Trend Micro Security

EXPL_CPLNK.SMA

2010年12月20日
 解析者: Marfel Tiamzon   

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:


  • マルウェアタイプ: トロイの木馬型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化:  
  • 感染報告の有無: はい

  概要


マルウェアは、ショートカットファイル(拡張子LNK)であり、「WORM_TDSS.TX」として検出されるマルウェアのメインとなるコンポーネントを実行するために利用されます。

マルウェアは、任意のコマンドが実行される可能性があるWindows シェルの脆弱性を利用します。


  詳細

ファイルサイズ 492 bytes
タイプ LNK
メモリ常駐 はい
発見日 2010年12月4日

その他

マルウェアは、ショートカットファイル(拡張子LNK)であり、「WORM_TDSS.TX」として検出されるマルウェアのメインとなるコンポーネントを実行するために利用されます。

マルウェアは、任意のコマンドが実行される可能性があるWindows シェルの以下の脆弱性を利用します。セキュリティ対策の面からも以下のマイクロソフト社の説明を参照し、脆弱性を修正してください。


  対応方法

対応検索エンジン: 8.900
VSAPI OPR パターンバージョン 7.689.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2010年12月8日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「EXPL_CPLNK.SMA」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

手順 3

この「EXPL_CPLNK.SMA」が作成、あるいは、ダウンロードした以下のファイルを検索し、検索した場合は削除してください。

    • WORM_TDSS.TX

手順 4

以下の修正パッチをダウンロードし適用します。この脆弱性に対する修正パッチを適用するまで、該当製品の使用をお控えください。この製品の製造元が公開する正式な修正パッチをダウンロードし適用することをお勧めします。 Microsoft Security Bulletin MS10-046


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