2025年10月17日
トレンドマイクロ株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長 兼 CEO：エバ・チェン 東証プライム：4704、以下、トレンドマイクロ）は、AIインフラとシステムインテグレーションに強みを持つWistron Digital Technology Holding Company (WDH)とのパートナーシップにより、グローバルなAIファクトリーのフルバリューチェーンの提供を目的とする新会社「Magna AI（マグナ エーアイ）」の設立に向けた基本合意書を締結したことを発表します。
変革が進む企業の未来を再定義するための画期的な動きとしてMagna AIは、インフラ、アプリケーション、およびサービスのアドバイス、構築、統合、運用など、AI駆動の産業や国々をグローバル規模で支えていくことを目的として設立されます。
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Magna AIの特徴は、WDHのAIハードウェアの専門性およびシステムインテグレーションとトレンドマイクロのAIセキュリティ分野におけるリーダーシップとNVIDIA NIM（NVIDIA推論マイクロサービス）と統合されたプラットフォームを組み合わせ、単一のAIファクトリーモデルとしてAIの構築や導入の際に安心なエンドツーエンドプラットフォームを提供することです。具体的には以下の通りです。
このフルスタック、フォワードインテグレートモデルは、政府、産業、そして世界中の企業が安全、迅速、そしてダイナミックにAI時代へと飛躍することを支援します。
トレンドマイクロのCEOエバ・チェンは次のように述べています。「セキュリティはもはやAIの世界で後回しにされるものではなく、基盤となるものです。Magna AIを通じて、私たちはエンタープライズ向けに活用されている最新技術と同等のセキュリティをAI変革の核に組み込んでいきます。ソフトウェアアプリケーションとサイバーセキュリティのグローバルリーダーとして、私たちが掲げるビジョン『AIとは、信頼され、安全で、変革的である』は明確です」。
WDHの会長Robert Hwang氏は次のように述べています。「Magna AIは、大規模で高性能なAIインフラストラクチャとシステムを実現するというMagna AIのコミットメントを具現化したものです。そしてWDHとの戦略的な連携がそれを実現していきます。このベンチャーは、私たちのグローバルなマニュファクチャリングおよび統合の専門性を新たなインテリジェトの変革時代に導いてくれます」。
Dr. Moataz BinAliがMagna AIのCEOに就任しました。Moataz BinAliはトレンドマイクロやSAP、IBM、Microsoftなどのグローバルにおける主要なテクノロジー企業で20年以上の経験を持ち、イノベーションの推進とビジネスの拡大において豊富な専門性を有しています。
Moataz BinAliは次のように述べています。「私たちは、次のインテリジェント革命の中核を創り上げています。私たちの使命は、安全でスケーラブルかつ自律的なAIソリューションを提供し、企業が新しい時代をリードできるようにすることです」。
Magna AIは、世界中のイノベーションハブに拠点を構え、AIトランスフォーメーションを開始する企業により選ばれるパートナーになることを目指しています。Magna AIはこの変革の最前線に立ち、企業が迅速かつ持続可能な運用への最適化を実現するために設計されたAI駆動のソリューションを提供していきます。
Magna AIは、企業の未来を設計するフルバリューチェーンのAIトランスフォーメーションファクトリーを実現します。戦略、エンジニアリング、統合、運用にわたる統一アプローチを通じて、Magna AIは測定可能でスケーラブルかつ組織全体の変革を推進するために設計された、安全なAIインフラ、アプリケーション、およびサービスを提供します。NVIDIA、Wistron Digital Technology Holding Companyおよびトレンドマイクロの次世代技術によって支えられたMagna AIは、企業が自動化され適応力のある未来志向の組織への進化を支援します。
※2025年10月17日現在の情報をもとに作成したものです。今後、内容の全部もしくは一部に変更が生じる可能性があります。
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