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セキュリティ技術の競技大会「Trend Micro CTF 2020」
「Whitzard」が優勝
2020年12月28日
※ 本リリースは、2020年12月21日に米国にて発表されたプレスリリースの抄訳です。
トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証一部:4704、以下、トレンドマイクロ)は、セキュリティ技術の知識や実践力を競い合う競技大会「Trend Micro CTF 2020 – Raimund Genes Cup(以下Trend Micro CTF)」の決勝戦を、2020年12月19日および20日にオンラインで実施し、「Whitzard」が優勝したことをお知らせします。
今年のTrend Micro CTFは、予選および決勝戦をすべてオンラインで実施しました。世界中のチームが、企業が直面する標的型攻撃などのサイバーセキュリティの問題に関して、自らのスキルを試しました。
Trend Micro CTFは、現実に起こり得るサイバー攻撃のシナリオを提示するため、トレンドマイクロのリサーチャーにより企画されました。 本イベントは、未来を担う才能を育み、つながるデジタル世界の保護に貢献するサイバーセキュリティ業界の専門家を育てます。これらは、サイバーセキュリティのスキル不足を解決するためのトレンドマイクロの重要な取り組みの一つです。
トレンドマイクロのスレットリサーチ分野のバイスプレジデントであるマイク・ギブソンは、次のように述べています。「人々がオフラインで接することが難しい昨今において、サイバー犯罪から身を守るという共通認識の下で人々が一致団結する機会がますます重要になっています。 このイベントを通して発揮される才能、競争、仲間意識といった要素は、トレンドマイクロのミッションである“デジタルインフォメーションを安全に交換できる世界の実現”を後押しします。昨今の脅威の状況下で、組織が成功するためには、レベルの高いセキュリティ対策を実現しながら、機敏性を維持することが重要になります。Trend Micro CTFは、このような取り組みを支援します」。
世界中のチームが、リバースエンジニアリング、フォレンジック/エクスプロイト、オープンソースインテリジェンス(OSINT)、モバイル、IoT、機械学習、無線周波数(RF)システムなどの問題に取り組みました。 無線周波数(RF)システム問題は、異なるCapture The Signalイベントのサイバーセキュリティコミュニティとの過去2年にわたる協力関係の結果、今回初めて取り入れることができました。
入賞チームの詳細は下記の通りです。
1位:「Whitzard」
2位:「PwnThyBytes」
3位:「CodeRed」
優勝チームは、賞金100万円ならびに、各プレーヤーはZero Day Initiative Rewards Program 15,000ポイントが与えられました。さらに、Trend Micro CTF 2021の決勝戦への出場権を獲得しました。 2位には30万円、3位には20万円が与えられました。
Trend Micro CTF 2020及び入賞者の詳細はこちらをご覧ください。