
TSPY_FAREIT.ERZ
2012年10月9日
別名:
VirTool:Win32/Obfuscator.AAS (Microsoft)
プラットフォーム:
Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003
危険度:
感染確認数:
システムへの影響:
情報漏えい:

- マルウェアタイプ: スパイウェア
- 破壊活動の有無: なし
- 暗号化: はい
- 感染報告の有無: はい
概要
感染経路 インターネットからのダウンロード, 他のマルウェアからの作成
スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
詳細
ファイルサイズ 131,584 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 はい
発見日 2012年8月28日
ペイロード 情報収集, システムセキュリティへの感染活動, ファイルのダウンロード, URLまたはIPアドレスに接続
侵入方法
スパイウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
ダウンロード活動
スパイウェアは、以下のWebサイトから自身のコピーの更新版をダウンロードします。
- http://{BLOCKED}greggcouture.com/i3AnbAV.exe
- http://www.{BLOCKED}r.org.br/PATgKq.exe
- http://www.{BLOCKED}asttreeremoval.com/VDYHGMfH.exe
情報収集
スパイウェアは、HTTPポスト を介して、収集した情報を以下のURLに送信します。
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.36.127/forum/viewtopic.php
- http://{BLOCKED}.{BLOCKED}.97.123/forum/viewtopic.php
対応方法
対応検索エンジン: 9.200
手順 1
Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
「TSPY_FAREIT.ERZ」で検出したファイル名を確認し、そのファイルを終了します。
[ 詳細 ]
- 検出ファイルが、Windows のタスクマネージャまたは Process Explorer に表示されるものの、削除できない場合があります。この場合、コンピュータをセーフモードで再起動してください。
セーフモードについては、こちらをご参照下さい。 - 検出ファイルがタスクマネージャ上で表示されない場合、次の手順にお進みください。
手順 3
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TSPY_FAREIT.ERZ」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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