Frank Titze 氏
Kreiskrankenhaus Grünstadt所属。従業員数は201~500名。
当院の主なユースケースは、Managed Detectionを通じたエンドポイントおよびサーバのセキュリティ確保です。当院ではXDRとトレンドマイクロのSOCを活用し、セキュリティ対策を実施しています。
クライアントPCに異常が発生した場合、週末や休日など現場に担当者が不在の際でも連絡が届くよう、振る舞い検知に基づいたセキュリティ対策を行っています。そのため、TrendAI Vision One™ を採用しました。
当院では、WindowsおよびLinuxのノートPCを含むすべてのPCに本ソリューションを導入しています。
当院のネットワークにおいて、セキュリティカバレッジは非常に重要です。これは現在EUで施行されているNIS2指令の要件でもあります。また、当院は24時間365日体制で診療を行っていますが、ITスタッフが常時待機しているわけではないため、セキュリティカバレッジの確保が極めて重要になります。このギャップを埋めるために、トレンドマイクロのXDRソリューションを選択しました。トレンドマイクロのSOCチームは、当院の担当者が不在の場合でもインシデント対応を継続してくれます。
また、重要な通知が確実に届くよう配慮されています。日曜日の午前3時にメールが届いても誰も気づかないかもしれませんが、トレンドマイクロのSOCチームから直接連絡があれば、すぐに誰かが確認できます。だからこそ、当院はこのソリューションを選択しました。
24時間365日稼働している病院として、患者データのセキュリティを確保し、ITインフラの稼働を維持することは当院にとって極めて重要です。システムがダウンすれば、患者さんの治療に直接的な影響が生じかねません。およそ10年前、トレンドマイクロ導入以前にサイバー攻撃を受け、ITシステムが丸々1週間ダウンしたことがありました。それは非常に困難な状況でした。
デジタル化が進み、医療プロセスがコンピュータに依存するようになるにつれて、医師はX線画像や過去の診療記録などに迅速かつ容易にアクセスする必要があります。こうしたデータはすべてデジタルで保存されているため、TrendAI Vision One™ のようなソリューションの高い可用性はますます重要になっています。システムが攻撃を受けて停止する事態は決して許されません。だからこそ、このような保護対策を講じることが極めて重要なのです。
当院における主なセキュリティ上の課題は次のとおりです。
そのため、当院ではこれらのソリューションをApex OneやDeep Securityと組み合わせて活用しています。これは、このような事故を未然に防ぐことを目的としています。ユーザーが誤ってクリックすべきでないリンクやファイルを開いた場合でも、システムが即座に反応し、被害が発生する前にブロックできます。
あらためて、当院の主なユースケースは「Managed Detectionを通じてエンドポイントとサーバを保護すること」です。クライアントPCに異常が発生した場合、週末や休日で現場にIT担当者がいない状況でも通知を受け取ることができます。そのため、TrendAI Vision One™ を選択しました。
TrendAI Vision One™ の導入により、当院はネットワーク全体、すべてのエンドポイント、そしてActive Directoryの状態を包括的に把握できるようになりました。加えて、業界比較機能を活用することで、自院のセキュリティ状況を客観的に評価することが可能になっています。
例えば、最近アドバイザーが当院のセキュリティスコアを確認し、十分に良好な状態であることを報告してくれました。これは、当院にとって大きな安心材料となっています。
SOCチームは当院にとって非常に重要な存在です。世界的な脅威動向を監視し、必要に応じて迅速に対応できる専門家がいることは大きな安心材料です。SOCチームは当院のシステムを常時監視し、適切なタイミングで介入することで、重大な損害を未然に防ぎます。これは当院にとって最も重要なポイントのひとつです。
TrendAI Vision One™ は膨大な情報を提供する非常に強力なツールですが、最も関連性の高いインサイトを絞り込み、必要に応じて特定のエンドポイントを調査するためには一定の習熟が必要です。当院は導入から日が浅く、ITチームも小規模なため、まだすべての機能を使いこなせてはいません。しかし、活用している範囲のデータだけでも、潜在的な脅威を深刻化する前に把握し対処するうえで大きな効果を発揮しています。
大きなメリットのひとつは、Active DirectoryをTrendAI Vision One™ に統合できる点です。Active Directoryで異常が発生するとアラートが通知され、その内容が直接コンソールに表示されます。ファイアウォールについても統合は可能ですが、現在インフラのアップグレード中であるため、まだ実装には至っていません。
複数システムのログやセキュリティアラートを一元管理できるプラットフォームは非常に大きな価値があり、単一のインターフェースから効率的に対応できます。また、AIによる振る舞い分析により、固定ルールに依存しない柔軟な検知が可能で、従来のセキュリティプロトコルでは検出できなかった脅威も把握できるようになっています。これはサイバーセキュリティにおける大きな前進です。
TrendAI Vision One™ の効果は導入後すぐに実感でき、1〜2週間で改善が見られました。最初のレポートを確認した段階で、その価値を明確に把握できました。インシデント分析、過去の脅威の追跡、ネットワーク状況の把握が以前より大幅に容易になったためです。約4週間後には、プラットフォームの価値を十分に理解できました。
TrendAI Vision One™ コンソールでは、インシデントを直感的に参照できるため、インシデント検索にかかる時間が大幅に削減されます。タスクレベルまでドリルダウンし、どのエンドポイントのどのファイルが影響を受けたのかも瞬時に確認できます。これにより、インシデント追跡が容易になり、作業時間は50%以上削減されました。別途PC で検索する必要もありません。コンソールには情報が明確かつ視覚的に整理され、場合によっては対処法の提案も表示されます。
当院はサイバーセキュリティリスクを大幅に軽減できました。リスクの所在を一元的に把握し、エンドポイント単位の詳細調査も容易です。バックグラウンドで稼働するSOCチームは、担当者が不在の際でも異常を即座に通知し、高リスクのインシデントには即座に連絡をくれます。
その結果、以前は把握できていなかった多くの脅威を検知できるようになり、当院のサイバーセキュリティは大幅に向上しました。
TrendAI Vision One™ は非常に強力なソリューションですが、明瞭性や操作性については依然として改善の余地があります。操作方法が分かりづらい場面もあり、より直感的なユーザー体験が今後の改善ポイントだと感じています。
非常に多機能で高度なツールであるため、一定の練習やトレーニングは必要ですが、習熟することでその真価を十分に引き出すことができます。
現在、当院はパイロット病院として、TrendAI Vision One™ を介し、サービスゲートウェイ経由でKIMメールをスキャンするICAP ウイルススキャナを導入しています。これはトレンドマイクロによって実装された重要な機能であり、当院のセキュリティ強化に大きく寄与しています。
当院では TrendAI Vision One™ を約半年間利用しています。
当院のネットワークにおけるセキュリティカバレッジは非常に重要であり、これは現在EUで施行されているNIS2指令の要件にも合致しています。また、当院は24時間365日体制で診療を行っていますが、ITスタッフが常時対応できるわけではないため、こうしたセキュリティカバレッジを確保することは極めて重要です。
ソリューションの安定性は10点満点中9点と評価しています。非常に高い安定性を備えており、運用上の不安はほとんどありません。
現在、当院ではスケーリングに取り組んでおり、ICAP機能との統合も進めています。スケーラビリティは非常に優れており、メールセキュリティを含む必要なほとんどの機能を統合可能です。そのため、拡張性は10点満点と評価しています。
これまで対応いただいたスタッフは常に非常に有能で、知識面のサポートは大変優れています。ただし、ドイツ語サポートが利用できない点は課題です。私自身英語が得意ではないため、日々の対応は担当コンサルタントを通じて行っています。コンサルタントはトレンドマイクロのサポート体制をよく理解しており、日常的な業務を支えてくれているため、当院はパートナーに大きく依存しています。
トレンドマイクロのSOCチームは、当院の担当者が不在の場合でも迅速に対応してくれるため、セキュリティ面でのギャップを埋める大きな助けとなっています。
非常に満足
初期設定はSoftwareOneのコンサルタントが担当し、非常に優れた対応を提供してくれました。Deep Securityとのハイブリッドインストールを除き、全体としてセットアップはスムーズに進みました。
Apex One に関しては一部課題があり、正常に動作するまでサポートケースを長期間オープンにしておく必要がありましたが、現在はすべて問題なく稼働しています。
当院のIT部門は4名で構成されており、全員がセットアップ作業の各工程に少しずつ携わっています。エージェントのインストールは当院側で実施しており、各PCやサーバに手動で設定を行う必要があります。クライアントはすでに展開済みで、必要に応じて新しいセンサーの導入や作業対応をチーム全体で行っています。
当院には、Windows環境およびVMwareを使用した仮想化環境を含む約400台のエンドポイントがあり、約600名のユーザーが在籍しています。また、サーバ環境の一部ではVMware Viewも利用しています。
メンテナンスについては、定期的にレポートを確認し必要な作業を把握する必要がありますが、それ以外の更新はすべてTrendAI Vision One™ により自動的に行われます。TrendAI Vision One™ はクラウドベースのため、コンソールとエージェントが自動的にアップデートされ、一度インストールが完了すれば、以降の運用負荷は最小限となります。
追加費用がかかりますが、全体的に、コストパフォーマンスは良好です。
当院では導入前、ファイアウォールとしてSophosを使用していたことから、まずSophosを比較対象として検討しました。しかし、TrendAI Vision One™ はDeep Securityや Apex Oneとの連携性が非常に高く、既存の環境との統合がスムーズに行える点が大きな決め手となり、統合セキュリティソリューションとして採用しました。
また、当院はあえて純粋なWebベースのソリューションは採用せず、ハイブリッド構成を選択しました。Apex OneやDeep Securityは引き続きローカルで管理しつつ、TrendAI Vision One™ に接続することでクラウドとオンプレミスの利点を両立しています。
過去にサイバー攻撃を受け、ファイアウォールのインターネットアクセスを遮断するとセキュリティスイートを管理できなくなるという課題がありました。しかし、現在の構成では、インターネット接続前でもセキュリティスイートの管理や設定が可能となり、運用上の大きな改善が実現しています。
私はTrendAI Vision One™ を10点満点中9点と評価しています。TrendAI Vision One™ を検討されている方にお伝えしたい最も重要なポイントは、Apex OneやDeep Securityといった既存ソリューションとの統合性を重視することです。この統合性が高いほど、環境全体を一貫して保護でき、運用効率も大きく向上します。
TrendAI Vision One™ は非常に安定しており、豊富な情報と深いインサイトを提供してくれます。ただし、操作がやや複雑である点は課題と感じる場面があります。それでも、習熟する価値のあるプラットフォームであり、総合的には非常に優れたソリューションだと考えています。
Get started with Trend today