第48回SMILE PROJECTレポート

第48回SMILE PROJECTは神奈川県愛甲郡愛川町 「手まり学園」 の児童養護施設へ行って参りました。東京から参加した10名の社員がお手伝いした内容をカスタマーサクセスグループの寶田がレポートさせて頂きます。

■まず初めに児童養護施設とは?

児童福祉法に定められた児童福祉施設の一つです。保護者の不在、虐待、入院、離婚等、家庭における養護が困難で保護を必要としている2歳から概ね18歳までの児童が生活されているところです。

■「手まり学園」はどんなところ?

大自然に囲まれた静かな場所に6つの小舎がありました。印象的だったのは各小舎の1Fの中央には子ども達が集まりやすいリビングがあり、また1Fから2Fの各部屋も見渡せ、子供たちとのコミュニケーションをとても大切にされている施設なんだなぁと感じました。

■何をお手伝いしたの?

6つの小舎、ホール、事務所と合計8つの建物のワックスがけをお手伝いしました。ワックスがけの流れは、家具類を移動、フローリングワイパーで床の汚れを出し、それを掃除機で吸ってから、綺麗にワックスをかけていきます。ワックスが乾いたら家具を戻します。小舎は子どもたち、大人たちが毎日過ごす場所なので、良い変化を感じてもらえたらいいな。と、みんな真剣です。

■お昼や休憩時間って?

お昼は最寄りのスーパーで買ってきて下さったお弁当を皆で食べました。休憩時間は熊井さんサプライズの温かいコーヒーやお菓子を頂き、リラックスしながら、児童養護施設の実情を聞いたり、他にお手伝いできることが無いかを考えたり、スマイルプロジェクトの歴史などを会話したりしていました。私は今回スマイルプロジェクトの参加は初めてでしたが、この時間は普段仕事で関わらない方とのお話や、みなさんのボランティアで大事にしている源泉が聞けるのもスマイルプロジェクトの醍醐味の一つだと感じた瞬間でした。

■現地で感じたこと、学んだ事

3つあります。

1.私自身や家族との向き合い方について

児童養護施設の子供たちは保護者の不在、虐待、入院、離婚等、家庭における養護が困難で保護を必要されていると聞きました。
私は3人家族で今年3歳になった娘がいるのですが、まずは健康第一に病気をしないこと、私自身もそうですが、家族みんなが健康であることが大事と感じました。また、家族と些細なことでも耳を傾けて向き合えているか?家族より仕事や私情を優先していないか?など、振り返ってみると思い当たる節もあり私自身や家族との向き合い方を改めて考えさせられる良いきっかけとなりました。

2.基本が何よりも大事!

次の三つは手まり学園三則です。

一、きちんとはきものをそろえ
ニ、明るくごあいさつして
三、きれいにお掃除をしよう

みなさん。守れていますか?少なくとも私はたまにしか守れていません。普段、仕事が忙しく、子育てに追われると、ついつい大事なのはわかっているのですが、基本的な事がおろそかになることがあるなぁ。と感じました。時間に追われている時こそ、基本を大切にすることを思い出させてくれました。

3.ボランティア活動で同じ目的を達成する喜び

ボランティア活動でいつも私自身感じている事ですが、現地でしか味わう事ができない喜びや独特の雰囲気があります。私だけかもしれませんが、不思議ですよね。左と右の写真を比べてみると目的を皆で達成した後の右の写真の方がみんなよい顔をしていませんか?

以上、カスタマーサクセスグループの寶田からのレポートでした。

活動年月日:2019年12月17日(火)