JAVA_DLOADR.EFD

2015年7月14日
 解析者: Francis Xavier Antazo   

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:


  • マルウェアタイプ: トロイの木馬型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: はい
  • 感染報告の有無: はい

  概要

感染経路 他のマルウェアからの作成, インターネットからのダウンロード

トレンドマイクロは、このマルウェアをNoteworthy(要注意)に分類しました。

これは、トレンドマイクロの製品では、標的型サイバー攻撃キャンペーン「Pawn Storm 作戦」において、Javaのゼロデイ脆弱性「CVE-2015-2590」の悪用で利用されたマルウェアの検出名です。この脆弱性が利用されると、「TROJ_DROPPR.CXC」として検出される別のマルウェアをダウンロードします。このマルウェアは、「SEDNIT」の亜種を作成します。

「Pawn Storm 作戦」は、米国および同盟国の軍事組織や防衛機関を攻撃対象とした標的型サイバー攻撃キャンペーンです。この標的型攻撃の詳細については、こちらをご参照下さい。

An In-Depth Look at How Pawn Storm’s Java Zero-Day Was Used(英語情報)

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。 マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

マルウェアは、ダウンロードしたファイルを実行します。この結果、マルウェアの不正活動が感染コンピュータ上で展開されることとなります。

マルウェアは、脆弱性を利用して「ゼロデイ攻撃」を仕掛けます。


  詳細

ファイルサイズ 5,667 bytes
タイプ Java Class
メモリ常駐 はい
発見日 2015年7月13日
ペイロード ファイルのダウンロード

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

マルウェアは、以下のリモートサイトからダウンロードされコンピュータに侵入します。

  • {Applet site location}\{BLOCKED}c.mcr

ダウンロード活動

マルウェアは、ダウンロードしたファイルを実行します。この結果、マルウェアの不正活動が感染コンピュータ上で展開されることとなります。

その他

マルウェアは、脆弱性を利用して「ゼロデイ攻撃」を仕掛けます。セキュリティ対策の面からもこの脆弱性に関する以下の説明をご参照ください。

  • CVE-2015-2590

セキュリティ対策の面からも以下の説明をご参照ください。

  • http://www.oracle.com/technetwork/topics/security/cpujul2015-2367936.html

その他

マルウェアは、以下のファイルをダウンロードして実行します。このファイルは、「TROJ_DROPPR.CXC」として検出されます。

  • %User Profile%\{Random characters}.exe


  対応方法

対応検索エンジン: 9.750
初回 VSAPI パターンバージョン 11.790.01
初回 VSAPI パターンリリース日 2015年7月15日
VSAPI OPR パターンバージョン 11.791.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2015年7月14日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

「JAVA_DLOADR.EFD」 が作成またはダウンロードした不正なファイルを削除します。(註:以下のマルウェアもしくはアドウェア等がすでに削除されている場合は、本手順は行う必要はありません。)

     
    • TROJ_DROPPR.CXC

手順 3

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「JAVA_DLOADR.EFD」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

手順 4

以下の修正パッチをダウンロードし適用します。この脆弱性に対する修正パッチを適用するまで、該当製品の使用をお控えください。この製品の製造元が公開する正式な修正パッチをダウンロードし適用することをお勧めします。


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