TROJ_STARTP.SML1

2012年10月12日

別名:

TrojanDropper:Win32/Startpage.B (Microsoft); StartPage-MT (McAfee); Trojan.Gen (Symantec); Trojan-Dropper.Win32.StartPage.arr, Trojan-Dropper.Win32.StartPage.arr (Kaspersky); Trojan.Win32.Generic!BT (Sunbelt); Dropped:Trojan.BHO.OHM (FSecure)

プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

危険度:

ダメージ度:

感染力:

感染確認数:

マルウェアタイプ: トロイの木馬型
破壊活動の有無: なし
暗号化:
感染報告の有無: はい

概要

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

マルウェアは、実行後、自身を削除します。

詳細

ファイルサイズ 829,042 bytes

タイプ EXE

メモリ常駐なし

発見日 2012年5月6日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

インストール

マルウェアは、以下のフォルダを作成します。

%Program Files%\xyladid
%Program Files%\Adobe\Motorola\Internt Explorer
%Program Files%\Adobe\Motorola
%Program Files%\Windows WinSxs\Windows msagent\Java
%Program Files%\Windows WinSxs
%Program Files%\Windows WinSxs\Windows msagent
%Program Files%\RealOne\Intel\Windows system
%Program Files%\RealOne
%Program Files%\RealOne\Intel
%Program Files%\Windows Log\Maxthon\Windows Live
%Program Files%\Windows Log
%Program Files%\Windows Log\Maxthon

(註：%Program Files%は、標準設定では "C:\Program Files" です。)

自動実行方法

マルウェアは、以下のレジストリキーを追加し、自身をBrowser Helper Object（BHO）として登録します。これにより、Internet Explorer（IE）が起動するとマルウェアが自動実行されます。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Windows\CurrentVersion\Explorer\
Browser Helper Objects\{0C7C23EF-A848-485B-873C-0ED954731014}

他のシステム変更

マルウェアは、以下のファイルを削除します。

install_17.jse

マルウェアは、以下のレジストリキーを追加します。

HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{0C7C23EF-A848-485B-873C-0ED954731014}

HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{0C7C23EF-A848-485B-873C-0ED954731014}\
InprocServer32

HKEY_CLASSES_ROOT\.wonnbcq

HKEY_CLASSES_ROOT\ddmqj

HKEY_CLASSES_ROOT\ddmqj\ScriptEngine

HKEY_CLASSES_ROOT\ddmqj\CLSID

HKEY_CLASSES_ROOT\ddmqj\shell

HKEY_CLASSES_ROOT\ddmqj\shell\
open\command

HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{1f4de370-d627-11d1-ba4f-00a0c91eedba}\
shell

HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{1f4de370-d627-11d1-ba4f-00a0c91eedba}\
shell\????

HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{1f4de370-d627-11d1-ba4f-00a0c91eedba}\
shell\????\Command

HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{1f4de370-d627-11d1-ba4f-00a0c91eedba}\
shell\??(&R)

HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{e17d4fc0-5564-11d1-83f2-00a0c90dc849}\
shell

HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{e17d4fc0-5564-11d1-83f2-00a0c90dc849}\
shell\????

HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{e17d4fc0-5564-11d1-83f2-00a0c90dc849}\
shell\????\Command

HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{e17d4fc0-5564-11d1-83f2-00a0c90dc849}\
shell\??(&R)

マルウェアは、以下のレジストリ値を追加します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\
CLSID\{0C7C23EF-A848-485B-873C-0ED954731014}\InprocServer32
ThreadingModel = "Apartment"

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\
CLSID\{1f4de370-d627-11d1-ba4f-00a0c91eedba}
InfoTip = "@shdoclc.dll,-880"

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\
CLSID\{1f4de370-d627-11d1-ba4f-00a0c91eedba}\shell\
????
MUIVerb = "@shdoclc.dll,-10241"

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\
CLSID\{1f4de370-d627-11d1-ba4f-00a0c91eedba}\shell\
??(&R)
Command = "rundll32.exe shell32.dll,Control_RunDLL INETCPL.CPL,,0"

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\
CLSID\{e17d4fc0-5564-11d1-83f2-00a0c90dc849}
InfoTip = "@shdoclc.dll,-880"

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\
CLSID\{e17d4fc0-5564-11d1-83f2-00a0c90dc849}\shell\
????
MUIVerb = "@shdoclc.dll,-10241"

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\
CLSID\{e17d4fc0-5564-11d1-83f2-00a0c90dc849}\shell\
??(&R)
Command = "rundll32.exe shell32.dll,Control_RunDLL INETCPL.CPL,,0"

マルウェアは、以下のレジストリ値を変更します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\
CLSID\{1f4de370-d627-11d1-ba4f-00a0c91eedba}
LocalizedString = "@shdoclc.dll,-880"

(註：変更前の上記レジストリ値は、「{random values}」となります。)

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\
CLSID\{1f4de370-d627-11d1-ba4f-00a0c91eedba}\InProcServer32
ThreadingModel = "Apartment"

(註：変更前の上記レジストリ値は、「Apartment」となります。)

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\
CLSID\{1f4de370-d627-11d1-ba4f-00a0c91eedba}\ShellFolder
Attributes = "0"

(註：変更前の上記レジストリ値は、「20180000」となります。)

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\
CLSID\{e17d4fc0-5564-11d1-83f2-00a0c90dc849}
LocalizedString = "???"

(註：変更前の上記レジストリ値は、「{random values}」となります。)

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\
CLSID\{e17d4fc0-5564-11d1-83f2-00a0c90dc849}\InProcServer32
ThreadingModel = "Apartment"

(註：変更前の上記レジストリ値は、「Apartment」となります。)

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\
CLSID\{e17d4fc0-5564-11d1-83f2-00a0c90dc849}\ShellFolder
Attributes = "0"

(註：変更前の上記レジストリ値は、「20180000」となります。)

作成活動

マルウェアは、以下のファイルを作成します。

%Program Files%\xyladid\install_17.jse
%Program Files%\xyladid\tao.ico
%Program Files%\xyladid\game.ico
%Program Files%\xyladid\apple.dll
%System Root%\id.txt
%Program Files%\Adobe\Motorola\Internt Explorer\msexch40.jse
%Program Files%\Windows WinSxs\Windows msagent\Java\dxtmsft.jse
%Program Files%\Adobe\Motorola\Internt Explorer\1.txt
%Program Files%\Windows WinSxs\Windows msagent\Java\1.txt
%Program Files%\Windows Log\Maxthon\Windows Live\1.dat
%Program Files%\RealOne\Intel\Windows system\s.cmd
%Program Files%\Adobe\Motorola\Internt Explorer\wmsdmod.wonnbcq
%Program Files%\RealOne\Intel\Windows system\m.txt
%Program Files%\Adobe\Motorola\Internt Explorer\game.ico
%Program Files%\Adobe\Motorola\Internt Explorer\tao.ico
%Program Files%\Windows Log\Maxthon\Windows Live\d3dxof.dll
%Program Files%\RealOne\Intel\Windows system\a
%Program Files%\RealOne\Intel\Windows system\b
%Program Files%\RealOne\Intel\Windows system\d
%Program Files%\RealOne\Intel\Windows system\e
%User Profile%\????????\wmsdmod.wonnbcq

(註：%Program Files%は、標準設定では "C:\Program Files" です。. %System Root%は、標準設定では "C:" です。また、オペレーティングシステムが存在する場所です。. %User Profile% フォルダは、Windows 98 および MEの場合、"C:\Windows\Profiles\＜ユーザ名＞"、Windows NTでは、"C:\WINNT\Profiles\＜ユーザ名＞"、Windows 2000, XP, Server 2003の場合は、"C:\Documents and Settings\＜ユーザ名＞" です。)

その他

マルウェアは、実行後、自身を削除します。

このウイルス情報は、自動解析システムにより作成されました。

対応方法

対応検索エンジン: 9.200

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。

手順 3

このレジストリキーを削除します。

[ 詳細 ]

警告：レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

In HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID
- {0C7C23EF-A848-485B-873C-0ED954731014}

In HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{0C7C23EF-A848-485B-873C-0ED954731014}
- InprocServer32

In HKEY_CLASSES_ROOT
- .wonnbcq

In HKEY_CLASSES_ROOT
- ddmqj

In HKEY_CLASSES_ROOT\ddmqj
- ScriptEngine

In HKEY_CLASSES_ROOT\ddmqj
- CLSID

In HKEY_CLASSES_ROOT\ddmqj
- shell

In HKEY_CLASSES_ROOT\ddmqj\shell\open
- command

In HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{1f4de370-d627-11d1-ba4f-00a0c91eedba}
- shell

In HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{1f4de370-d627-11d1-ba4f-00a0c91eedba}\shell
- ????

In HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{1f4de370-d627-11d1-ba4f-00a0c91eedba}\shell\????
- Command

In HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{1f4de370-d627-11d1-ba4f-00a0c91eedba}\shell
- ??(&R)

In HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{e17d4fc0-5564-11d1-83f2-00a0c90dc849}
- shell

In HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{e17d4fc0-5564-11d1-83f2-00a0c90dc849}\shell
- ????

In HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{e17d4fc0-5564-11d1-83f2-00a0c90dc849}\shell\????
- Command

In HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{e17d4fc0-5564-11d1-83f2-00a0c90dc849}\shell
- ??(&R)

このマルウェアが追加したレジストリキーの削除：

「レジストリエディタ」を起動します。
[スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択し、regedit と入力し、[OK]をクリックします。
※regedit は半角英数字で入力する必要があります（大文字／小文字は区別されません）。
「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_CLASSES_ROOT>CLSID
上記フォルダの左にあるプラスをクリックし、以下のキーを検索し、削除します。
{0C7C23EF-A848-485B-873C-0ED954731014}
「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_CLASSES_ROOT>CLSID>{0C7C23EF-A848-485B-873C-0ED954731014}
上記フォルダの左にあるプラスをクリックし、以下のキーを検索し、削除します。
InprocServer32
「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_CLASSES_ROOT
上記フォルダの左にあるプラスをクリックし、以下のキーを検索し、削除します。
.wonnbcq
上記フォルダの左にあるプラスをクリックし、以下のキーを検索し、削除します。
ddmqj
「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_CLASSES_ROOT>ddmqj
上記フォルダの左にあるプラスをクリックし、以下のキーを検索し、削除します。
ScriptEngine
上記フォルダの左にあるプラスをクリックし、以下のキーを検索し、削除します。
CLSID
上記フォルダの左にあるプラスをクリックし、以下のキーを検索し、削除します。
shell
「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_CLASSES_ROOT>ddmqj>shell>open
上記フォルダの左にあるプラスをクリックし、以下のキーを検索し、削除します。
command
「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_CLASSES_ROOT>CLSID>{1f4de370-d627-11d1-ba4f-00a0c91eedba}
上記フォルダの左にあるプラスをクリックし、以下のキーを検索し、削除します。
shell
「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_CLASSES_ROOT>CLSID>{1f4de370-d627-11d1-ba4f-00a0c91eedba}>shell
上記フォルダの左にあるプラスをクリックし、以下のキーを検索し、削除します。
????
「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_CLASSES_ROOT>CLSID>{1f4de370-d627-11d1-ba4f-00a0c91eedba}>shell>????
上記フォルダの左にあるプラスをクリックし、以下のキーを検索し、削除します。
Command
上記フォルダの左にあるプラスをクリックし、以下のキーを検索し、削除します。
??(&R)
「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_CLASSES_ROOT>CLSID>{e17d4fc0-5564-11d1-83f2-00a0c90dc849}
上記フォルダの左にあるプラスをクリックし、以下のキーを検索し、削除します。
shell
「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_CLASSES_ROOT>CLSID>{e17d4fc0-5564-11d1-83f2-00a0c90dc849}>shell
上記フォルダの左にあるプラスをクリックし、以下のキーを検索し、削除します。
????
「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_CLASSES_ROOT>CLSID>{e17d4fc0-5564-11d1-83f2-00a0c90dc849}>shell>????
上記フォルダの左にあるプラスをクリックし、以下のキーを検索し、削除します。
Command
上記フォルダの左にあるプラスをクリックし、以下のキーを検索し、削除します。
??(&R)
「レジストリエディタ」を閉じます。

手順 4

このレジストリ値を削除します。

[ 詳細 ]

In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{0C7C23EF-A848-485B-873C-0ED954731014}\InprocServer32
- ThreadingModel = "Apartment"

In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{1f4de370-d627-11d1-ba4f-00a0c91eedba}
- InfoTip = "@shdoclc.dll,-880"

In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{1f4de370-d627-11d1-ba4f-00a0c91eedba}\shell\????
- MUIVerb = "@shdoclc.dll,-10241"

In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{1f4de370-d627-11d1-ba4f-00a0c91eedba}\shell\??(&R)
- Command = "rundll32.exe shell32.dll,Control_RunDLL INETCPL.CPL,,0"

In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{e17d4fc0-5564-11d1-83f2-00a0c90dc849}
- InfoTip = "@shdoclc.dll,-880"

In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{e17d4fc0-5564-11d1-83f2-00a0c90dc849}\shell\????
- MUIVerb = "@shdoclc.dll,-10241"

In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{e17d4fc0-5564-11d1-83f2-00a0c90dc849}\shell\??(&R)
- Command = "rundll32.exe shell32.dll,Control_RunDLL INETCPL.CPL,,0"

このマルウェアが追加したレジストリ値の削除：

「レジストリエディタ」を起動します。
[スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択し、regedit と入力し、[OK]をクリックします。
※regedit は半角英数字で入力する必要があります（大文字／小文字は区別されません）。
「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_LOCAL_MACHINE>SOFTWARE>Classes>CLSID>{0C7C23EF-A848-485B-873C-0ED954731014}>InprocServer32
右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
ThreadingModel = "Apartment"
「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_LOCAL_MACHINE>SOFTWARE>Classes>CLSID>{1f4de370-d627-11d1-ba4f-00a0c91eedba}
右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
InfoTip = "@shdoclc.dll,-880"
「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_LOCAL_MACHINE>SOFTWARE>Classes>CLSID>{1f4de370-d627-11d1-ba4f-00a0c91eedba}>shell>????
右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
MUIVerb = "@shdoclc.dll,-10241"
「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_LOCAL_MACHINE>SOFTWARE>Classes>CLSID>{1f4de370-d627-11d1-ba4f-00a0c91eedba}>shell>??(&R)
右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
Command = "rundll32.exe shell32.dll,Control_RunDLL INETCPL.CPL,,0"
「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_LOCAL_MACHINE>SOFTWARE>Classes>CLSID>{e17d4fc0-5564-11d1-83f2-00a0c90dc849}
右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
InfoTip = "@shdoclc.dll,-880"
「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_LOCAL_MACHINE>SOFTWARE>Classes>CLSID>{e17d4fc0-5564-11d1-83f2-00a0c90dc849}>shell>????
右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
MUIVerb = "@shdoclc.dll,-10241"
「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_LOCAL_MACHINE>SOFTWARE>Classes>CLSID>{e17d4fc0-5564-11d1-83f2-00a0c90dc849}>shell>??(&R)
右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
Command = "rundll32.exe shell32.dll,Control_RunDLL INETCPL.CPL,,0"
「レジストリエディタ」を閉じます。

手順 5

変更されたレジストリ値を修正します。

[ 詳細 ]

In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{1f4de370-d627-11d1-ba4f-00a0c91eedba}
- From: LocalizedString = "@shdoclc.dll,-880"
  To: LocalizedString = ""{random values}""

In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{1f4de370-d627-11d1-ba4f-00a0c91eedba}\InProcServer32
- From: ThreadingModel = "Apartment"
  To: ThreadingModel = ""Apartment""

In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{1f4de370-d627-11d1-ba4f-00a0c91eedba}\ShellFolder
- From: Attributes = "0"
  To: Attributes = ""20180000""

In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{e17d4fc0-5564-11d1-83f2-00a0c90dc849}
- From: LocalizedString = "???"
  To: LocalizedString = ""{random values}""

In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{e17d4fc0-5564-11d1-83f2-00a0c90dc849}\InProcServer32
- From: ThreadingModel = "Apartment"
  To: ThreadingModel = ""Apartment""

In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{e17d4fc0-5564-11d1-83f2-00a0c90dc849}\ShellFolder
- From: Attributes = "0"
  To: Attributes = ""20180000""

このマルウェアが変更したレジストリ値の修正：

「レジストリエディタ」を起動します。
[スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択し、regedit と入力し、[OK]をクリックします。
※regedit は半角英数字で入力する必要があります（大文字／小文字は区別されません）。
レジストリエディタの左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_LOCAL_MACHINE>SOFTWARE>Classes>CLSID>{1f4de370-d627-11d1-ba4f-00a0c91eedba}
右側のパネルで以下のレジストリ値を検索します。
LocalizedString = "@shdoclc.dll,-880"
[値の名前]上で右クリックし、[修正]または[変更]を選択します。[文字列の編集]ダイアログボックスが表示されたら、[値のデータ]を以下に変更します。
LocalizedString = "{random values}"
レジストリエディタの左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_LOCAL_MACHINE>SOFTWARE>Classes>CLSID>{1f4de370-d627-11d1-ba4f-00a0c91eedba}>InProcServer32
右側のパネルで以下のレジストリ値を検索します。
ThreadingModel = "Apartment"
[値の名前]上で右クリックし、[修正]または[変更]を選択します。[文字列の編集]ダイアログボックスが表示されたら、[値のデータ]を以下に変更します。
ThreadingModel = "Apartment"
レジストリエディタの左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_LOCAL_MACHINE>SOFTWARE>Classes>CLSID>{1f4de370-d627-11d1-ba4f-00a0c91eedba}>ShellFolder
右側のパネルで以下のレジストリ値を検索します。
Attributes = "0"
[値の名前]上で右クリックし、[修正]または[変更]を選択します。[文字列の編集]ダイアログボックスが表示されたら、[値のデータ]を以下に変更します。
Attributes = "20180000"
レジストリエディタの左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_LOCAL_MACHINE>SOFTWARE>Classes>CLSID>{e17d4fc0-5564-11d1-83f2-00a0c90dc849}
右側のパネルで以下のレジストリ値を検索します。
LocalizedString = "???"
[値の名前]上で右クリックし、[修正]または[変更]を選択します。[文字列の編集]ダイアログボックスが表示されたら、[値のデータ]を以下に変更します。
LocalizedString = "{random values}"
レジストリエディタの左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_LOCAL_MACHINE>SOFTWARE>Classes>CLSID>{e17d4fc0-5564-11d1-83f2-00a0c90dc849}>InProcServer32
右側のパネルで以下のレジストリ値を検索します。
ThreadingModel = "Apartment"
[値の名前]上で右クリックし、[修正]または[変更]を選択します。[文字列の編集]ダイアログボックスが表示されたら、[値のデータ]を以下に変更します。
ThreadingModel = "Apartment"
レジストリエディタの左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_LOCAL_MACHINE>SOFTWARE>Classes>CLSID>{e17d4fc0-5564-11d1-83f2-00a0c90dc849}>ShellFolder
右側のパネルで以下のレジストリ値を検索します。
Attributes = "0"
[値の名前]上で右クリックし、[修正]または[変更]を選択します。[文字列の編集]ダイアログボックスが表示されたら、[値のデータ]を以下に変更します。
Attributes = "20180000"
レジストリエディタを閉じます。

手順 6

以下のファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]

コンポーネントファイルが隠しファイル属性の場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。

%Program Files%\xyladid\install_17.jse
%Program Files%\xyladid\tao.ico
%Program Files%\xyladid\game.ico
%Program Files%\xyladid\apple.dll
%System Root%\id.txt
%Program Files%\Adobe\Motorola\Internt Explorer\msexch40.jse
%Program Files%\Windows WinSxs\Windows msagent\Java\dxtmsft.jse
%Program Files%\Adobe\Motorola\Internt Explorer\1.txt
%Program Files%\Windows WinSxs\Windows msagent\Java\1.txt
%Program Files%\Windows Log\Maxthon\Windows Live\1.dat
%Program Files%\RealOne\Intel\Windows system\s.cmd
%Program Files%\Adobe\Motorola\Internt Explorer\wmsdmod.wonnbcq
%Program Files%\RealOne\Intel\Windows system\m.txt
%Program Files%\Adobe\Motorola\Internt Explorer\game.ico
%Program Files%\Adobe\Motorola\Internt Explorer\tao.ico
%Program Files%\Windows Log\Maxthon\Windows Live\d3dxof.dll
%Program Files%\RealOne\Intel\Windows system\a
%Program Files%\RealOne\Intel\Windows system\b
%Program Files%\RealOne\Intel\Windows system\d
%Program Files%\RealOne\Intel\Windows system\e
%User Profile%\????????\wmsdmod.wonnbcq

手順 7

以下のフォルダを検索し削除します。

[ 詳細 ]

フォルダが隠しフォルダ属性に設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。

%Program Files%\xyladid
%Program Files%\Adobe\Motorola\Internt Explorer
%Program Files%\Adobe\Motorola
%Program Files%\Windows WinSxs\Windows msagent\Java
%Program Files%\Windows WinSxs
%Program Files%\Windows WinSxs\Windows msagent
%Program Files%\RealOne\Intel\Windows system
%Program Files%\RealOne
%Program Files%\RealOne\Intel
%Program Files%\Windows Log\Maxthon\Windows Live
%Program Files%\Windows Log
%Program Files%\Windows Log\Maxthon

手順 8

最新のバージョン（エンジン、パターンファイル）を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TROJ_STARTP.SML1」と検出したファイルはすべて削除してください。検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

手順 9

以下のファイルをバックアップを用いて修復します。なお、マイクロソフト製品に関連したファイルのみ修復されます。このマルウェア／グレイウェア／スパイウェアが同社製品以外のプログラムをも削除した場合には、該当プログラムを再度インストールする必要があります。

install_17.jse

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