
PHP_PBOT.SMM
2016年11月11日
別名:
Backdoor.PHP.Pbot.g (Kaspersky), PHP.Backdoor.Trojan (Symantec)
プラットフォーム:
Windows
危険度:
感染確認数:

- マルウェアタイプ: バックドア型
- 破壊活動の有無: なし
- 暗号化: なし
- 感染報告の有無: はい
概要
マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。
マルウェアは、不正リモートユーザからリモートで受信する特定のコマンドを実行します。これにより、感染コンピュータおよび同コンピュータ上の情報は危険にさらされることとなります。
詳細
ファイルサイズ 4617 bytes
タイプ HTML, HTM
メモリ常駐 なし
発見日 2010年9月21日
侵入方法
マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。
バックドア活動
マルウェアは、以下のいずれかのIRCサーバに接続します。
- irc.{BLOCKED}ka.co.vu:6667
マルウェアは、以下のいずれかのIRCチャンネルに接続します。
- #berkah
- #neraka
マルウェアは、不正リモートユーザからの以下のコマンドを実行します。
- DNS lookup
- Execute Shell Command
- Execute PHP Code
- Connect to remote sites
- Executes IRC Commands:
- join
- send message
- send private message
- notice
- nick
- set random nick
- quit
対応方法
対応検索エンジン: 9.800
初回 VSAPI パターンバージョン 7.478.08
初回 VSAPI パターンリリース日 2010年9月21日
VSAPI OPR パターンバージョン 7.479.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2010年9月22日
手順 1
Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「PHP_PBOT.SMM」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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