Ballard Power Systems

Ballard Power Systemsは、TrendAI Vision One™ プラットフォームを活用し、コンプライアンスとIP(知的財産)の保護を強化しています。

概要

Ballard Power Systemsは、動力源および定置型電源の電化を可能にする、PEM(プロトン交換膜)燃料電池発電システムの開発と商業化において、世界的なリーディングカンパニーです。同社のITディレクターであるAdam Brooks 氏は、10年にわたるトレンドマイクロとのパートナーシップが、強固なセキュリティ環境を支え、持続可能な地球のためのクリーンエネルギー開発に、チームがリソースを集中できる体制を実現したと述べています。

過去5~10年間、重大なマルウェア感染やセキュリティ侵害は発生していません。インシデントやシステムの停止もほとんどなく、トレンドマイクロがその安定稼働の一翼を担っています。

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Adam Brooks 氏

ITディレクター、 Ballard Power Systems

 Ballard Power Systemsのロゴ

業種

製造業、エネルギー・公益事業

従業員

1,000名

地域

カナダ、北米

IT環境

Microsoft Office 365環境(組織サーバおよびワークステーション(1,000以上のエンドポイント)、Microsoft Exchangeを含む)

導入製品・ソリューション

  • 自動化されたワークフローにより手作業が削減され、プロアクティブなセキュリティ運用の効率を15%向上
  • リアルタイムのアラートと統合データへのアクセスにより、インシデント対応の迅速化を実現
  • サイバー保険料の削減とランサムウェア被害の未然防止により、大幅なコスト削減を実現

お客さまの課題

Ballard Power Systemsにおけるグローバルなサイバーセキュリティの優先事項には、同社の市場優位性を支えるIPや重要なデータベースの保護が含まれます。「以前は、Blasterのような旧式のマルウェアを懸念していました」とAdam Brooks 氏は語ります。「現在ではSOX(サーベンス・オクスリー法)やGDPR(一般データ保護規則)に準拠し、監査委員会や取締役会へ適切に報告する必要があります。そのため、自社のIT環境全体を可視化し、詳細に把握することが求められています。」

そこで同社のセキュリティチームは、サイロ化されたセキュリティ対策を統合し、リスクをプロアクティブに管理する必要がありました。Ballard Power Systemsは、AIを活用したTrendAI Vision One™ プラットフォームへ移行することで、より包括的な保護を実現し、経営陣や監査チームに対してサイバーリスクの状況を効果的に報告できる体制の構築を目指しました。

強固なセキュリティ対策とサポート体制が整備されていることを客観的に示せたことで、実際のサイバー保険料の引き下げにつながっています。

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Adam Brooks 氏

ITディレクター、 Ballard Power Systems

選定理由

TrendAI Vision One™ は、セキュリティ運用やCREM(サイバーリスクエクスポージャー管理)などの高度な機能を統合し、Ballard Power Systemsのチームに対して、包括的かつプロアクティブなサイバーセキュリティプラットフォームを提供しています。標準搭載のエグゼクティブダッシュボードを活用することで、手作業のプロセスを介さずに膨大な情報を迅速に評価できます。さらに、セキュリティ対策の統合によりワークフローとインシデント対応を自動化し、ランサムウェアやAIの悪用、内部脅威といった高度化する脅威に対しても、強固なリスク管理および報告体制を構築できます。「TrendAI Vision One™ は、リスクをリアルタイムに追跡するための革新的な機能を提供してくれました」とAdam Brooks 氏は評価しています。

ソリューション

Ballard Power Systemsは、TrendAI Vision One™ - Endpoint Securityの機能を活用して、すべてのシステムに対する包括的な脅威調査を実行し、リスクの可視化と洞察を深めています。さらに、TrendAI Vision One™ - Cyber Risk Exposure Managementを活用することで、リスク関連データをエグゼクティブコンソールに統合し、クラウド、オンプレミス、ハイブリッドの各環境全体にわたる継続的な検出、リアルタイムな評価、自動的なリスク軽減を実現しています。

自動化とセキュリティ環境全体の可視化を実現したことで、Ballard Power Systemsは、プロアクティブな予防策にも注力できるようになりました。「現在では、セキュリティマネージャーとそのチームが単一のコンソールを操作するだけで、環境内の状況を正確に把握できます。トレンドマイクロは、これまで見逃されていた環境内の脆弱性についても警告を発します。さらに、トレンドマイクロから得られたデータを他のシステムと連携させることで、IT環境全体で発生しているあらゆる事象を統合的に把握できるようになりました」とAdam Brooks 氏は述べています。

導入効果

トレンドマイクロのソリューションによって手作業が大幅に削減されたことで、Ballard Power Systemsはスタッフをより付加価値の高い業務へシフトできるようになりました。「トレンドマイクロのおかげで、チームのプロアクティブな業務遂行能力は少なくとも15%向上したと推定しています」とBrooks 氏は述べています。「TrendAI Vision One™ は、チケットを作成する自動対応機能も備えています。業務効率の観点から見ても、運用、セキュリティ、ネットワーク、インフラストラクチャなど、必要な担当者を自動的にワークフローへ組み込むための中心的なハブとして機能しています。」

その他のコスト削減効果として、サイバー保険料の削減や、ランサムウェア被害の未然防止による身代金支払いの回避が挙げられます。経済情勢が厳しい中、Ballard Power Systemsが契約していた保険代理店は製造業向けのサービス提供を停止しましたが、TrendAI Vision One™ を通じて実証された強固なセキュリティ体制が評価され、速やかに別のプロバイダーと契約することができました。「トレンドマイクロからセキュリティ面で十分なサポートを受けていることを客観的に示せたことで、実際の保険料引き下げにつながりました」とAdam Brooks 氏は述べています。

客観的に実証可能な包括的リスク報告は、Brooks 氏がサイバーリスク管理について経営陣と円滑にコミュニケーションを図る上で、大きな役割を果たしています。「マルウェアの被害は発生しておらず、マルウェアや不正侵入によるシステムのダウンタイムも、ほぼゼロを維持しています」と Brooks 氏は語ります。「これは当社にとって計り知れないメリットであり、業界内における強力な差別化要因でもあります。その結果、TrendAI Vision One™ プラットフォームは、毎年の予算承認を非常にスムーズに得られる投資項目となっています。」

今後の展望

Ballard Power Systemsは今後、トレンドマイクロのソリューションを活用し、同規模の企業において近年増加傾向にある内部脅威への対策を、さらに強化していく予定です。「ランサムウェアが常に重大な脅威であることは言うまでもなく、フィッシング攻撃への対策やユーザー教育も不可欠です。今後は、内部脅威対策とデータ漏えい防止(DLP)が、より重要な分野になると考えています」と Brooks 氏は述べています。

トレンドマイクロとの強力なパートナーシップにより、Ballard Power Systemsは、GDPR 準拠やプライバシー認証に関するコンプライアンス対応を効率化し、セキュリティ体制の継続的な強化とリスク低減を実現しています。「過去 5~10 年間、特定可能なマルウェア感染やセキュリティ侵害は発生していません。インシデントやダウンタイムもほとんどなく、トレンドマイクロは、その成功を支える重要な役割を果たしています」と Brooks 氏は締めくくりました。

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