株式会社宇徳、トレンドマイクロの標的型サイバー攻撃対策ソリューションを採用

~全国約50拠点のネットワークを一元的に可視化し、攻撃の兆候をいち早く把握~

2014年7月3日

トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン、東証一部:4704、以下、トレンドマイクロ)は、港湾、物流、プラント事業を中核とした総合物流事業者である株式会社宇徳(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:喜多澤 昇、以下、宇徳)が、トレンドマイクロの標的型サイバー攻撃対策ソリューションを導入したことをお知らせします。
今回採用された対策は、トレンドマイクロの販売パートナーであり宇徳の社内システムの運用構築を担う株式会社大塚商会(以下、大塚商会)が提案を行い、トレンドマイクロのネットワーク監視技術を活用した日本電気株式会社(NEC)の標的型サイバー攻撃対策製品「Deep Discovery powered by Express5800(以下、Deep Discovery)」による、宇徳グループ全国約50拠点のネットワーク監視を実現したものです。さらに、トレンドマイクロの運用支援サービス「トレンドマイクロ プレミアムサポート for エンタープライズ Threat Management Gold(以下、プレミアムサポート)」を活用することで、トレンドマイクロの担当エンジニアによるログ分析、週次レポートを通じ、より高度なサイバー攻撃対策の運用を行います。

宇徳グループでは、東京のデータセンターに集約された物流システムや人事・経理・会計システムに、全国約50拠点合計約1000台のPCからネットワーク接続して業務を行っています。IT部門は、昨今の標的型サイバー攻撃の動向を鑑み、システム管理者がデータセンターを経由するネットワーク監視を行い、全国拠点のセキュリティを一元的に管理することが急務だと感じていました。しかしながら、自社IT部門のみでネットワーク監視ログを分析し、サイバー攻撃の予兆を発見することは、IT部門のリソースから限界がありました。
そこで、全国拠点のネットワーク監視を実現し、セキュリティの専門家であるトレンドマイクロのエンジニアの分析による脅威の可視化が可能なソリューションとして、Deep Discoveryおよびプレミアムサポートの導入を決定しました。採用にあたっては、ネットワーク監視とトレンドマイクロエンジニアの分析により、IT部門のリソースを圧迫することなく、潜在的な脅威リスクがリアルタイムに可視化できることが評価されました。大塚商会とトレンドマイクロが連携し、宇徳社内のシステム状況に則した適切な提案を迅速に行ったこともポイントでした。
また、プレミアムサポートの活用により、脅威防御に高い専門性を持った専任スタッフから適切な対処法をアドバイスされること、疑わしい通信が発見された場合や、万一インシデントが発生した場合にも24時間365日体制で対応が可能なことも、高く評価されています。今回導入したソリューションと、従来から活用していたトレンドマイクロの総合エンドポイントセキュリティ対策製品「ウイルスバスター コーポレートエディション」との連携により、サイバー攻撃に対するより高度な対策を実現し、検知・分析・対処・保護の脅威防御ライフサイクル全体を通じた運用を実現できるようになりました。

宇徳では、今後さらに、プレミアムサポートを活用して社内で「標的型メール対策訓練」を実施するなど、組織全体のリテラシー向上にも取り組む予定です。さらに、サーバのセキュリティ対策強化も検討しており、トレンドマイクロと共に総合的なセキュリティ対策を実現していきます。

■ Deep Discoveryについて: http://www.trendmicro.co.jp/jp/business/products/dd/

■ トレンドマイクロ プレミアムサポート for Enterprise について:
http://www.trendmicro.co.jp/jp/business/products/ses-operation/

■ 株式会社宇徳について: http://www.utoc.co.jp/

■ 株式会社大塚商会について: http://www.otsuka-shokai.co.jp/

※ TREND MICRO、Deep Discovery、およびトレンドマイクロ・プレミアム・サポート・プログラムは、トレンドマイクロ株式会社の登録商標です。各社の社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。