AWS re:Invent 2024 出展レポート

AWS re:Invent 2024 出展レポート

公開日
2024年12月26日

みなさま、こんにちは。クラウドデスクという部署で、AWS Marketplaceを活用したパートナー協業を担当している宮崎です。今回はAWS re:Invent2024の出展レポートと題して、初参加の私が感じたことや現地の様子をみなさまにお伝えしたいと思います。

技術的な内容はYouTubeでぜひキャッチアップください!

目次

・AWS re:Inventとは
・トレンドマイクロの出展概要
 1:EXPO会場でブース出展
 2:レストランを貸切って終日イベント開催
 3:2つのスポンサーセッション
・おまけ:黒板イラスト屋さん活動

AWS re:Inventとは

AWS re:Invent 2025 | December 1 – 6, 2025
AWS re:Invent is a learning conference hosted by AWS for the global cloud-computing community.
「AWS re:Invent は、AWSが主催するグローバルなクラウドコンピューティングコミュニティ向けの学習カンファレンスです。」
今年で13回目を迎え、参加者は6万人(オンライン参加は40万人)というAWS最大のグローバルイベントです。
イベント会場は24時間営業のカジノで有名なアメリカのリゾート地、ラスベガス!ベネチアンというイタリアをテーマにした高級リゾートホテルを中心に、ラスベガスの複数のホテルが会場となっています。2024年は現地時間の12月2日(月)から6日(金)に渡って開催されました。
なお、すでに来年の会期は「2025年12月1日~6日」と告知されています。

トレンドマイクロの出展概要

トレンドマイクロは本イベントにダイヤモンドスポンサーとして出展し、3つのイベントを開催してきました。
1:EXPO会場でブース出展
2:レストランを貸切って終日イベント開催
3:2つのスポンサーセッション

■1:EXPO会場でブース出展

日本で開催されるAWS Summitと似ていますが、とにかく会場が広くてブースも大きかったです!

EXPO会場を示す大きなサイン

EXPO会場を示す大きなサイン!

この黒い幕の向こうがEXPO会場です

この黒い幕の向こうがEXPO会場です。

入口にはマップがありました

入口にはマップがありました。トレンドマイクロブースは赤丸のあたり。

会場のど真ん中はAWS Village

会場のど真ん中はAWS Village!

トレンドマイクロのブースは、半分が参加型イベントの開催をしている賑やかなエリア、もう半分はTrend Vision Oneについてお話をするためのディスプレイ多めのエリアで構成されていました。

Security Challengeという10分程のCTFイベント

Security Challengeという10分程のCTFイベントをしている賑やかなエリア

SAと会話できるディスプレイ多めのエリア

SAと会話できるディスプレイ多めのエリア。ステッカーやSWAGのTシャツをお渡ししていました。

ディスプレイ多めのエリアでは、Trend Vision OneのR&Dチームや全リージョンのソリューションアーキテクトメンバーがアテンドしていました。日本からもAWSのTop Engineers2024を受賞したエンジニアがシフトに入り、Trend Vision Oneの今後の戦略やおススメ機能、お客様の活用事例などをご紹介させていただきました。
魅力的な展示が多い中、お立ち寄りいただいたお客様・パートナー様、ありがとうございました!英語が飛び交う中、日本語でお話できる時間を持てて心が落ち着きました。

■2:レストランを貸切って終日イベント開催

Day2となる12/3(火)、AWS re:Inventのメイン会場となるThe Venetian内にあるレストラン”Black Tap Craft Burgers & Beer”を終日貸し切り、様々なイベントを開催しました。

カジノエリアを抜けるとBlack Tapの入口が見えます

カジノエリアを抜けるとBlack Tapの入口が見えます。Private Eventの看板がありますね。

re:Invent参加者の朝は早い・・・何と言ってもこの日の大注目イベントであるKeynoteは朝8時から!メイン会場で発表を聞くために、早起きして1時間以上前から並ぶ方々でいっぱいなのだそうです。
私たちは7:30からレストランをオープンして、ご朝食の提供をしておりました。会場に行く前にお立ち寄りいただいた方々、ありがとうございました。

そしていよいよ8時からはKeynoteをレストラン内で生中継。お食事やコーヒーを片手に、みんなでワイワイと盛り上がりながらキャッチアップをしていくことができて楽しかったです。

エリアごとにモニターが用意されていました

エリアごとにモニターが用意されていました。

日中はトレンドマイクロの社員との打ち合わせの場所として使っていました。
19時からはどなたでもご参加いただけるカジュアルな立食形式のパーティーを開催しました。12/3の夜は弊社以外の参加企業やAWSのコミュニティーなど、様々な団体が主催する素敵なイベントが目白押しだったのですが、弊社レストランに立ち寄ってくださった方々がたくさんいてジーンとしてしまいました。とてもいい集合写真も撮らせてもらいました(が、お顔を隠す処理をするとなんだかわからないことになってしまったので、ここでの掲載は控えさせていただきます)。

■3:2つのスポンサーセッション

今年は2つのセッションを実施しました。
セッション①AI in the Cloud: Heroes, Villains, and Security Strategies
概要:AIの普及によって、クラウド資産はより広範囲なセキュリティリスクにさらすことになりました。新しいAIツールは諸刃の剣であり、開発者やセキュリティチームの効率が上がった一方で、サイバー犯罪者にも同様の力を与えます。このセッションでは、AIの領域でクラウド環境を保護するための実践的な戦略を紹介します。
日時:12/2(月) 14:30~/セッションID:AIM240-S/場所:Wynn - Bollinger

セッション②Data Security in the Cloud, from Xsolis, an AI Leader in Healthcare
概要:医療用システム開発会社のXsolisをお招きし、Xsolisがトレンドマイクロソリューションを用いてどのようにコンプライアンスを遵守し、脆弱性に迅速に対応しながらマイクロサービスアーキテクチャへの移行を実現しているのか紹介します。
日時:12/5(木) 14:00~/セッションID:SEC224-S/場所:Room:Venetian - Murano 3305

セッション①はWynnというホテルで行われました。メイン会場となるThe Venetianのお隣のホテルです。近くてラッキーと思っていましたが、歩くとなかなかの距離でした。ホテルをつなぐ通路を通って、Wynnに入って、そこから講演会場まで歩いて・・・という感じで、たどり着いているのにたどり着かない感じを体験しました。(そしてこの感覚はイベント期間中に何度も味わうことになりました)

この日の登壇者は、トレンドマイクロUSのFernando氏。クラウド系の製品のプロダクトマネージャーをしているディレクターです。

私は英語がまだまだ全く得意ではないのですが

私は英語がまだまだ全く得意ではないのですが、Fernando氏の英語はとても聞きやすかったです。

メインディスプレイの近くに、文字起こし用のモニターがありました

メインディスプレイの近くに、文字起こし用のモニターがありました。これはどの会場も同じでした。親切!

セッション②はメイン会場のThe Venetianの3Fで開催されました。セッション①も②も予約枠が埋まっていたので、当日の空きがあれば入れる列に並びました。初心者の私は知らなかったのですが、re:Inventはチケットが販売されるとともに人気のセッションは予約がどんどん埋まってしまうのだそうです。弊社セッションもその人気の方のカテゴリに入っているのだと思うと嬉しくなりました。イベント参加者のセキュリティへの関心の高さが伺えますね!

左側が事前予約をした方々の列

左側が事前予約をした方々の列。右側は当日の残席があれば入れる人の列です。

この日は弊社メンバーだけでなく、Xsolis社のCTOをお招きして、対談形式でセッションを進めていました。

ヘルスケア領域のセキュリティポイントを解説

ヘルスケア領域のセキュリティポイントを解説

セッション開始直後くらいにZach氏のマイクにトラブルがあり、一時セッションが止まってしまうというアクシデントがありました。会場スタッフが代わりに持ってきたマイクもうまく音声が届かず。どうなることかとドキドキして見ていましたが、和やかな雰囲気で場をつなぎ、最終的に提供された新しいマイクがきちんとつながると会場から拍手が沸き起こりました。よかった・・・!

おまけ:黒板イラスト屋さん活動

みなさま、AWSの黒板って聞いてピンときますか?
日本で開催されるAWS Summitでも設置されているのでご覧になったことがある方、いらっしゃると思います。​
どこかに公式ルールが載っていたわけではないので、憶測を含んでいるのですが
・会場のどこかにイベント名がど真ん中にプリントされた大きな黒板が用意されている。
・誰でも自由に記載OK。社名や自社キャラクターを書く人が大半。
・毎日きれいに消されるので(夜なのか次の朝なのか・・・)、毎日違う絵を見られる。
という試みのようです。

re:Inventではメイン会場のThe Venetianにこの黒板が設置されていたので、会期中毎日弊社ロゴを書いてきました。写真を掲載するので、皆様の知っている・お世話になっている・仲良しな企業さまのロゴを探してみてください~!

黒板のお写真

12/1(日)10:00頃(開催前日)。イベントパスを受け取った時に書きました。

黒板のお写真

12/2(月)8:20頃(Day1)。もうかなり中心はいっぱいです。

黒板のお写真

12/3(火)6:45頃(Day2)。朝早く来たと思ったのにもうこんなに書き込みが!

黒板のお写真

12/4(水)10:10頃(Day3)。もう中心にはスペースがありませんでした。ここからの景色もよいですね!

黒板のお写真

12/5(木)10:00頃(Day4)。昨日と同じあたりに書きました。

どれくらい横に長い黒板なのか、という全体像を撮影しそびれてしまいました・・・もっともっと横にスペースが広がっていて圧巻でした。
(余談)この黒板の横にはDJブースがあり、終日ご機嫌な音楽が流れていました。

■YouTubeのコンテンツまとめ
トレンドマイクロセッションはYouTube上でご覧いただけます。ぜひご視聴ください!

トレンドマイクロの「AWS環境のセキュリティ対策ソリューション」はこちらをご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。
トレンドマイクロ クラウドデスク 宮崎

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