Trend Micro Security

Trojan.Win64.DLLHIJACK.AP

2026年9月4日
 解析者: Raymart Christian Yambot   

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:


  • マルウェアタイプ: トロイの木馬型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: なし
  • 感染報告の有無: はい

  概要

感染経路 インターネットからのダウンロード, 他のマルウェアからの作成

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、脅威あるWebサイトからユーザが言ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

マルウェアは、ワーム活動の機能を持っていません。

マルウェアは、バックドア活動の機能を持っていません。

ただし、情報公開日現在、このWebサイトにはアクセスできません。


  詳細

ファイルサイズ 196,096 bytes
タイプ DLL
発見日 2026年8月28日
ペイロード ファイルの作成, URLまたはIPアドレスに接続, システム情報の収集

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、脅威のあるWebサイトからユーザが誘導されることによりコンピューターに侵入します。

インストール

マルウェアは、以下のプロセスを追加します。

  • {マルウェアパス}\121cal323243.exe → 被害マシンに存在する場合のみ

感染活動

マルウェアは、ワーム活動の機能を備えていません。

バックドア活動

マルウェアは、バックドア活動の機能を備えていません。

ルートキット機能

マルウェアは、ルートキット機能を備えていません。

ダウンロード活動

マルウェアは、以下のWebサイトにアクセスして自身のコンポーネントファイルをダウンロードします。

  • https://outlook.{BLOCKED}oftsmail.com/owa/oauth2/v2.0.js

ただし、情報公開日現在、このWebサイトにはアクセスできません。

情報漏えい

マルウェアは、以下の情報を収集します。

  • プロセスID
  • ローカルIPアドレス
  • ユーザー名
  • コンピュータ名
  • 親プロセスのファイル名
  • 親プロセスのファイルパス

その他

マルウェアは、以下を実行します。

  • 意図したルーチンを進めるために、以下のコンポーネントファイルを必要とします:
    • {マルウェアパス}\NtfsLog.etl
    • {マルウェアパス}\StrgfMDL2.ttf
  • C2サーバーにセッションを登録するため、HTTP POSTで以下のURLに接続します:
    • https://outlook.{BLOCKED}oftsmail.com/calendar/booking/sauthorize.js?__cfduid={セッションID}

マルウェアは、脆弱性を利用した感染活動は行いません。


  対応方法

対応検索エンジン: 9.800
初回 VSAPI パターンバージョン 21.278.04
初回 VSAPI パターンリリース日 2026年8月28日
VSAPI OPR パターンバージョン 21.279.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2026年8月29日

手順 1

Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、および Windows 10 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

このマルウェアもしくはアドウェア等の実行により、手続中に記載されたすべてのファイル、フォルダおよびレジストリキーや値がコンピュータにインストールされるとは限りません。インストールが完全ではない場合の他、オペレーティングシステム(OS)の条件によりインストールされない場合があります。手続中に記載されたファイル/フォルダ/レジストリ情報が確認されない場合、当該の手続の操作は不要ですので、次の手続に進んでください。

手順 3

以下のファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性の場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。
  • {マルウェアパス}\NtfsLog.etl
  • {マルウェアパス}\StrgfMDL2.ttf

手順 4

最新のパターン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。 「Trojan.Win64.DLLHIJACK.AP」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に検知、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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