トレンドマイクロ、Broadweb社を買収

~カスタムディフェンスソリューションとの技術融合により、
ネットワーク保護を強化し、持続的標的型攻撃や最先端の脅威に対抗~

2013年10月11日

※ 本リリースは、2013年10月10日に米国にて発表されたプレスリリースの抄訳です。

トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証一部:4704、以下、トレンドマイクロ)は、台湾のネットワークセキュリティソリューションプロバイダー企業であるBroadweb(ブロードウェブ)社の買収に合意したことをお知らせします。Broadweb社の革新的なディープパケットインスペクションと不正な通信のリアルタイムブロック技術を統合することにより、トレンドマイクロのカスタムディフェンスソリューションを強化します。標的型攻撃や精巧に作りこまれた最先端の脅威に対し、ネットワーク領域で幅広く脅威を可視化し保護します。Broadweb社の技術は、独立機関であるNSS Labsにより証明されているとともに、ICSA Labs IPS Certificationも取得しています。Broadweb社は、アジア地域において自社ブランドでネットワークソリューションを展開するとともに、様々な代表的なネットワークセキュリティベンダへのOEMも行っています。買収にあたっての金銭条件は非公開です。

「攻撃が進化するに伴い、これまでのネットワークセキュリティでは、デジタルデータや知的財産、通信を安全に保つことができなくなってきています。」トレンドマイクロのマーケティング・ビジネス開発部門のシニアバイスプレジデント、Kevin Simzerは述べています。「我々が提供するカスタムディフェンスソリューションは、市場の中で類を見ないものです。カスタムディフェンスは、標的型攻撃や最先端の脅威に対する検知・分析・適応・対処を可能にします。Broadweb社が持つ、各認証機関から高く評価された技術をカスタムディフェンスに統合することにより、標的型攻撃に対する現時点で最も包括的な対策ソリューションをお客さまに提供することが可能になります。」

トレンドマイクロのカスタムディフェンスは、ネットワークが侵害される前の段階で標的型攻撃や最先端の脅威の影響を緩和し、企業システム全体を包括した実践的なインテリジェンスを提供します。デバイスやプロトコル、OSやネットワークを横断してカスタマイズされた脅威をプロアクティブに検知することで、標準的なITセキュリティを回避するよう作りこまれたサイバー攻撃をも特定し、対処することが可能になります。

「我々が培ってきた優れた人材や技術が、トレンドマイクロファミリーの一部となることを誇りに思い、胸が高鳴っています。」Broadweb社のCEOであるDr. Terence Liuは語りました。「我々は両社とも強いサイバーセキュリティDNAと、エンジニアリング文化を持っています。今回の買収により、我々が持つインスピレーションやクリエイティビティの活性化が加速され、次世代ネットワークセキュリティ技術が促進されることと期待しています。」

※ TRENDMICROは、トレンドマイクロ株式会社の登録商標です。各社の社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。当資料は、2013年10月10日に米国にて発表されたニュースリリースの抄訳です。