
PE_TDSS.A
2012年10月8日
プラットフォーム:
Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003
危険度:
ダメージ度:
感染力:
感染確認数:

- マルウェアタイプ: トロイの木馬型
- 破壊活動の有無: なし
- 暗号化: はい
- 感染報告の有無: はい
概要
これは、TDSS亜種が自身の不正活動のために変更したシステムファイル(拡張子SYS)です。変更されたコードによって、コンピュータ起動時にTDSS亜種が実行され、実行中プロセスにそのコンポーネントファイルが組み込まれます。また、マルウェアは、ルートキット機能を備えており、自身のプロセスやファイルを隠ぺいします。
詳細
ファイルサイズ 不定
タイプ SYS
メモリ常駐 はい
発見日 2010年7月23日
その他
これは、トレンドマイクロの製品では、TDSS亜種によって変更されたシステムファイル(拡張子SYS)として検出されます。TDSS亜種は、自身の不正活動のためにこのシステムファイルを変更します。変更されたコードによって、コンピュータ起動時にTDSS亜種が実行され、実行中プロセスにそのコンポーネントファイルが組み込まれます。また、マルウェアは、ルートキット機能を備えており、自身のプロセスやファイルを隠ぺいします。
対応方法
対応検索エンジン: 9.200
初回 VSAPI パターンバージョン 7.988.01
初回 VSAPI パターンリリース日 2011年4月19日
VSAPI OPR パターンバージョン 7.989.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2011年4月20日
手順 1
Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「PE_TDSS.A」と検出したファイルの駆除を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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