TROJ_AUTORUN.BQX

2012年10月9日

解析者: Marfel Tiamzon

別名:

Microsoft: Worm:Win32/Rimecud!inf; Kaspersky: Trojan.Win32.AutoRun.bku; Sophos: Mal/AutoInf-A

プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

危険度:

ダメージ度:

感染力:

感染確認数:

マルウェアタイプ: トロイの木馬型
破壊活動の有無: なし
暗号化: なし
感染報告の有無: はい

概要

これは、トレンドマイクロの製品では、リムーバブルドライブに存在する自身のワームのコンポーネントによって作成される "AUTORUN.INF" の検出名です。マルウェアは、ドライブが接続された際に、メインとなるコンポーネントのコピーを自動実行するために利用されます。

詳細

ファイルサイズ 398 bytes

タイプ INF

発見日 2011年7月6日

感染活動

上記INFファイルには、以下の文字列が含まれています。

;{garbage characters}
[autorun[
[autorun
open=USBVAU~1\microvault.exe
:cmp
icon=%SystemRoot%\system32\SHELL32.dll,4
;{garbage characters}
action=Open folder to view files using Windows Explorer
;{garbage characters}
;{garbage characters}
;{garbage characters}
shell\\open\\command=USBVAU~1/microvault.exe
;{garbage characters}
:nop
;{garbage characters}
shell\\explore\\\command=USVBAU~1/microvault.exe
;{garbage characters}
UseautoplAy=1

その他

これは、トレンドマイクロの製品では、リムーバブルドライブに存在する自身のワームのコンポーネントによって作成される "AUTORUN.INF" の検出名です。

マルウェアは、ドライブが接続された際に、メインとなるコンポーネントのコピーを自動実行するために利用されます。

対応方法

対応検索エンジン: 9.200

初回 VSAPI パターンバージョン 8.270.01

初回 VSAPI パターンリリース日 2011年7月6日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

最新のバージョン（エンジン、パターンファイル）を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「TROJ_AUTORUN.BQX」と検出したファイルはすべて削除してください。検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

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