の不正プログラムを送付したり、改ざんされた正規のサイトへ誘導して不正ファイルをダウンロードさせたりする(ドライブバイダウンロード)など、巧妙化が進んでいます。また、業務上の関係者を騙ってやり取りを重ね受信者を信頼させた後に、暗号化した不正ファイルを添付して送付する「やり取り型」など、入念に準備された手法が用いられています。攻撃に利用される不正プログラムも、標的にあわせて作りこまれており、急増する”未知の脅威”に対する新たな対策が求められています。
DDEIは、ユーザがカスタマイズ可能なサンドボックスやトレンドマイクロ独自のエンジンなどの複数技術により、このように巧妙化が進むメール攻撃から企業を守ります。通常の添付ファイルのみならず、暗号化された圧縮ファイルもパスワード解凍したうえで、静的および動的な解析を実施し、パターンファイルでは検知できない不正プログラムや脆弱性コードを検知し、メールに起因する脅威をブロックします。日本のビジネスシーンで多用されている、パスワードを別メールで送信するケースにも対応しています。日本の環境に合わせて開発されているため、日本語OSに対応したサンドボックス解析が可能で、一太郎など日本独自アプリケーションを狙った脅威も検出します。
また、不正URLの分析機能により、メール内に記載されたURL自体が不正かどうかの判定だけでなく、実際にアクセスした際にどのような動作をするのかも解析します。改ざんされた正規サイトから不正ファイルをダウンロードさせる攻撃(ドライブバイダウンロード)をブロックするのにも有効です(※1)。
既存のゲートウェイ対策に次世代メール攻撃対策製品のDDEIを追加することにより、従来のセキュリティ投資を活かしながら、多段防御によるセキュリティ強化が可能です。巧妙化するメール攻撃は標的型サイバー攻撃の手段にも多用されており、DDEIは標的型サイバー攻撃の入口対策としても有効です。
詳しくは下記をご確認ください。
http://www.go-tm.jp/ddei
※1 すべての未知の脅威の検出を保証するものではありません
「Deep Discovery Email Inspector」概要
■製品名称: Deep Discovery Email Inspector (ディープディスカバリー イーメールインスペクター)
■主な機能:
■受注開始日: 2014年8月4日(月)
■製品提供形態: アプライアンス
■参考価格(※2):
ラインナップ | 参考標準価格(税抜) |
---|---|
ハードウェア3年保守版 新規 | 2,700,000円/1台 |
ハードウェア5年保守版 新規 | 3,500,000円/1台 |
ライセンス(年間) | 4,030円(※3) |
※2 表示価格は消費税別です。初年度はハードウェアの3年版・5年版のいずれかの料金と1年間のライセンス使用料が必要です。
※3 上記参考標準価格は、1年間のスタンダードサポートサービス料金を含めた1ライセンス(1,000ライセンス購入時)あたりの使用許諾料金です。ライセンス数に応じて割引料金が適用されるボリュームディスカウント制となります。2年目以降も、製品のバージョンアップ等のサポートサービス利用継続をご希望の場合は、1年毎に契約の更新が必要です。契約更新料は、更新発注時に提示されている標準価格の50%です。
※ 本リリースに記載された内容は2014年7月7日現在の情報をもとに作成されたものです。今後、価格の変更、仕様の変更、バージョンアップ等により、内容の全部もしくは一部に変更が生じる可能性があります。
※ TREND MICRO、およびDeep Discoveryは、トレンドマイクロ株式会社の登録商標です。各社の社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。