みずほ銀行・みずほ情報総研、基礎勘定系の専用端末にパターンファイル不要のロックダウン型ウイルス対策ソフト「Trend Micro Safe Lock™」を導入

~未知の脅威に対する安全性向上とセキュリティ対策における作業工数の大幅削減を実現~

2015年9月1日

トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証一部:4704、以下、トレンドマイクロ)は、株式会社みずほ銀行(本社:東京都千代田区、取締役頭取:林 信秀、以下、みずほ銀行)、および同行のシステム設計・開発を担うみずほ情報総研株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西澤 順一、以下、みずほ情報総研)が、ロックダウン型(※1)ウイルス対策ソフト「Trend Micro Safe Lock(以下、TMSL)」をみずほ銀行の全国4カ所の電算センター内にある基礎勘定系システムの専用端末約170台に対するセキュリティ対策製品として導入したことを発表いたします。

※1 ロックダウン:システムの機能制限、リソース制御やアクセス制御などにより、特定の用途にのみシステムを使用できるようにすること

業界の特性から非常に強固なセキュリティ対策が求められるため、みずほ銀行では預金管理や為替取引などの基幹業務を担う基礎勘定系システムの専用端末などには、ウイルス対策ソフトを導入しセキュリティを担保していました。しかし、パターンファイルをベースとしたウイルス対策ソフトであったことから、未知の脅威に対する安全性の更なる向上が求められていました。また、パターンファイル更新の度に実施する事前の動作検証や、1台あたり約30分を要するクローズドネットワーク環境下におけるパターンファイルの手動配信など、多大な作業工数の削減が求められていました。

これらの要求を満たし、かつ同行におけるセキュリティ対策指針に準拠するセキュリティ対策製品として、みずほ銀行およびみずほ情報総研ではTMSLの採用を検討しました。TMSLはロックダウン型のため、予め許可したアプリケーション以外は、端末内での実行を防止することが可能です(ホワイトリスト)。そのため、万が一既知または未知の脅威が侵入してきてもその実行を防ぐことができます(※2)。また、パターンファイルがなくなることにより、パターンファイル更新にともなう事前の動作検証や、各端末への適用といった作業が不要となります。これらのTMSLの特長が、安定稼働が重要視され、なおかつ特定用途で利用されている基礎勘定系システムの専用端末に対して最適なセキュリティソリューションと判断され、導入に至りました。また採用にあたっては、トレンドマイクロの迅速かつ適切なサポートも高く評価されました。

※2 全ての未知の脅威に対応するものではありません。

※ TREND MICRO、およびTrend Micro Safe Lockは、トレンドマイクロ株式会社の登録商標です。各社の社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。