
JAVA_EXPLOIT.RHP
Trojan.Maljava (Symantec), Exploit-Blacole (McAfee), Java/Exploit.CVE-2012-0507.CY trojan (NOD32)
Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

- マルウェアタイプ: トロイの木馬型
- 破壊活動の有無: なし
- 暗号化:
- 感染報告の有無: はい
概要
マルウェアは、他のマルウェアのコンポーネントとして利用されます。マルウェアは、Java Runtime Environment (JRE)コンポーネントの複数のバージョンに存在する脆弱性を利用します。これにより、マルウェアは、感染コンピュータ上で任意のコードを実行することが可能になります。
マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。
詳細
侵入方法
マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。
その他
マルウェアは、他のマルウェアのコンポーネントとして利用されます。マルウェアは、Java Runtime Environment (JRE)コンポーネントの以下のバージョンに存在する脆弱性を利用します。
- Oracle Java SE JDK
- Oracle Java SE 7
- Oracle Java SE 6 Update 27および以前のバージョン
これにより、マルウェアは、感染コンピュータ上で任意のコードを実行することが可能になります。
対応方法
手順 1
Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。
手順 3
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「JAVA_EXPLOIT.RHP」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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