Xsolisは、人工知能(AI)を活用して医療審査および意思決定プロセスを改善する医療技術企業です。主に、医療提供者、保険者、管理者がより多くの情報に基づいたデータ主導型の意思決定を行えるよう支援することで、医療エコシステム全体における医療上の必要性に応え、適切なケアを確保することに重点を置いています。
サイバーセキュリティは、Xsolisの事業の成功に極めて重要です。医療業務サービスプロバイダであるため、サイバー攻撃によって発生したダウンタイムは、顧客の業務環境に影響を与え、患者の受け入れ体制を停滞させ、機密性の高い識別可能な情報(PII)データの漏洩につながる可能性があります。
これらのリスクは医療提供者にも及びます。なぜなら、法規制により、医療機関が情報漏洩に見舞われた場合、たとえそれがサードパーティベンダーやサプライチェーンを経由したものであっても、情報の一次開示責任はビジネスパートナーではなく、医療提供者が負うと規定されているためです。
したがって、Xsolisはサードパーティ医療サービスプロバイダとして、システムとデータをサイバー脅威から保護する方法を透明性を持って説明し、インフラストラクチャのセキュリティ確保に関わる一連の活動全体を証明できる能力が必要です。
Xsolisはこうした顧客への価値提供を実現するために、急速に拡大する顧客基盤のニーズを満たす、安全で24時間365日稼動可能な拡張性の高いソリューションを設計・運用する必要がありました。
XsolisのCTOであるZach Evans 氏は、Xsolisの顧客に価値を提供する、拡張性とセキュリティに優れたソリューションの設計と実装を担当しています。「スピードとイノベーションは成功の秘訣ですが、事業のスピードを落とすことなくリスクを管理する能力も同様に重要です」と Evans 氏は述べます。PHI(保護対象医療情報)データの保護は事業運営において極めて重要です。業界の法規制を遵守するためには、ソリューションのあらゆる部分がどのように脅威から保護されているか、その透明性とエビデンスを提示しなければならないからです。
Evans 氏は、セキュリティについて異なる視点から考える機会を見出しました。同氏は、セキュリティ態勢の強化と、ビジネスの成長に合わせて拡張できる連携セキュリティアーキテクチャへの複数のセキュリティツールの集約化に注力しました。「一斉に刷新するのではなく、段階的に進める必要がありました。これがきっかけで、小規模で成長途上であるクラウドベースの当社に大きな賭けをしてくれるセキュリティパートナー、つまり、信頼できるアドバイザーとして共に歩んでくれるパートナーを探し始めました」とEvans 氏は語ります。
トレンドマイクロの初期のソリューションがもたらした成果と、その献身、誠実さ、確かな実行力に感銘を受けたEvans 氏の担当部門は、それ以来、TrendAI Vision One™ セキュリティプラットフォーム内に追加のモジュールを展開しています。
Xsolisは、このプラットフォームの導入により、人員を増やすことなく、12か月間でインシデント解決時間を63%短縮できたと報告しています。
TrendAI Vision One™ 導入前、Xsolisは技術環境、リソース、企業文化など、複数の事業分野にわたる多くの課題に直面していました。
断片的な可視化、非効率的な脅威の検出、運用上の複雑さ:
アラート、ログ、異常に関するデータを収集するために、8つの画面を監視しなければならないことが重要な課題でした。このような断片的なアプローチでは、異なるシステムからのセキュリティ信号を関連付けて、セキュリティ状況の総合的な全体像を把握するのは困難で、時間もかかっていました。また、悪意のある活動を迅速に検知・対応することが難しく、対応時間の遅延やインシデント発生リスクの増加にもつながりました。
運用の複雑さ:
複数のシステムを管理して問題を特定・対処するには、相当な手作業を要しました。セキュリティ担当者は複数のプラットフォームを切り替えながら手作業で情報を収集する必要があったため、調査の遅延につながりました。誤検出の頻度が高いことが問題をさらに悪化させ、貴重な時間を浪費し、真の脅威に気づかない恐れがありました。
人的リソースの配置:
一元管理システムがなかったため、セキュリティ担当者を効果的に配置することが難しい状況でした。各アラートについて複数の担当部門に通知する必要があったため、人員の重複が頻発して非効率的でした。
「スピードとイノベーションは成功の秘訣ですが、事業のスピードを落とすことなくリスクを管理する能力も同様に重要です」
TrendAI Vision One™ プラットフォームは、総合的なEDR/XDR機能を提供し、サイバーセキュリティの脅威を広範に可視化して制御します。TrendAI Vision One™ は、単一のプラットフォーム内で、単一のセキュリティ運用ユーザエクスペリエンスを通じて、複数の脅威ベクトルからのセキュリティデータを統合、相関付け、分析します。この一元管理型のアプローチにより、セキュリティ状況を総合的に把握でき、監視プロセスが簡素化されるとともに、アラート、ログ、異常をより効果的に相関分析できるようになりました。
このプラットフォームは、サーバの活動やユーザの行動に関する詳細なインサイトも提供してくれるため、Xsolisは脅威をリアルタイムで検知し対応する能力を大幅に向上させることができました。Observed Attack Techniques機能により、Xsolisは攻撃者がどのようにマシンを悪用しようとしているかを把握し、より優れた検知ルールを作成するための重要な情報を得ることができました。さらに、このプラットフォームは一般的なシナリオに対応した自動化されたPlaybookの実装をサポートしているため、誤検出の調査と解決にかかる時間が短縮されました。また、プラットフォームでは共通のワークフロー内で実行可能な修復手順も提供されるため、対応プロセスが効率化され、脅威の迅速な抑止が可能になりました。
トレンドマイクロのManaged XDRサービスは、Xsolisのセキュリティオペレーションセンターとして機能し、アラートを継続的に監視して予備分析を行いました。このサポートにより、Xsolisは社内のセキュリティ担当者をより効率的に割り当てることができ、重要なアラートに迅速に対応できるようになりました。
問題は、攻撃を受けるかどうかではなく、いつ、どのように対応するかです。
CTO、Xsolis
Zach Evans 氏
Evans 氏は、TrendAI Vision One™ が Xsolisのサイバーセキュリティ態勢に革新的な影響を与えたと強調します。報告されている最も顕著な改善点のひとつは、MTTRです。Xsolisは、このプラットフォームの導入により、人員を増やすことなく、12か月間でインシデント解決時間を63%短縮できたと報告しています。この効率性の向上は、脅威を迅速に軽減し、潜在的な侵害のリスクを低減する上で極めて重要であると報告されています。MTTRの短縮により、担当部門は問題解決するだけでなく、最重要問題に優先的に取り組めるようになり、業務の効率化が促進されました。さらに、以下の改善点も報告されています。
戦略的運用パートナー
「トレンドマイクロは、Xsolisのセキュリティプログラムにおいてどのような位置づけにあるのか」という質問に対し、Evans 氏は自信を持ってこう述べました。「トレンドマイクロは戦略的なセキュリティパートナーであり、ともに事業を安全に拡大・成長させていくことを楽しみにしています」
TrendAI Vision One™ の導入はXsolisにとって大きな変革をもたらし、可視化の向上、一元化された制御、脅威検出機能の強化、そして業務の効率化を実現しました。このプラットフォームは、Xsolisが直面していた主な課題に対処し、同社のサイバーセキュリティ態勢を変革し、より効率的かつプロアクティブな脅威管理を可能にしました。
Xsolisはプラットフォームを継続的に活用することで、セキュリティリスクへの露出率を低く抑え、サイバーセキュリティ対策を強化し、重要なインフラストラクチャを強固に保護できる体制を整えています。Xsolisはさらに、ハイブリッドクラウド運用環境全体にわたる多様で拡大するアタックサーフェス(攻撃対象領域)を保護することができ、攻撃領域の縮小、リスクの監視とアセスメント、積極的な脅威の軽減など、プロアクティブおよびリアクティブなセキュリティ戦略をサポートします。
TrendAI™ は、トレンドマイクロのエンタープライズ向け事業部門であり、AIセキュリティのグローバルリーダーです。AIの包括的な可視化と統合セキュリティの提供を通じて、組織に確かな信頼をもたらし、イノベーションを推進するとともに、リスクを最小化します。現在、世界185か国において大手企業や政府機関に採用され、アイデンティティ、インフラ、データに至るまで、組織全体を横断したセキュリティを提供しています。AI Fearlessly.
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