最新版「Trend Micro Deep Security™ 11.0」と「Deep Discovery™ Inspector 5.0」にAI技術を搭載

～先進技術と高い実績を融合した防御アプローチXGenにより未知の脅威への防御力をさらに強化～

2018年4月2日

トレンドマイクロ株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO：エバ・チェン　東証一部：4704、以下、トレンドマイクロ）は、総合サーバセキュリティ対策製品の最新版「Trend Micro Deep Security（以下、Deep Security）11.0」とネットワーク型脅威対策製品の最新版「Deep Discovery Inspector（以下、DDI）5.0」を提供開始することを発表します。今回の最新版では、両製品において先進技術と高い実績を融合した防御アプローチXGenに基づき、AI（人工知能）技術による「機械学習型検索機能」を搭載します。

「Deep Security 11.0」および「DDI 5.0」では、短期間に数多く発生するランサムウェアの亜種など、未知の脅威^※1への対策をAI技術による「機械学習型検索機能」を新たに搭載することで強化します。「機械学習型検索機能」は、従来のパターンマッチング方式では脅威と判別できないファイルをプログラムの実行前と実行時にふるまいの特徴、侵入経路などの情報をもとに、複数のアルゴリズムを用いて作成された判定用モデル群の中から、最適なモデルを検索対象のプログラム毎に使い分けをすることで未知の脅威^※1を迅速に検知、ブロックします。高い実績を誇るパターンマッチング、Webレピュテーション、振る舞い検知などの技術と先進技術であるAI（人工知能）技術を融合することで、多層防御によるさらに強固なセキュリティを提供します。
※1 全ての未知の脅威に対応するものではありません。

「Deep Security 11.0」の「機械学習型検索機能」はエージェント型（ホスト型）とVirtual Appliance型（仮想アプライアンス型）の両方に対応し、物理/仮想/クラウド環境のサーバに対し統一したセキュリティ対策を提供できます。「DDI 5.0」では、カスタムサンドボックスに「機械学習型検索機能」を搭載します。「Deep Security 11.0」が、サーバなどホストへのプログラムの侵入時に不正プログラムを検知することに対し、「DDI5.0」ではネットワークを流れる通信から不審と思われるプログラムに対してサンドボックスで解析を行い、詳細に分析、評価をします。
「機械学習型検索機能」は、企業向け総合セキュリティソフト「ウイルスバスター コーポレートエディション XG」など複数の製品・サービスにすでに搭載されており、今後は次世代メール攻撃対策製品「Deep Discovery Email Inspector」などに順次搭載予定です。トレンドマイクロでは、先進技術と高い実績を融合した防御アプローチXGenにより、エンドポイントからネットワークに至るまで多層防御を包括的に提供してまいります。

図1：「Deep Security 11.0」の機械学習型検索機能の搭載イメージ

図2：「DDI 5.0」の機械学習型検索機能の搭載イメージ

図3：XGenに基づいたAI技術（機械学習型検索機能）搭載製品一覧

◆提供開始日および新機能・製品の詳細
Deep Security 11.0：2018年5月1日
DDI 5.0：2018年4月3日

※本リリースは、2018年4月2日現在の情報をもとに作成されたものです。今後、価格の変更、仕様の変更、バージョンアップ等により、内容の全部もしくは一部に変更が生じる可能性があります。
※TREND MICRO、Trend Micro Deep Security、Deep Discovery Inspector、Deep Discovery、Deep Security、ウイルスバスター、Cloud Edge、Trend Micro Hosted Email Security、ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス、InterScan、InterScan Web Security、InterScan Web Security as a Service、InterScan Messaging Security、InterScan Messaging Security Virtual ApplianceおよびXGenは、トレンドマイクロ株式会社の登録商標です。各社の社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。