Trend Micro Security

Worm.Win32.AUTORUN.IOF

2021年6月25日
 解析者: Clive Fuentebella   

 別名:

Worm:Win32/Renocide.gen!A (MICROSOFT)

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:


  • マルウェアタイプ: ワーム
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: はい
  • 感染報告の有無: はい

  概要

感染経路 インターネットからのダウンロード, 他のマルウェアからの作成

ワームは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。


  詳細

ファイルサイズ 1,020,956 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 はい
ペイロード URLまたはIPアドレスに接続, ファイルの作成

侵入方法

ワームは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

インストール

ワームは、以下のファイルを作成します。

  • {Drive}:\{Random characters}
  • %System%\autorun.inf
  • %System%\csrcs.exe
  • %User Temp%\{Random characters}
  • %User Temp%\{Random characters}.tmp
  • %User Temp%\~ip.tmp
  • %User Temp%\suicide.bat

(註:%System%フォルダは、システムフォルダで、いずれのオペレーティングシステム(OS)でも通常、"C:\Windows\System32" です。.. %User Temp%フォルダは、現在ログオンしているユーザの一時フォルダです。Windows 2000(32-bit)、XP、Server 2003(32-bit)の場合、通常 "C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\Temp"です。また、Windows Vista、7、8、8.1、2008(64-bit)、2012(64-bit)、10(64-bit)の場合、通常 "C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Temp" です。)

ワームは、以下のプロセスを追加します。

  • "%System%\csrcs.exe"
  • cmd /c $User Temp%\suicide.bat
  • ping -n 5 -w 250 127.0.0.1
  • "%System%\rundll32.exe" "%System%\wininet.dll",DispatchAPICall 1

(註:%System%フォルダは、システムフォルダで、いずれのオペレーティングシステム(OS)でも通常、"C:\Windows\System32" です。.)

他のシステム変更

ワームは、以下のレジストリ値を追加します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
DRM\amty
regexp = {Number}

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
DRM\amty
ilop = 1

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
DRM\amty
fix =

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
DRM\amty
fix1 = 1

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
DRM\amty
exp1 = {Random characters}

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
DRM\amty
dreg = {Random characters}

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Windows\CurrentVersion\Policies\
Explorer\Run
csrcs = %System%\csrcs.exe

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\
Windows\CurrentVersion\Explorer\
Advanced
Hidden = 2

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\
Windows\CurrentVersion\Explorer\
Advanced
SuperHidden = 0

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\
Windows\CurrentVersion\Explorer\
Advanced
ShowSuperHidden = 0

ワームは、以下のレジストリ値を変更します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Windows NT\CurrentVersion\Winlogon
Shell = Explorer.exe csrcs.exe (Changed from explorer.exe)

その他

ワームは、以下を実行します。

  • It connects to the following URL:
    • www.{BLOCKED}myip.com


  対応方法

対応検索エンジン: 9.800
初回 VSAPI パターンバージョン 16.800.04
初回 VSAPI パターンリリース日 2021年6月24日
VSAPI OPR パターンバージョン 16.801.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2021年6月25日

手順 1

トレンドマイクロの機械学習型検索は、マルウェアの存在を示す兆候が確認された時点で検出し、マルウェアが実行される前にブロックします。機械学習型検索が有効になっている場合、弊社のウイルス対策製品はこのマルウェアを以下の機械学習型検出名として検出します。

    • Troj.Win32.TRX.XXPE50FSX011

手順 2

Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、および Windows 10 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 3

このマルウェアもしくはアドウェア等の実行により、手順中に記載されたすべてのファイル、フォルダおよびレジストリキーや値がコンピュータにインストールされるとは限りません。インストールが不完全である場合の他、オペレーティングシステム(OS)の条件によりインストールがされない場合が考えられます。手順中に記載されたファイル/フォルダ/レジストリ情報が確認されない場合、該当の手順の操作は不要ですので、次の手順に進んでください。

手順 4

Windowsをセーフモードで再起動します。

[ 詳細 ]

手順 5

このレジストリ値を削除します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\DRM\amty
    • regexp={Number}
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\DRM\amty
    • ilop=1
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\DRM\amty
    • fix=
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\DRM\amty
    • fix1=1
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\DRM\amty
    • exp1={Random characters}
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\DRM\amty
    • dreg={Random characters}
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer\Run
    • csrcs=%System%\csrcs.exe
  • In HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced
    • Hidden=2
  • In HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced
    • SuperHidden=0
  • In HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced
    • ShowSuperHidden=0

手順 6

変更されたレジストリ値を修正します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
事前に意図的に対象の設定を変更していた場合は、意図するオリジナルの設定に戻してください。変更する値が分からない場合は、システム管理者にお尋ねいただき、レジストリの編集はお客様の責任として行なって頂くようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon
    • Shell=Explorer.exe csrcs.exe

手順 7

以下のファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性に設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。
  • {Drive}:\{Random characters}
  • %System%\autorun.inf
  • %System%\csrcs.exe
  • %User Temp%\{Random characters}
  • %User Temp%\{Random characters}.tmp
  • %User Temp%\~ip.tmp
  • %User Temp%\suicide.bat

手順 8

コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「Worm.Win32.AUTORUN.IOF」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


ご利用はいかがでしたか? アンケートにご協力ください