成功事例

Askari Bank Limited:TrendAI Vision One™ を活用して未来の安全をプロアクティブに確保

業界

金融

従業員

8,000人

地域

パキスタン

IT環境

データセンター、ネットワーク、アプリケーション、データベース、仮想化スタック、セキュリティアプライアンス、コアおよびブランチレベルのインフラストラクチャ(世界有数のサービスプロバイダがサポート)

導入製品・ソリューション

お客さまの課題

銀行の成長に伴い、増大するサイバー脅威

1991年に設立されたAskari Bank Limitedは、パキスタンの金融システムを支える柱のひとつです。支店の拡大とデジタルサービスの拡充に伴い、同社は毎日数百万件もの取引を処理しています。銀行の顧客は、取引が安全かつ円滑で、信頼できることを期待しています。

従来のエンドポイントセキュリティソフトウェアでは、現代の脅威に対して不十分であることがわかりました。エンドポイントが増加し、ネットワークはより複雑化し、攻撃者はシグネチャベースの防御を回避する技術を開発しました。その結果、どこで何がなぜ起きているかわからず、アラートが散発的に発生し、システムやネットワークのあちこちに見落としが生じ、分析担当者はデータの断片をつなぎ合わせようと追い込まれました。

「当社のセキュリティ態勢が十分ではないことはわかっていました」と、Askari Bank Limitedのセキュリティオペレーションセンター長、Umair Shakil 氏は語ります。「もし何かがすり抜けて侵入してきたとしても、もはや何が起きているかわからなかったでしょう。私たちは、アラートに追われるのではなく、リスクを積極的に理解する必要があったのです」

課題は技術的な側面だけに留まりませんでした。インシデント対応は限られた社内リソースに大きく依存していましたが、コンプライアンスや規制要件の点から、脆弱性を迅速に解消する必要性が高まっていました。「以前のシステムでは、ユーザアクティビティの可視化、悪意のあるソフトウェアの検知、危険なクラウドアプリケーションの特定が十分にできていませんでした」と、Askari Bank Limitedの最高情報セキュリティ責任者、Jawad Khalid Mirza 氏は言います。「私たちは成熟したセキュリティ態勢と、それを実現するためのパートナーを必要としていました」

Servers

演習を通して、実践的でデータに基づいたインサイトを得ることができます。また、防御力を強化し、日々直面する脅威に十分備えることができます。

ソリューション

TrendAI Vision One™ で膨大なデータを整理し、明確かつ迅速にリスク分析を実施

Askari Bank Limitedは、主導権を取り戻して競合他社に先んじるため、自社の環境全体にTrendAI Vision One™ を展開しました。AIを活用したエンタープライズサイバーセキュリティプラットフォームは、エンドポイント、サーバ、ネットワーク、メール、クラウドワークロード全体にわたって検知と対応を連携させ、活動を相関分析することで、最も重大なリスクを明らかにします。これにより、断片的なアラートではなく、より迅速な調査と実用的な情報が得られるようになります。

Cyber Risk Exposure Management が、複雑なセキュリティデータを明確で実用的なリスクスコアに変換

ノイズを排除し、リスクを優先

この展開の核となるのが、TrendAI Vision One™ Cyber Risk Exposure Management (CREM) です。これは、複雑なテレメトリデータをビジネスに即したリスクスコアに変換するものです。

「CREMによりエンジニアは明確な出発点に立つことができ、分析麻痺を解消し、脅威を優先順位付けできます」とShakil 氏は説明します。

TrendAI Vision One™ により、セキュリティオペレーションセンター(SOC)、経営層、規制当局の間で共通言語が確立されました。分析担当者は最優先の脅威に集中でき、経営層は会社のリスク管理戦略に対して自信を深めることができます。

ネットワークとエンドポイント全体にわたって、セキュリティの盲点を解消する

Askari Bank Limitedは、エンドポイントとサーバ全体のセキュリティレベルを向上させるため、TrendAI Vision One™ Endpoint Security と TrendAI Deep Security™ も導入しました。ポリシー適用の自動化とデータの相関分析により手作業が削減されました。また、仮想パッチの適用によって、これまで修復が困難だったLinuxシステム全体の脆弱性が解消されました。

「当社のLinuxプラットフォームスタックには脆弱性がありましたが、仮想パッチの適用によって弱点をカバーできるようになりました」とMirza 氏は述べています。「この機能により、コンプライアンスへの取り組みが加速し、監査対応による疲弊も軽減されました」

ネットワーク面では、トレンドマイクロのソリューションによって、これまで監視されていなかったデバイスを検知し、リスクをプロアクティブに管理できるようになりました。「私たちのアプローチは、未知のものを明らかにすることです」とShakil 氏は語ります。「ネットワークに不審なデバイスが接続された場合、アラートを設定することで、問題が発生する前に盲点を解消できます」

「私たちの目標は、ビジネスの成長を推進しながら、進化し続けるサイバー脅威から従業員、データ、デジタル資産を保護する、強靭で信頼性が高く、適応性の高いセキュリティ環境を構築することです」

Jawad Khalid Mirza 氏

Jawad Khalid Mirza 氏

Askari Bank Limited、最高情報セキュリティ責任者

「当社のセキュリティ態勢が不十分であることは分かっていました。もし何かがすり抜けて侵入してきたとしても、もはや何が起きているかわからなかったでしょう。私たちは、アラートに追われるのではなく、リスクを積極的に理解する必要があったのです」

Umair Shakil 氏

Askari Bank Limited、セキュリティオペレーションセンター責任者

Managed Detection and Response (MDR) によるレジリエンスの強化

専門家による指導の必要性を認識したAskari Bank Limitedは、MDRとTrendAI Service One™ によるパーソナライズされたサポートとサービスを活用しました。週次の会議で、SOCは世界中の専門家と連携し、調査の支援、検知ルールの微調整、新たな脅威に関する助言を受けました。攻撃と防御のテストを組み合わせたパープルチーム演習により、実戦的なフィードバックが提供されました。「演習を通して、実践的でデータに基づいたインサイトを身につけることができます」と Mirza 氏は語ります。「また、防御力を強化し、日々直面する脅威に十分備えることができます」

TrendAI Service One™ のレポート機能は秩序をもたらし、場当たり的なプロセスを測定可能で再現性のあるルーチンへと変革しました。これにより、責任の所在が明確になり、規律を持って対応できるようになり、銀行のセキュリティ運用は高いレジリエンスを備えながら継続的に改善できるようになりました。

Managed Detection and Response (MDR) によるレジリエンスの強化

専門家による指導の必要性を認識したAskari Bank Limitedは、MDRとTrendAI Service One™ によるパーソナライズされたサポートとサービスを活用しました。週次の会議で、SOCは世界中の専門家と連携し、調査の支援、検知ルールの微調整、新たな脅威に関する助言を受けました。攻撃と防御のテストを組み合わせたパープルチーム演習により、実戦的なフィードバックが提供されました。「演習を通して、実践的でデータに基づいたインサイトを身につけることができます」と Mirza 氏は語ります。「また、防御力を強化し、日々直面する脅威に十分備えることができます」

TrendAI Service One™ のレポート機能は秩序をもたらし、場当たり的なプロセスを測定可能で再現性のあるルーチンへと変革しました。これにより、責任の所在が明確になり、規律を持って対応できるようになり、銀行のセキュリティ運用は高いレジリエンスを備えながら継続的に改善できるようになりました。

「当社のセキュリティ態勢が不十分であることは分かっていました。もし何かがすり抜けて侵入してきたとしても、もはや何が起きているかわからなかったでしょう。私たちは、アラートに追われるのではなく、リスクを積極的に理解する必要があったのです」

Umair Shakil 氏

Askari Bank Limited、セキュリティオペレーションセンター責任者

[TrendAI Vision One™]によりエンジニアは明確な出発点に立つことができ、分析麻痺を解消し、脅威を優先順位付けできます。私たちは今、経営層に対し、単なる数字だけでなく、リスク状況における定量化可能な改善点を示せるようになりました。

Umair Shakil 氏

Askari Bank Limited、セキュリティオペレーションセンター責任者

Umair Shakil 氏

導入効果

サイバーリスクをビジネスへの信頼に変える

Askari Bank Limitedでは、検知と対応の時間が劇的に短縮されました。従来はアラート調査に手作業で何時間もかかっていましたが、今では数分でトリアージできるようになり、SOCが迅速に対応してインシデントの悪化を防げるようになりました。この迅速化により、重要な銀行サービスのダウンタイムが短縮され、効率性と顧客からの信頼が高まりました。

仮想パッチの適用と変更監視により、同社は脆弱なLinuxシステムを保護し、PCI DSS認証をよりスムーズに取得することができました。負担が大きかったコンプライアンス報告は、現在では TrendAI Vision One™ に統合されたデータによってサポートされ、全面的に効率化されています。これにより、監査対応の疲労が軽減され、責任の所在もより明確になりました。

また、このプラットフォームを通じて提示されるAskari Bank Limitedのリスクスコアは、進捗状況を定量的に測定する指標となっています。これにより、SOCは最も重大な脅威に集中し、経営層に対してセキュリティ投資の妥当性を説明し、規制当局に対して継続的な改善を明確に示せるようになりました。

Askari Bank Limitedは、リアクティブで断片的なセキュリティ態勢から、プロアクティブでデータ主導型の運用へと移行しました。分析担当者は実用的なインサイトを得ることができ、リソースは最適化され、経営層は会社が脅威を効果的に検知、対応、軽減できると自信を持っています。

差別化要因となるカスタマーサービス

セキュリティ価値を何倍にも高めるサービス

Askari Bank Limitedにとって、トレンドマイクロとの協業は、ベンダーを雇うというよりも、自社チームに新たなメンバーを加えるような感覚でした。「オンボーディングはスムーズでした。トレンドマイクロの担当部門は私たちの環境に自然に溶け込み、私たちにすべてを変えるよう強要しませんでした」とShakil 氏は語ります。

さらに、トレンドマイクロの支援は一貫しており、将来を見据えたものでした。このような深い理解と関係性があってこそ、Askari Bank Limitedは、この投資が単なる技術のアップグレードではないことに確信を持ちました。これは、セキュリティ管理における長期的な改善策といえるでしょう。

「トレンドマイクロは、何か問題が起こるのをただ待っているわけではありません」とMirza 氏は付け加えます。「監査、新しい設定、あるいは新たな脅威など、これから起こる事態への備えをサポートしてくれます」

TrendAI™ について

TrendAI™ は、トレンドマイクロのエンタープライズ向け事業部門であり、AIセキュリティのグローバルリーダーです。AIの包括的な可視化と統合セキュリティの提供を通じて、組織に確かな信頼をもたらし、イノベーションを推進するとともに、リスクを最小化します。現在、世界185か国において大手企業や政府機関に採用され、アイデンティティ、インフラ、データに至るまで、組織全体を横断したセキュリティを提供しています。AI Fearlessly.

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