- 詐欺だと気付けますか? ネット詐欺にも強いウイルスバスター
ネット詐欺とは、金銭や情報などをうばったり、粗悪品や偽造品を販売するといったインターネットを利用した詐欺行為の総称です。近年は人の心理や行動の隙を突いた手口も多く、だまされてしまう利用者が急増しています。
フィッシング詐欺
実在する企業や組織に偽装した偽サイトを使って、認証情報や個人情報、クレジットカード情報などを詐取する。
偽装SMS
著名な企業やサービスなどに偽装した偽のSMSで、フィッシングサイトや不正アプリの配布先などに誘導したり、偽の問合せ先への電話を促す。
ワンクリック詐欺
成人向けのサイトなどに偽装し、登録完了などと表示して不正に金銭を要求する。
当選詐欺
偽の商品当選画面や、偽の現金当選サイトからクレジットカード情報や銀行口座情報などを詐取する。
詐欺メール
情報や金銭などの詐取を目的とした偽のメール。
偽警告
偽の警告画面表示や警告音によって利用者の不安をあおり、迷惑ソフトのインストールや購入、サポート詐欺につながる問合せ先などに誘導する。
ネット詐欺の手口の一つであるフィッシング詐欺による被害は増加しており、フィッシングサイトに誘導された国内利用者数は1年前と比べると約2倍になっています。
特にスマホでのネット利用増加に伴い、モバイルからフィッシングサイトへ誘導される利用者が年々増加しており、2020年上半期は前年同期比約2.3倍、過去最大の844,210人を記録しました。※1
※1 2020年8月トレンドマイクロ調べ
フィッシングサイトに誘導された国内利用者数
今すぐできる対策もあります。ネット詐欺に引っかからないための3つの自衛策と、詐欺サイトに遭遇してしまったかもと感じたときの対処法を紹介します。
警察庁や国民生活センターの相談窓口、ご利用のセキュリティソフトのサポート窓口に連絡し、対処方法を確認しましょう。
ネット詐欺の手口は日々高度化しており、注意を払っていたとしても安全とは言えません。詐欺サイトや詐欺メールは本物とそっくりに作られており、人の目だけでは本物かどうか判別することが難しくなってきているのが実情です。セキュリティソフトでの対策をとることにより安心・安全な環境を作ることができます。
トレンドマイクロは、独自の情報収集に加え、外部の専門機関と連携することでより多くの情報を入手し、ネット詐欺対策の検出力を強化しています。
詐欺サイトとして登録されていない未知のWebサイトに利用者がアクセスした場合でも、Webサイト上の文言やデザインなどを分析し、オンラインショッピングサイトやSNS、ネットバンキングなどネット詐欺で悪用されることが多いサイトの可能性があると判断した場合には、正規サイトのURLと照合を行い、未知の詐欺サイトをブロックします。
ネット詐欺に利用される有名Webサイトを、デザインの違いで検知しブロック
URLだけでなく、文言の組み合わせや文脈など
SMS内に含まれる文章の特徴も解析してブロック
セキュリティソフトを第三者の立場から比較・評価する機関 AV-Comparativesによるテストで「アンチフィッシング認証」を取得。 1件も誤検出を出さず、高いブロックパフォーマンスを証明し、ブロック率で1位を獲得しました。※
※ AV-Comparatives:Anti-Phishing Test (2020年7月) Platform/OS: Windows
⽇本⼈を狙ったネット詐欺サイト*でのブロックテストにおいて99%をブロック。
ウイルスバスター モバイルはテスト対象の4製品においてブロック率1位を獲得。
※出典: Flatt Security によるセキュリティ製品(Android版)の性能検証 (2020 年9 ⽉)
*検体のカテゴリーとその最低限の数量をトレンドマイクロで設定。
※出典:Flatt Security によるセキュリティ製品(Android版)の性能検証(2020年9月)
⽇本市場におけるAndroid 版モバイルセキュリティ製品をそれぞれ別の端末にインストール。⽇本向けのネット詐欺サイトについて、優先度ごとに定めたカテゴリーとその最低限の数量に基づき、テスト時に有効な520 サイトを2020年9⽉21⽇〜2020年9⽉23⽇の期間でテスト会社で抽出し、テスト対象4社の製品でのブロック数を集計。ブロックされたサイトを全サンプル数で除して検出率を算出。