TROJ_COINMINE.WINX
Trojan:Win32/SvcMiner [non_writable_container] (Microsoft); Trojan.Gen.2 (Symantec); RiskTool.Win32.BitCoinMiner.hzkc (Kaspersky); Mal/Miner-C (Sophos); Trojan.Win32.Generic!BT (Sunbelt)
Windows
- マルウェアタイプ: トロイの木馬型
- 破壊活動の有無: なし
- 暗号化:
- 感染報告の有無: はい
概要
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
詳細
侵入方法
その他は、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
インストール
その他は、以下のフォルダを作成します。
- %Program Files%\WinRAR
(註：%Program Files%フォルダは、プログラムファイルのフォルダで、いずれのオペレーティングシステム(OS)でも通常、 "C:\Program Files"、64bitのOS上で32bitのアプリケーションを実行している場合、 "C:\Program Files (x86)" です。.)
他のシステム変更
その他は、以下のファイルを削除します。
- %User Temp%\58e0ef.mst
- %User Temp%\AdobeARM.log
- %User Temp%\AdobeSFX.log
- %User Temp%\ASPNET~1.LOG
- %User Temp%\ASPNET~2.LOG
- %User Temp%\ASPNET~3.LOG
- %User Temp%\DD_DEP~1.TXT
- %User Temp%\DD_DOT~2.TXT
- %User Temp%\DD_DOT~1.TXT
- %User Temp%\DD_DOT~3.TXT
- %User Temp%\DD_MSX~1.TXT
- %User Temp%\DD_NET~2.TXT
- %User Temp%\DD_NET~1.TXT
- %User Temp%\DD_NET~3.TXT
- %User Temp%\DD_NET~4.TXT
- %User Temp%\DD343F~1.TXT
- %User Temp%\DD_RGB~1.TXT
- %User Temp%\DD_VCR~4.TXT
- %User Temp%\DD_VCR~2.TXT
- %User Temp%\DD_VCR~3.TXT
- %User Temp%\DD_VCR~1.TXT
- %User Temp%\DD_WCF~2.TXT
- %User Temp%\DD_WCF~1.TXT
- %User Temp%\dd_WIC.txt
- %User Temp%\dd_XPS.txt
- %User Temp%\MICROS~1.TXT
- %User Temp%\MICROS~2.TXT
- %User Temp%\MICROS~1.HTM
- %User Temp%\MICROS~3.TXT
- %User Temp%\MICROS~2.HTM
- %User Temp%\UXEVEN~1.TXT
- %User Temp%\VMINST~1.LOG
- %User Temp%\VMINST~2.LOG
- %User Temp%\VMINST~3.LOG
- %User Temp%\VMMSIL~1.LOG
- %User Temp%\VMMSIL~2.LOG
- %User Temp%\VMMSIL~3.LOG
- %User Temp%\WSFF8.tmp
- %User Temp%\WSFF9.tmp
- %Program Files%\WinRAR\WinCon.vbs
- %Program Files%\WinRAR\tar.bat
- %Program Files%\WinRAR\zip.bat
(註：%User Temp%フォルダは、ユーザの一時フォルダで、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、通常、"C:\Documents and Settings\＜ユーザー名＞\Local Settings\Temp"、Windows Vista 、 7 、8、8.1 、Server 2008 および Server 2012の場合、"C:\Users\＜ユーザ名＞\AppData\Local\Temp" です。.. %Program Files%フォルダは、プログラムファイルのフォルダで、いずれのオペレーティングシステム(OS)でも通常、 "C:\Program Files"、64bitのOS上で32bitのアプリケーションを実行している場合、 "C:\Program Files (x86)" です。.)
作成活動
その他は、以下のファイルを作成します。
- __tmp_rar_sfx_access_check_43359
- sethc.exe
- zip.bat
- tar.bat
- WinCon.vbs
このウイルス情報は、自動解析システムにより作成されました。
対応方法
手順 1
Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
以下のファイルを検索し削除します。
- __tmp_rar_sfx_access_check_43359
- sethc.exe
- zip.bat
- tar.bat
- WinCon.vbs
手順 3
以下のフォルダを検索し削除します。
- %Program Files%\WinRAR
手順 4
最新のバージョン（エンジン、パターンファイル）を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TROJ_COINMINE.WINX」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
手順 5
以下のファイルをバックアップを用いて修復します。なお、マイクロソフト製品に関連したファイルのみ修復されます。このマルウェア／グレイウェア／スパイウェアが同社製品以外のプログラムをも削除した場合には、該当プログラムを再度インストールする必要があります。
- %User Temp%\58e0ef.mst
- %User Temp%\AdobeARM.log
- %User Temp%\AdobeSFX.log
- %User Temp%\ASPNET~1.LOG
- %User Temp%\ASPNET~2.LOG
- %User Temp%\ASPNET~3.LOG
- %User Temp%\DD_DEP~1.TXT
- %User Temp%\DD_DOT~2.TXT
- %User Temp%\DD_DOT~1.TXT
- %User Temp%\DD_DOT~3.TXT
- %User Temp%\DD_MSX~1.TXT
- %User Temp%\DD_NET~2.TXT
- %User Temp%\DD_NET~1.TXT
- %User Temp%\DD_NET~3.TXT
- %User Temp%\DD_NET~4.TXT
- %User Temp%\DD343F~1.TXT
- %User Temp%\DD_RGB~1.TXT
- %User Temp%\DD_VCR~4.TXT
- %User Temp%\DD_VCR~2.TXT
- %User Temp%\DD_VCR~3.TXT
- %User Temp%\DD_VCR~1.TXT
- %User Temp%\DD_WCF~2.TXT
- %User Temp%\DD_WCF~1.TXT
- %User Temp%\dd_WIC.txt
- %User Temp%\dd_XPS.txt
- %User Temp%\MICROS~1.TXT
- %User Temp%\MICROS~2.TXT
- %User Temp%\MICROS~1.HTM
- %User Temp%\MICROS~3.TXT
- %User Temp%\MICROS~2.HTM
- %User Temp%\UXEVEN~1.TXT
- %User Temp%\VMINST~1.LOG
- %User Temp%\VMINST~2.LOG
- %User Temp%\VMINST~3.LOG
- %User Temp%\VMMSIL~1.LOG
- %User Temp%\VMMSIL~2.LOG
- %User Temp%\VMMSIL~3.LOG
- %User Temp%\WSFF8.tmp
- %User Temp%\WSFF9.tmp
- %Program Files%\WinRAR\WinCon.vbs
- %Program Files%\WinRAR\tar.bat
- %Program Files%\WinRAR\zip.bat
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