PERL_EXPLOYT.PLK

2013年6月6日
 解析者: Alvin Bacani   

 プラットフォーム:

Linux

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:


  • マルウェアタイプ: トロイの木馬型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: なし
  • 感染報告の有無: はい

  概要

感染経路 インターネットからのダウンロード

トレンドマイクロは、このマルウェアをNoteworthy(要注意)に分類しました。

これはホスティング用コントロールパネル「Plesk」に存在する脆弱性を利用するエクスプロイトコード(脆弱性攻撃コード)として検出されます。

マルウェアは、Linux オペレーティングシステム(OS)内のPleskシステムに影響を及ぼすゼロデイ脆弱性を利用するエクスプロイトです。

マルウェアは、HTTP POSTを送信することにより対象のコンピュータにアクセスします。アクセスの許可により特定のパラメータが実行され、対象のコンピュータのセキュリティが低下します。


  詳細

ファイルサイズ 3,585 bytes
タイプ , Script
メモリ常駐 なし
発見日 2013年6月6日
ペイロード システムセキュリティへの感染活動

マルウェアは、実行に以下のパラメータを用います。

%ScriptFile% [Target IP] [http|https] [Local IP] [Local Port]

上述の値は以下のとおりです。

  • [Target IP] - リモートコンピュータのIPアドレス
  • [http|https] - SSLによる接続の有効化または無効化
  • [Local IP] - 感染コンピュータのIPアドレス
  • [Local Port] - リモートコンピュータがアクセスするポート

マルウェアは、HTTP POSTを送信することにより対象のコンピュータにアクセスします。アクセスの許可により特定のパラメータが実行され、対象のコンピュータのセキュリティが低下します。

そして、マルウェアは、[Local IP]および[Local Port]の情報を利用するリモートシェルを有効にするPHPスクリプトを送信します。


  対応方法

対応検索エンジン: 9.300
初回 VSAPI パターンバージョン 9.964.04
初回 VSAPI パターンリリース日 2013年6月6日
VSAPI OPR パターンバージョン 9.965.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2013年6月6日

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「PERL_EXPLOYT.PLK」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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