Trojan.PS1.WINDEFDISABLER.RGN
2024年12月12日
別名:
Trojan.PowerShell.Crypt (IKARUS)
プラットフォーム:
Windows
危険度:
ダメージ度:
感染力:
感染確認数:
情報漏えい:
- マルウェアタイプ: トロイの木馬型
- 破壊活動の有無: なし
- 暗号化: なし
- 感染報告の有無: はい
概要
感染経路 インターネットからのダウンロード, 他のマルウェアからの作成
マルウェアは、ワーム活動の機能を備えていません。
マルウェアは、バックドア活動の機能を備えていません。
マルウェアは、情報収集する機能を備えていません。
詳細
ファイルサイズ 413 bytes
タイプ PS1
メモリ常駐 なし
発見日 2024年12月6日
インストール
マルウェアは、以下のプロセスを追加します。
- powershell -Command "Set-MpPreference -DisableRealtimeMonitoring $true"
- powershell -Command "Set-MpPreference -MAPSReporting Disabled"
- powershell Set-MpPreference -DisableRealtimeMonitoring $true
- powershell Set-MpPreference -SubmitSamplesConsent 2
感染活動
マルウェアは、ワーム活動の機能を備えていません。
バックドア活動
マルウェアは、バックドア活動の機能を備えていません。
ルートキット機能
マルウェアは、ルートキット機能を備えていません。
情報漏えい
マルウェアは、情報収集する機能を備えていません。
その他
マルウェアは、以下を実行します。
- It checks if it's running with admin rights. If not, it relaunches itself using Powershell with admin rights.
- It disables real-time monitoring and cloud-based protection features of the Windows Defender antivirus.
- It disables Microsoft Antimalware Protection Service (MAPS) reporting.
- It sets the Windows Defender sample submission consent to "Never send."
マルウェアは、脆弱性を利用した感染活動を行いません。
<補足>
マルウェアは、以下を実行します。
- 自身が管理者権限で実行されているかどうかを確認します。実行されていない場合は、管理者権限で「powershell」を悪用して自身を再起動します。
- Windows Defender ウイルス対策のリアルタイム保護による監視機能およびクラウドベースの保護機能を無効にします。
- MAPS（Microsoft Active Protection Service）へのレポートを無効にします。
- Windows Defenderにおけるサンプルの送信に関する同意を「送信しない」に設定します。
対応方法
対応検索エンジン: 9.800
初回 VSAPI パターンバージョン 19.766.05
初回 VSAPI パターンリリース日 2024年12月9日
VSAPI OPR パターンバージョン 19.767.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2024年12月10日
手順 1
Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、および Windows 10 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
最新のバージョン（エンジン、パターンファイル）を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「Trojan.PS1.WINDEFDISABLER.RGN」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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