トレンドマイクロ、NVIDIA AI Summit Japanに出展~AIを活用したサイバーセキュリティソリューション・技術を展示~

2024年12月6日

トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証プライム:4704、以下、トレンドマイクロ)は、11月12日~13日に開催されたNVIDIA AI Summit Japanにゴールドスポンサーとして出展し、NVIDIA AIとアクセラレーテッド コンピューティングを活用したトレンドマイクロの成果とサイバーセキュリティ ソリューションを発表しました。

●統合サイバーセキュリティプラットフォーム「Trend Vision One」の強化
フルスタックのNVIDIAアクセラレーテッド コンピューティング プラットフォームをトレンドマイクロの統合サイバーセキュリティプラットフォーム「Trend Vision One」で活用することで、脅威の検知と対応を強化しました。その結果、増大するサイバー脅威の複雑さに対処できるよう設計された高度なツールとフレームワークにより、最新のアプリケーションやAIモデルを保護する上での可能性が広がりました。

●「AI for Security(セキュリティのためのAI)」と「Security for AI(AIのためのセキュリティ)」の推進
トレンドマイクロはAI時代のサイバーセキュリティ戦略として2つの戦略において、それぞれ以下の取り組みを推進しました。

<AI for Security>
NVIDIA AIとアクセラレーテッド コンピューティングを使用して機械学習アルゴリズムと高度な分析を実行することで、リアルタイムに高度な脅威を検知し、対応の自動化、潜在的なセキュリティ侵害の予測を可能にします。

<Security for AI>
AIモデルとデータを悪意のある攻撃や脆弱性から保護します。これには、AIモデルとデータを保護するための厳格なセキュリティ対策を実施し、これらのテクノロジーが安全かつ効果的な動作することの支援が含まれます。世界中のより多くの組織における安全なLLMアプリケーション活用を支援するために、プロンプトインジェクションやデータの完全性の問題、ハルシネーションなどの主要なリスクに対する包括的なフレームワークを作成しました。

●AIベースの異常検知の開発
Trend Vision Oneは、NVIDIA AI Enterpriseソフトウェア プラットフォームに含まれるNVIDIA NIMマイクロサービスとNVIDIA Morpheusを活用しています。MorpheusはイベントストリームのAI分析を行い、異常なふるまいや新たな脅威を特定します。このサイバーセキュリティ向けのAIフレームワークは大量のデータを分析し、セキュリティオペレーションを高速化します。

Trend Vision One - Sovereign and Private Cloud(V1SPC)の提供
V1SPCは、プライベートクラウド環境向けの包括的なセキュリティソリューションです。V1SPCはAIを活用してサイバー脅威に対する堅牢な保護を提供し、データを組織の環境下で管理し、特定の組織におけるプライバシー懸念に対応します。V1SPCは、NVIDIA AI Enterpriseに含まれるNVIDIA NIMマイクロサービスを使用してTrend Companion(セキュリティ運用を支える、AIを活用したチャット機能)をプライベート環境で実装、提供します。

  • 2024年12月6日現在の情報をもとに作成したものです。今後、内容の全部もしくは一部に変更が生じる可能性があります。
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