システムアナリスト
従業員数約201名~500名の製造業
XDR(Extended Detection and Response)にはTrendAI Vision One™ を利用しており、特に保護対象資産の網羅的な可視化機能に高い満足感を得ています。システム全体の脆弱性を特定し、レガシーソフトウェアや注意が必要な領域をユーザインターフェース上から直接管理できる点は非常に有用です。以前は複数のダッシュボードを使い分けていましたが、最新バージョンではすべてが単一の統合ダッシュボードに集約されました。これによりセキュリティ運用のワークフローが大幅に簡素化され、管理性も向上しました。この結果、同じダッシュボード内で複数の製品をシームレスに管理できるようになり、従来のシステムと比べて、運用ワークフローに大きな改善をもたらしました。
当社では、クラウド環境とオンプレミス環境の両方で、Microsoft 365全体にわたってXDRを活用し、情報資産を保護しています。これには、サーバ環境、ワークステーション、VDI(仮想デスクトップインフラストラクチャ)の保護が含まれ、包括的なエンドポイントセキュリティを確保しています。
当社のIT環境はハイブリッドモデルを採用しており、エージェントの導入・展開が非常に容易になっています。Active Directoryを介したオンプレミス展開や各種ツールの利用など、複数の展開方法を採用しています。また、システムが何らかの理由でネットワークから離脱したケースに備え、サードパーティ製のソリューションも用意しています。これらのパッケージには、迅速に展開可能な複数のRMM(Remote Monitoring and Management)ソリューションが含まれています。たとえば、ウイルス対策が有効になる前にシステムが起動され、ネットワークから離脱するケースが発生した場合でも、これらのソリューションをクラウドへ自動的に展開することが可能です。このように、当社では多様なシナリオに対応し、オンプレミスおよびクラウドの双方でエージェントをスムーズに展開できる体制を整えています。
TrendAI Vision One™ が提供するシンプルな操作性と一元化された可視性により、セキュリティ運用の業務効率は大幅に向上しました。必要なサイバーリスク情報がすべて1か所に集約されていることは、当社にとって不可欠な要素となっています。
監視対象の網羅性を確保することは極めて重要です。オフィス内のワークステーションであっても、リモートワーク中のユーザであっても、ネットワーク上のすべての資産を可視化したいと考えています。特にオンプレミスのインフラストラクチャを持たない組織にとっては、ネットワーク外やクラウドベースのソフトウェアを使用している場合でも、この可視化は不可欠です。テレワークの普及に伴い、自宅や海外など場所を問わずあらゆる資産の状況を把握し、デバイスを可視化できる機能は、組織にとって大きなベネフィットとなっています。場所を問わず、あらゆる資産の状況を把握できる点は大きな価値があります。これにより、実行中のプロセスを監視し、脆弱性を特定し、必要なアップデートを適用することで、デバイスがどこで稼働していても接続性と強固なセキュリティを維持できます。
TrendAI Vision One™ は、単一のダッシュボードで包括的な可視性を提供します。これは、組織が複数のダッシュボードで多数の製品やセキュリティソリューションを管理している現状において、非常に重要なベネフィットです。TrendAI Vision One™ が提供するシンプルな操作性と一元化された可視性により、業務効率は大幅に向上しました。IT環境全体で多数のセキュリティ製品を管理するには、情報の分断を最小限に抑えるため、統合された可視性が不可欠です。サイバーリスクに関する必要な情報をすべて1か所に集約できることは、組織のセキュリティ体制強化において極めて重要な要素です。
当社では、サイバーリスクのスコア指標を示す週次または月次レポートを作成するため、エグゼクティブダッシュボードを活用しています。この指標により、注意が必要な領域を特定し、セキュリティチームの重点分野を把握できます。そして、この情報をIT部門の上級管理職と共有しています。さらに、現状を前月と比較し、新たな課題や組織の弱点、継続的なセキュリティ対策の取り組みを明確にする月次レポートも活用しています。この包括的なビューにより、経営陣はセキュリティ対策の進捗状況を的確に把握・監視できています。
当社は、リスクインデックス機能を活用して、潜在的な環境リスクを監視・軽減しています。その一例として、最近買収した組織のリスクインデックススコアを低減する取り組みが挙げられます。買収した組織では、ウイルス対策製品のライセンス期限が迫っていたため、既存のTrendAI™ Apex One製品スイートのライセンスを更新する代わりに、追加ライセンスを購入しました。しかし、この統合により、これまで未把握だったデバイスがネットワーク上に多数存在することが判明し、リスクインデックススコアが一時的に上昇しました。そこで、リスクインデックスリストを体系的に精査し、レガシーソフトウェアを特定した上で、使用状況や安全に削除できるかどうかを判断しました。その結果、スコアを効果的に低減し、買収した組織を当社のIT環境へ安全に統合することができました。
TrendAI Vision One™ のメリットを最大限に引き出すまでには、環境に合わせた調整に一定の時間を要しました。特に仮想環境への統合は複雑で、大きな課題でした。しかし、VDI環境への導入が完了すると、可視性が大幅に向上し、さらなるチューニングが可能になりました。不要な要素を削除して環境を最適化することで、特に障害発生時にVM(仮想マシン)がリセットされる非永続型VDI環境において、安定した運用を実現できました。TrendAI Vision One™ による網羅的な可視性により、注意が必要な領域が明確になり、IT環境を段階的に最適化することができました。
Azure上でTrendAI Vision One™ を利用することで、オンプレミス環境から同期されるActive Directoryを含め、オンプレミスとクラウドの両方の情報資産に監視機能を拡張しています。このハイブリッド構成は、Office 365を含むローカルおよびクラウドの資産を網羅しており、TrendAI Vision One™ はIT環境全体のセキュリティを効果的に管理します。特に仮想環境においては、従来のセキュリティソリューションと比較して可視性と柔軟性が向上し、運用プロセスが簡素化されました。この可視性の向上により、これまで検出できなかった脆弱性に対処し、サイバーリスクを低減することが可能になりました。
XDRおよびマネージドサービスによる侵入テスト演習の実施中、いくつかの脆弱性が判明しました。その過程で、一部のアカウントが自動的に侵害されるケースが確認されました。システムへの侵害が検知されると、マネージドサービスチームは直ちに当社へ連絡し、回答が得られるまで適切にエスカレーションを行いました。当社は、対応プロセスやバックエンドで実施された対処内容を実際に確認することができました。また、当社からはイベントの詳細および進行中の侵入テストに関する情報を提供しました。これら一連の対応は、マネージドサービスが意図どおりに機能していることを検証するための、非常に有効なテストケースとなりました。侵害が検知された際には、当社が当該事象を把握しているかどうかを確認し、未把握の場合にはデバイスを隔離する手順が取られることも明確に示されました。演習全体を通じて、迅速な連絡、アラートへの注力、アラートのトリアージプロセス、そしてクライアントとの高いコミュニケーション能力が確認されました。
アタックサーフェスは、サイバーリスクの露出と直接的に関係しています。Office や Google Chrome などのレガシーソフトウェアに関連する脆弱性が特定されると、直ちにフラグが付与されます。当社では、すべてのワークステーションにおいて、これらの課題に対処するためサードパーティ製ソリューションも併用しています。内部ネットワークまたはインターネットに面した露出が検出された場合は、重要度に基づいて修復の優先順位を決定します。特に外部に面した脆弱性は、内部資産のみに影響するものよりリスクが高いため、優先的にパッチを適用します。当社では、露出リスクとリスクインデックスを重視して優先順位を判断し、最も重大な脆弱性から対処しています。これにより、IT環境内のセキュリティの盲点を特定することが可能になりました。新たな買収の事例では、多くのデバイスが未保護の状態で、重要なWindowsアップデートも適用されていませんでした。多数の製品とワークステーションに対して早急な対応が必要でしたが、セキュリティを最優先事項として位置付け、買収した組織を当社のセキュリティ基準に適合させるため、必要な変更を段階的に実施しました。
TrendAI Vision One™ の導入により、サイバー脅威の検出と対応に要する平均時間を約60%短縮することができました。すべてのセキュリティ情報を一元管理できるため、脆弱性を迅速に特定し、対処することが可能です。例えば、パッチが適用されていないレガシーバージョンのOffice 2013を実行しているデバイスが複数見つかった場合でも、対象デバイスのリストを容易に作成し、担当チームと共有して迅速に対策を講じることができます。このような網羅的な可視性により、ネットワーク全体の脆弱性に対してプロアクティブに対応でき、アップデートの展開やサードパーティ製ソフトウェアの最新リリース適用を通じてサイバーリスクを低減できます。TrendAI Vision One™ は、当社のセキュリティ体制全体の強化に大きく貢献しています。
マネージドサービスの活用により、誤検知アラートの調査に要する時間も大幅に削減できました。状況が不明確な場合にはマネージドサービスチームへ相談し、必要に応じてAIコンパニオンを活用して確認を行っています。見慣れないフラグやイベントが発生した場合には一次調査を実施し、さらに詳細な分析が必要な場合は、マネージドサービスチームのセキュリティ専門家に調査を依頼しています。
自動化機能は一部実装していますが、現時点では十分に活用できていません。IPアドレスやメール内容に基づいてユーザアクセスをブロックするなど、特定のタスクを実行するためのプレイブックをいくつか用意しています。また、クラウド上でOffice 365を利用しているため、受信メールのブロックやアラート通知など、メール処理に関する自動化も実装しています。現状ではプレイブックの活用範囲は限定的ですが、さらなる自動化の可能性を見据え、今後も検討を進めていく予定です。
最近の最も大きなアップデートは、AIコンパニオン機能の追加です。この機能は、特にサードパーティ製品との連携やダッシュボードのリセット時に有用で、詳細な設定手順を段階的に案内してくれます。実際、AIコンパニオンが提供する包括的な回答のおかげで、サポートへ問い合わせることなく、すべての課題を自力で解決できました。
TrendAI Vision One™ で課題に感じる点として挙げられるのは、設定の複雑さです。非常に多岐にわたる機能を備えた包括的なセキュリティプラットフォームであるため、導入当初は操作に戸惑う場合があります。特にユーザインターフェースについては、メニュー構成やダッシュボードの使いやすさに改善の余地があると感じています。ソリューションの高度さゆえに、操作環境を深く理解し、十分に活用するには一定の学習が必要です。初期の学習曲線は比較的高いものの、プラットフォームが提供する豊富な機能と強固なセキュリティ効果は、その時間投資に見合う十分な価値があると考えています。
当社ではTrendAI Vision One™ を約2年半にわたり利用しています。
TrendAI Vision One™ の安定性は10点満点中9点と評価しています。ソリューションを利用し始めてから数年間、システムのクラッシュや重大なインシデントは一切発生していません。時折、アップデートや細かな変更に伴う設定調整は必要になりますが、全体的な稼働の安定性は非常に高い水準にあります。特に、当社の主要なインフラであるVDI環境が常にスムーズに稼働していることを考慮すると、特に不満はありません。軽量なエージェントはシステムリソースの使用量を最小限に抑え、業務を妨げないスムーズなパフォーマンスに大きく貢献しています。
TrendAI Vision One™ の拡張性についても、10点満点中9点と評価しています。約250台のワークステーションを追加して環境を拡張することに成功し、1週間以内にソリューションを展開できました。以前のセキュリティ製品を置き換え、必要なスクリプトを作成し、オンプレミスサーバに統合してエージェントを展開しました。追加された250台のデバイスは2~3日以内に統合され、ダッシュボード上で網羅的な可視性を確保できました。その後、セキュリティチームが引き継ぎ、システムの弱点を特定しました。要約すると、250台のワークステーションの追加を含むスケーリングは、非常に容易に実装できました。
TrendAI Vision One™ の導入により、サイバー脅威の検出と対応にかかる平均時間を約60%短縮できました。すべてのセキュリティ情報を一元管理できるため、システムの脆弱性を迅速に特定し、的確に対処することが可能です。
技術サポートとサービスは非常に優れたものでした。新しいソリューションを導入した後、当社のIT環境では、これまで見られなかった課題がいくつか発生しました。トラブルシューティングの結果、原因はソリューション自体ではなく、特定のシステムにおける破損であることが分かりました。他のソフトウェアを一つひとつ無効化しながら、系統的に検証を進めました。トラブルシューティングは非常にスムーズで、サポートへ問い合わせてから数日以内に解決に至りました。サポート担当者は非常にプロフェッショナルであり、的確な回答を提供してくれたおかげで、課題は迅速かつ正確に解決されました。
非常に満足
これまで、SophosやCylanceなど、いくつか異なるセキュリティ製品を利用してきました。特にCylanceはここ数年利用しています。また、8~9年前には、トレンドマイクロのOfficeScanなどの旧製品も利用していました。しかし、当時は高度なAI機能が不足していたため、これらの製品の利用を終了しました。その後、他社製品を比較検討した結果、Apex OneとTrendAI Vision One™ で再びトレンドマイクロのソリューションを採用することにしました。これらのソリューションには大変満足しており、特に仮想環境への対応機能が導入の大きな選定理由となりました。トレンドマイクロのソリューションは常に高いパフォーマンスを発揮してきたため、今後もTrendAI Vision One™ を利用し続ける方針です。
初期導入は非常にスムーズに進みました。既存のツールを活用して以前のセキュリティ製品を強制的にアンインストールし、標準のGPOや社内ソリューションではなく、カスタムスクリプトによるアプローチを採用しました。これにより、レガシーパッケージを確実にアンインストールし、新規インストール状況がダッシュボードに即座に反映されるように設定できたため、展開プロセスが効率化され、次のフェーズへスムーズに進むことができました。全体として、導入作業は組織にとって非常にスムーズでした。
当社はCOVID-19のパンデミック期間中にTrendAI Vision One™ を導入しましたが、サーバ側で除外設定のための微調整が必要だったため、展開には約1週間半かかりました。
当社は社内リソースのみでソリューションを導入しました。VDIコンポーネントと仮想環境に関する基本的な情報とガイドライン、特にゴールドイメージを閉じる際の仮想環境管理手順や、単一イメージで多数のワークステーションをイメージングする手順について、サポートへ繰り返し問い合わせを行いました。複雑な作業であったため、詳細なドキュメントの提供を依頼しました。提供された手順書に沿って進めることで、サポートチームからの直接的な支援は限定的でしたが、社内チーム主導で導入作業全体を無事に完了することができました。
他の競合ソリューションと比較しても、価格は非常に妥当だと感じています。単一エンドポイント向けの適正な価格帯に収まっており、優れた費用対効果と価格の妥当性は、投資判断において当社にとって重要なポイントでした。
最近の最も大きなアップデートは、AIコンパニオン機能の追加です。この機能は、特にサードパーティ製品との連携やダッシュボードのリセット時に非常に役立ち、詳細な設定手順を段階的に案内してくれます。実際、AIコンパニオンが提供する包括的な回答のおかげで、サポートへの問い合わせを行うことなく、すべての課題を自力で解決することができました。
TrendAI Vision One™ の総合評価は、10点満点中9点と高く評価しています。
トレンドマイクロの運用チームは、SaaSバックエンドのメンテナンスをすべて担当しています。社内では、VDI環境の更新は時折行うのみで済みます。これは、当社のVDIが非永続型であるため、システムがロックダウンされており、再起動時に以前のクリーンな状態に戻るからです。定期的にゴールドイメージを開き、メンテナンスやシグネチャの更新、プログラムの強制アップグレードを実行しますが、これは月に一度程度の作業です。そのため、セキュリティソリューションの運用管理に費やす時間は最小限に抑えられています。
TrendAI Vision One™ を導入する前に、包括的なドキュメントを入手しておくことをお勧めします。公式のガイドラインに従うことでセットアップがスムーズに進み、不明点はAIコンパニオンを活用して解決できます。ユーザはトレンドマイクロのWebサイトから直接質問したり、関連ドキュメントにアクセスしたりすることが可能です。まずは、メインダッシュボード、リスクインデックス、エグゼクティブダッシュボードの活用方法を習得することに集中してください。導入後は、実際にソリューションを運用しながら疑問点を洗い出し、必要に応じてサポートを活用してください。プラットフォームを徹底的に使いこなせるようになれば、日々の運用プロセスは非常に簡単になります。導入初期の主な課題は、ユーザインターフェースに慣れ、豊富な機能を効果的に操作できるようになることです。
ハイブリッドクラウド
Get started with Trend today