ELF_BASHWOOP.SM

2014年9月27日

 プラットフォーム:

Linux, Unix

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:


  • マルウェアタイプ: バックドア型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: なし
  • 感染報告の有無: はい

  概要

感染経路 インターネットからのダウンロード, 他のマルウェアからの作成

トレンドマイクロは、このマルウェアをNoteworthy(要注意)に分類しました。

マルウェアは、2014年9月のBashに存在する脆弱性を悪用したエクスプロイト攻撃に関連しています。マルウェアは、不正リモートユーザからのコマンドを実行することにより、感染コンピュータのセキュリティを侵害する機能を備えています。

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

マルウェアは、不正リモートユーザからのコマンドを実行し、感染コンピュータを改ざんします。


  詳細

ファイルサイズ 525,900 bytes
タイプ ELF
メモリ常駐 はい
発見日 2014年9月26日
ペイロード システムセキュリティへの感染活動

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

バックドア活動

マルウェアは、不正リモートユーザからの以下のコマンドを実行します。

  • kill
  • udp
  • syn
  • tcpamp
  • dildos
  • http
  • mineloris

マルウェアは、以下のWebサイトにアクセスし、不正リモートユーザからのコマンドを送受信します。

  • {BLOCKED}.{BLOCKED}.150.154:9003


  対応方法

対応検索エンジン: 9.700
初回 VSAPI パターンバージョン 11.174.06
初回 VSAPI パターンリリース日 2014年9月26日
VSAPI OPR パターンバージョン 11.175.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2014年9月26日

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「ELF_BASHWOOP.SM」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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