re:Invent 2017トレンドマイクロ出展報告

公開日
2017年12月6日

11月最終週に開催されたAWS最大のグローバルカンファレンス、re:Invent2017にて、トレンドマイクロはダイヤモンドスポンサーで協賛しました。本記事では、本イベントで発表された新サービスやユーザセッション、ブースの展示内容などについて報告します。

※スポンサーのロゴをバックにミュージシャンが演奏

会期:2016年11月28日(月)~2016年12月2日(金) 5日間
開催場所:The Venetian Resort Hotel Casino等、9つのホテルにて開催(米国 ネバダ州 ラスベガス)
主催者:Amazon Web Services, Inc.(AWS)
オフィシャルサイト:https://reinvent.awsevents.com/(英語)

トレンドマイクロと連携可能な新サービス

今回のAWS re:Inventでも新サービスの発表が多数ありましたが、ここでは弊社と連携可能なサービスが2つありましたのでご紹介します。

Amazon GuardDuty

VPC Flowログ、CloudTrail のイベントログ、DNS ログなどから分析を行い、悪意のある行動を検知します。具体的には以下のような脅威を検知可能です。

⁃ ポートスキャン
⁃ ビットコインの採掘の不正使用
⁃ 不正なデプロイメント
⁃ CloudTrailの異常なアクティビティ
⁃ 不正なAPI アクセスパターン
⁃ など

※ 上図は少し見づらいですが、弊社は「LAUNCH PARTNERS」となっております。

トレンドマイクロでは、既にAmazon GuardDutyとの連携ツールをGithub上に公開しています。
例えば、GuardDutyでポートスキャンを検知した場合に、GuardDutyからイベントを受け取ったDeep Securityは対象サーバのIPS機能を有効にし、保護することができます。
弊社Deep Securityと併用していただく事でお互いの強みを活かすことができ、よりAWSクラウド環境のセキュリティを強固にできるのではないかと思います。

Ready-to-Use Managed Rules Now Available on AWS WAF

AWS WAFがマネージドルールに対応しました。トレンドマイクロではAWS WAFのマネージドルールに対応しAWS Marketplaceに公開しました。現在は英語のみとなり日本での使用はまだ制約がございますが、今までのAWS WAFルールの運用が難しい状態から、これを機に海外ではAWS WAFの使用が高まる可能性もあります。
※ AWS Marketplaceでご購入いただいた製品は日本のテクニカルサポートを受けられませんのでご注意ください。

トレンドマイクロのユーザセッション

トレンドマイクロは、2つのユーザセッションに登壇させていただきました。

SRV308 - Securing Serverless Applications Step-by-step

弊社クラウドリサーチャーのMark Nunnikhovenがセキュアなサーバーレスアプリケーションについて講演を行いました。AWS WAF、IAM、Amazon CloudWatchなどのサービスを使用し、より強力なアプリケーションを構築するための、サーバーレスアプリケーションのセキュリティプロセスについて発表しました。

SID210 - A CISO’s Journey at Vonage: Achieving Unified Security at Scale

弊社のMark Nunnikhovenに加え、Vonage社のCISOであるJohan Hybinette氏にご登壇いただき、CISOの観点から安全にクラウド環境を展開する方法をお話しいただきました。

展示会場のブースについて

今年のトレンドマイクロの展示は宇宙船がテーマとなっており、弊社ソリューションを通じて、お客様には宇宙の彼方に冒険するような、さらなるチャレンジをご支援するコンセプトとなっております。

今年も多くのお客様にお越しいただき、ブースではデモやミニセッション、Nintendo Switchの抽選など行いとても盛り上がりました。

イベント運営者様、参加者の方々、弊社ブース・セッションにお越しいただいたお客様、パートナー様、関わったすべての方に御礼申し上げます。

Keynoteのアップデート

re:InventのメインイベントであるKeynoteでは今年も多くの新サービス(20個以上)の発表が行われました。ここではいくつか気になるサービスについてご紹介いたします。

Amazon EKS

昨今のKubernetesの利用の高まりから、AWS上でKubernetesを稼働する事ができるマネージド型サービスが発表されました。オンプレミスで稼働しているKubernetesと互換性があり、容易にAmazon EKSへの移行ができるのも特徴のひとつとなります。
現在はプレビュー版として提供を開始しています。
Deep SecurityではすでにDockerやKubernetesに対応しており、今後Amazon EKSにも対応していく予定です。

[参考] Amazon EKS

AWS Fargate

インフラストラクチャを管理することなくコンテナを起動できるサービスが発表されました。Amazon ECSやKubernetesなどはコンテナのデプロイや管理を容易にしてくれますが、EC2インスタンスを構築する必要がありました。これからはAWS Fargateを利用することで、EC2インスタンスを用意する必要がなく、Amazon ECSを使用してコンテナを起動できる、画期的な新サービスとなります!

[参考] AWS Fargate: サービス概要

Amazon SageMaker

機械学習はこれからも重要な技術となるはずですが、今まではこれを利用するには環境の準備などがとても煩雑でした。Amazon SageMakerはこの問題を解決し、より手軽に機械学習のモデル作成、学習、チューニングが可能となります。
このようなサービスが出てくると機械学習の利用がどんどん進み、今まで機械学習に手を出せなかったスタートアップなどが出てくる可能性もありますね!

[参考]Amazon SageMaker

AWS DeepLens

AI系サービスで今回一番盛り上がったのが、ディープラーニングを学習するためのトレーニング用のワイヤレスビデオカメラであるAWS DeepLensではないでしょうか。開発者はこれを利用してAI、IoT、サーバレスコンピューティングを手軽にハンズオンで学習できるようになります。

 

また、機械学習の環境を構築するには非常に多くのデータが必要になりますが、画像検出と認識のためのデータも用意されており、学習済みのモデルが利用できます。
KeynoteではAWS DeepLensを使用して、レコードのアルバムの画像と、顔の表情の組み合わせから、おすすめのアルバムを抽出するデモを実施していました。
本発表後、新しいセッションが公開され、それに参加するとAWS DeepLensをもらえるとの情報があったのですが、既に予約でいっぱいになってしまいました。。

[参考] AWS DeepLens ディープラーニングと新しいビデオカメラによるハンズオン

最後に

今回も昨年と同様に多くの新サービスが発表となり、特にサーバーレス関連のサービスや、IoT、機械学習のサービスが多く発表され、昨今の流れを改めて感じました。
ここにはすべてを記載することはできませんが、他にも興味深いサービスがいろいろございます。また、弊社Deep Securityとの連携が可能なサービスなどもあります。
ご興味がありましたら、是非試してみてはいかがでしょうか?

トレンドマイクロ株式会社
セキュリティエキスパート本部 プリセールスSE部 東日本SE課
遠藤 宣孝

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