Trend Micro Security

Worm.Win32.HUPIGON.D

2021年6月3日
 解析者: Paul Steven Nadera   

 別名:

Worm:Win32/SillyFDC (Microsoft); Bck/Hupigon.KAK (Panda);

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:


  • マルウェアタイプ: ワーム
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: なし
  • 感染報告の有無: はい

  概要

感染経路 他のマルウェアからの作成, インターネットからのダウンロード

ワームは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

ワームは、バックドア活動の機能を備えていません。

ワームは、情報収集する機能を備えていません。


  詳細

ファイルサイズ 934,400 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 はい
発見日 2021年6月1日
ペイロード ファイルの作成, システムのレジストリの変更, その他, ファイルの実行

侵入方法

ワームは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

インストール

ワームは、感染したコンピュータ内に以下のように自身のコピーを作成します。

  • %System%\sysos.exe
  • {Removable drive}:\RECYCIER\system.exe

(註:%System%フォルダは、システムフォルダで、いずれのオペレーティングシステム(OS)でも通常、"C:\Windows\System32" です。.)

ワームは、以下のファイルを作成します。

  • %System%\sys.exe -> Detected as Trojan.Win32.HUPIGON.DAM
  • %System%\SVKP.sys
  • {Removable drive}:\Autorun.inf -> executes copy of itself in the removable drive

(註:%System%フォルダは、システムフォルダで、いずれのオペレーティングシステム(OS)でも通常、"C:\Windows\System32" です。.)

他のシステム変更

ワームは、以下のレジストリ値を追加します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Windows NT\CurrentVersion\Winlogon
shell = Explorer.exe %System%\sysos.exe

バックドア活動

ワームは、バックドア活動の機能を備えていません。

ルートキット機能

ワームは、ルートキット機能を備えていません。

情報漏えい

ワームは、情報収集する機能を備えていません。

その他

ワームは、以下を実行します。

  • Adds the following services:
    • SVKP

注意:

ワームは、脆弱性を利用した感染活動を行いません。

<補足>
インストール

ワームは、感染したコンピュータ内に以下のように自身のコピーを作成します。

  • %System%\sysos.exe
  • {リムーバブルドライブ}:\RECYCIER\system.exe

ワームは、以下のファイルを作成します。

  • %System%\sys.exe → 「Trojan.Win32.HUPIGON.DAM」として検出
  • %System%\SVKP.sys
  • {リムーバブルドライブ}:\Autorun.inf → リムーバブルドライブ内で自身のコピーの実行

その他

ワームは、以下を実行します。

  • 以下のサービスを追加します。
    • SVKP


  対応方法

対応検索エンジン: 9.800
初回 VSAPI パターンバージョン 16.756.05
初回 VSAPI パターンリリース日 2021年6月2日
VSAPI OPR パターンバージョン 16.757.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2021年6月3日

手順 1

Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、および Windows 10 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

このマルウェアもしくはアドウェア等の実行により、手順中に記載されたすべてのファイル、フォルダおよびレジストリキーや値がコンピュータにインストールされるとは限りません。インストールが不完全である場合の他、オペレーティングシステム(OS)の条件によりインストールがされない場合が考えられます。手順中に記載されたファイル/フォルダ/レジストリ情報が確認されない場合、該当の手順の操作は不要ですので、次の手順に進んでください。

手順 3

「Worm.Win32.HUPIGON.D」で検出したファイル名を確認し、そのファイルを終了します。

[ 詳細 ]

  • すべての実行中プロセスが、Windows のタスクマネージャに表示されない場合があります。この場合、"Process Explorer" などのツールを使用しマルウェアのファイルを終了してください。"Process Explorer" については、こちらをご参照下さい。
  • 検出ファイルが、Windows のタスクマネージャまたは "Process Explorer" に表示されるものの、削除できない場合があります。この場合、コンピュータをセーフモードで再起動してください。
    セーフモードについては、こちらをご参照下さい。
  • 検出ファイルがタスクマネージャ上で表示されない場合、次の手順にお進みください。

手順 4

このレジストリ値を削除します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon
    •     shell=Explorer.exe %System%\sysos.exe

手順 5

このマルウェアのサービスを無効にします。

[ 詳細 ]

手順 6

以下のファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性に設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。
  • %System%\sys.exe
  • %System%\SVKP.sys
  • {Removable drive}:\Autorun.inf
  • {Removable drive}:\RECYCIER\system.exe
  • %System%\sysos.exe

手順 7

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「Worm.Win32.HUPIGON.D」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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