PUA_REBATEINFORMER.GA

2016年6月30日

解析者: Michael Jay Villanueva

別名:

PUP.Optional.RebateInformer (Malwarebytes); Tool.InstallToolbar.220 (DrWeb);

プラットフォーム:

Windows

危険度:

ダメージ度:

感染力:

感染確認数:

情報漏えい:

マルウェアタイプ: 不要なアプリケーション
破壊活動の有無: なし
暗号化:
感染報告の有無: はい

概要

プログラムは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。プログラムは、ユーザの手動インストールにより、コンピュータに侵入します。

プログラムが自身の不正活動を実行するためには、メインとなるコンポーネントが必要になります。

詳細

ファイルサイズ 1,340,376 bytes

タイプ DLL

メモリ常駐なし

発見日 2015年10月6日

侵入方法

プログラムは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。

プログラムは、ユーザの手動インストールにより、コンピュータに侵入します。

他のシステム変更

プログラムは、以下のレジストリ値を追加します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\
RebateI.CoRebateJS
(Default) = Rebate Informer

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\
RebateI.CoRebateJS\Clsid
(Default) = {GUID 1}

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\
RebateI.Rebate Informer BHO\Clsid
(Default) = {GUID 2}

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\
RebateI.RebateInformImageGen\Clsid
(Default) = {GUID 3}

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\
PROTOCOLS\Handler\rebinfo
(Default) = rebinfo

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\
PROTOCOLS\Handler\rebinfo
CLSID = {GUID 3}

HKEY_CLASSES_ROOT\RebateI.CoRebateJS
(Default) = Rebate Informer

HKEY_CLASSES_ROOT\RebateI.CoRebateJS\Clsid
(Default) = {GUID 1}

HKEY_CLASSES_ROOT\RebateI.Rebate Informer BHO\Clsid
(Default) = {GUID 2}

HKEY_CLASSES_ROOT\RebateI.RebateInformImageGen\Clsid
(Default) = {GUID 3}

HKEY_CLASSES_ROOT\PROTOCOLS\Handler\
rebinfo
(Default) = rebinfo

HKEY_CLASSES_ROOT\PROTOCOLS\Handler\
rebinfo
CLSID = {GUID 3}

その他

プログラムが自身の不正活動を実行するためには、メインとなるコンポーネントが必要になります。

プログラムは、ユーザが訪問するWebページを監視します。

プログラムは、感染したコンピュータのパフォーマンス、セキュリティおよびプライバシーに影響を与えます。

対応方法

対応検索エンジン: 9.800

初回 VSAPI パターンバージョン 1.668.02

初回 VSAPI パターンリリース日 2015年10月15日

VSAPI OPR パターンバージョン 1.669.00

VSAPI OPR パターンリリース日 2015年10月16日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

このマルウェアもしくはアドウェア等の実行により、手順中に記載されたすべてのファイル、フォルダおよびレジストリキーや値がコンピュータにインストールされるとは限りません。インストールが不完全である場合の他、オペレーティングシステム（OS）の条件によりインストールがされない場合が考えられます。手順中に記載されたファイル／フォルダ／レジストリ情報が確認されない場合、該当の手順の操作は不要ですので、次の手順に進んでください。

手順 3

このレジストリ値を削除します。

[ 詳細 ]

警告：レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\RebateI.CoRebateJS
- (Default) = Rebate Informer
In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\RebateI.CoRebateJS\Clsid
- (Default) = {GUID 1}
In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\RebateI.Rebate Informer BHO\Clsid
- (Default) = {GUID 2}
In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\RebateI.RebateInformImageGen\Clsid
- (Default) = {GUID 3}
In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\PROTOCOLS\Handler\rebinfo
- (Default) = rebinfo
In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\PROTOCOLS\Handler\rebinfo
- CLSID = {GUID 3}
In HKEY_CLASSES_ROOT\RebateI.CoRebateJS
- (Default) = Rebate Informer
In HKEY_CLASSES_ROOT\RebateI.CoRebateJS\Clsid
- (Default) = {GUID 1}
In HKEY_CLASSES_ROOT\RebateI.Rebate Informer BHO\Clsid
- (Default) = {GUID 2}
In HKEY_CLASSES_ROOT\RebateI.RebateInformImageGen\Clsid
- (Default) = {GUID 3}
In HKEY_CLASSES_ROOT\PROTOCOLS\Handler\rebinfo
- (Default) = rebinfo
In HKEY_CLASSES_ROOT\PROTOCOLS\Handler\rebinfo
- CLSID = {GUID 3}

このマルウェアが追加したレジストリ値の削除：

「レジストリエディタ」を起動します。
[スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択し、regedit と入力し、[OK]をクリックします。
※regedit は半角英数字で入力する必要があります（大文字／小文字は区別されません）。
「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_LOCAL_MACHINE>SOFTWARE>Classes>RebateI.CoRebateJS
右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
(Default) = Rebate Informer
「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_LOCAL_MACHINE>SOFTWARE>Classes>RebateI.CoRebateJS>Clsid
右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
(Default) = {GUID 1}
「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_LOCAL_MACHINE>SOFTWARE>Classes>RebateI.Rebate Informer BHO>Clsid
右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
(Default) = {GUID 2}
「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_LOCAL_MACHINE>SOFTWARE>Classes>RebateI.RebateInformImageGen>Clsid
右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
(Default) = {GUID 3}
「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_LOCAL_MACHINE>SOFTWARE>Classes>PROTOCOLS>Handler>rebinfo
右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
(Default) = rebinfo
右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
CLSID = {GUID 3}
「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_CLASSES_ROOT>RebateI.CoRebateJS
右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
(Default) = Rebate Informer
「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_CLASSES_ROOT>RebateI.CoRebateJS>Clsid
右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
(Default) = {GUID 1}
「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_CLASSES_ROOT>RebateI.Rebate Informer BHO>Clsid
右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
(Default) = {GUID 2}
「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_CLASSES_ROOT>RebateI.RebateInformImageGen>Clsid
右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
(Default) = {GUID 3}
「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
HKEY_CLASSES_ROOT>PROTOCOLS>Handler>rebinfo
右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
(Default) = rebinfo
右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
CLSID = {GUID 3}
「レジストリエディタ」を閉じます。

手順 4

最新のバージョン（エンジン、パターンファイル）を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「PUA_REBATEINFORMER.GA」と検出したファイルはすべて削除してください。検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

ご利用はいかがでしたか？　アンケートにご協力ください