
TSPY_FTPGRAB.A
2012年10月9日
プラットフォーム:
Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003
危険度:
感染確認数:
システムへの影響:
情報漏えい:

- マルウェアタイプ: スパイウェア
- 破壊活動の有無: なし
- 暗号化:
- 感染報告の有無: はい
概要
スパイウェアは、FTP認証情報を収集する機能を備えています。収集された情報は、不正リモートユーザに送信されます。そして、不正リモートユーザは、FTPサイトに不正にアクセスすることが可能になります。
スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
詳細
ファイルサイズ 663,040 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 はい
発見日 2011年12月16日
侵入方法
スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
その他
スパイウェアは、以下のFTPクライアントに関連するFTP認証情報を収集する機能を備えています。
- FTP Abstract
- FAR
- WTCx
- WS_FTP
- CuteFTP
- FlashFXP
- FileZilla
- FTPCommander
- BProofFTP
- SmartFTP
- TurboFTP
- FFFTP
- CoffeeCup
- CoreFTP
- FTPExplorert
- Frigate3
- SecureFX
- UltraFXP_Base
- UltraFXP
- FTPRush
- WebSitePublisher
- BitKinex
- ExpanDrive
- ClassicFTP
- Fling
- SoftX
- DOpus
- FTPUploaderT
- FreeFTP
- LeapFTP4
- WinSCP
- 32bit
- WebDrive
- FTPControl
- NetDrive
収集された情報は、不正リモートユーザに送信されます。そして、不正リモートユーザは、FTPサイトに不正にアクセスすることが可能になります。
対応方法
対応検索エンジン: 9.200
初回 VSAPI パターンバージョン 8.662.01
初回 VSAPI パターンリリース日 2011年12月22日
VSAPI OPR パターンバージョン 8.663.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2011年12月23日
手順 1
Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TSPY_FTPGRAB.A」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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