次世代SOC向けに構築されたTrend Vision One Security Operations
2025年10月8日
※本リリースは、2025年9月30日に米国にて発表されたプレスリリースの抄訳です。
トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証プライム:4704、以下、トレンドマイクロ)は、IDC MarketScape「Worldwide Extended Detection and Response (XDR) Software 2025 Vendor Assessment※」においてリーダとして位置づけられたことをお知らせします。
※ IDC MarketScape: Worldwide eXtended Detection and Response (XDR) Software 2025, #US52994525IDC, September 2025
詳細はこちらをご覧ください。(英語)
トレンドマイクロの最高エンタープライズプラットフォーム責任者(CEPO)レイチェル ジンは次のように述べています。「最新のIDC MarketScapeのXDRに関する評価は、AIを活用したサイバーセキュリティにおける当社のリーダーシップをさらに裏付けているものと確信しています。高度な攻撃、ITの複雑さ、アラート疲れに直面しているSOC(Security Operation Center)チームへの貢献が評価されたことを誇りに思います。分断されたデータを貴重なインサイトに変え、脅威への対応を加速することで、SecOps(セキュリティ運用)を介して自らの組織を積極的に守る力を提供しています」。
Trend Vision One Security OperationsはCyber Risk Exposure Management(CREM)をAgentic SIEM、XDR、Agentic SOARと統合し、検出、調査、および対応を単一のプラットフォームにて提供しています。
本レポートでは次のように述べられています。「Trend Vision Oneというプラットフォームの名前は、トレンドマイクロが目指しているものを表しています。それは、IT環境全体のリスクを測定する予防的なセキュリティ対策と、検出および対応を適切に実施するために必要なAI、オートメーション、およびテレメトリーの組み合わせです」。レポートは、以下の主要な強みに焦点を当てています。
• 広範なネイティブ機能を備えた Trend Vision Oneプラットフォーム:
SecOpsは、エンドポイント、クラウド、メール、ネットワーク、データ(スタックのすべてのポイントにおけるファイル整合性監視および情報漏えい対策を含む)、アイデンティティのネイティブな検出および対応機能で構成されています。トレンドマイクロのネイティブな脅威インテリジェンスには、2億5000万以上のセンサーからのインサイト、MDRサービス、トレンドマイクロのリサーチャーやTrend Zero Day Initiative(ZDI)チーム(500人以上の専任スレットリサーチャー)などの様々なインテリジェンスが含まれています。
• 複数の統合およびログ収集の採用:
SecOpsには80以上のネイティブ統合があり、ネットワーク、アイデンティティ、クラウドアクティビティ、サードパーティセキュリティ、およびSalesforce、Microsoft Entra ID、Office365などの主要アプリケーションからのアプリケーションログが含まれています。
• Trend Vision Oneの要となるCREM:
CREMには、アタックサーフェスの発見、標的型攻撃経路の予測、脆弱性評価、リスク管理、および発見されたリスクへの対処機能が含まれています。Trend Companion AI assistantは、推奨される対処を示し、分析効果の向上に役立っています。
• 運用に最適なTrend Vision Oneのダッシュボード:
ダッシュボードには、検出された脆弱性情報、高リスクなデバイス/ユーザの情報、企業リスク指数、およびMITRE ATT&CKマッピングを管理するために事前定義されたソフトが含まれており、未着手のケースや、緊急度の高いCVE、未割り当てのアラートやインサイト、検出された脆弱性、および確認された攻撃手法をアナリストが確認できるように整理されています。
• ポイントシステムを採用したライセンス体系:
トレンドマイクロは、利用者が使用するソフトウェア/サービス全体でライセンス消費の割り当てを管理できるように、ポイントシステムを採用しています。IDCは、本調査のために各ベンダーから秘密保持契約の下で価格情報を入手していました。公開可能な情報として、IDCがトレンドマイクロのSecOps用の価格設定で着目している点は、「クレジット」と呼ばれるポイントシステムです。
IDC MarketScapeでは次のように述べられています。「Trend Vision Oneは、クラウド、オンプレミス、ハイブリッドの導入をサポートする様々な過程にわたり、セキュリティ設定や保護のためのセキュリティ分析、統一されたリスクインサイト、検出と対応を提供するプラットフォームとしての長い歴史があります。Trend Vision Oneは、エンドポイント、クラウド、メール、ネットワーク、データ、アイデンティティなどの複数のレイヤーからインサイトを追加し、ポリシーの監視と施行を通じて侵害の可能性を特定することができます」。
IDC MarketScapeについて:
IDC MarketScapeのベンダー評価モデルは、特定の市場における技術およびサービス提供者の競争力の概要を提供するために設計されています。この調査は、定性的および定量的な基準に基づいた厳密なスコアリング方法を使用しており、各提供者の市場内での位置を単一のグラフィカルな図で示します。IDC MarketScapeは製品およびサービスの提供内容、推進力と戦略、現在および将来の市場成功要因を技術提供者が意味のある形で比較できる明確なフレームワークを提供します。このフレームワークは、技術購入者に対して、現在および将来のサプライヤーの強みと弱みを360度評価する手段も提供しています。
※2025年10月8日現在の情報をもとに作成したものです。今後、内容の全部もしくは一部に変更が生じる可能性があります。
※TREND MICROはトレンドマイクロ株式会社の登録商標です。各社の社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。