Trend Micro Security

HackTool.Win32.RAdmin.GB

2023年3月17日
 解析者: Noel Anthony Llimos   
 更新者 : Jayvee Mark Villaroman

 別名:

HackTool.Win32.Remoxec.c (KASPERSKY), VirTool:Win32/RemoteExec (MICROSOFT)

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:


  • マルウェアタイプ: ハッキングツール
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化:  
  • 感染報告の有無: はい

  概要

感染経路 他のマルウェアからの作成

プログラムは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。


  詳細

ファイルサイズ 56,320 bytes
タイプ EXE
ファイル圧縮 UPX
メモリ常駐 なし
発見日 2022年12月22日

侵入方法

プログラムは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

その他

プログラムは、以下を実行します。

  • It uses Windows Service Control Manager to start its service - RemComSvc
  • Creates three pipes and connect to them
    • RemCom_stdout
    • RemCom_stdin
    • RemCom_stderr
  • Creates a main pipe used for its communication which allows arbitrary command execution from a malicious user
    • RemCom_Communication
  • Accepts a command line parameter used for file and service creation
  • It can execute processes remotely from a malicious actor.
  • It can send files to remote systems.
  • It can receive files from remote systems.
  • It allows execution of remote shell commands.
  • It can impersonate user tokens for privilege elevation and as a replacement for "Runas" command
  • It should be started as a service to proceed with its routine.


  対応方法

対応検索エンジン: 9.800
SSAPI パターンバージョン: 2.491.00
SSAPI パターンリリース日: 2022年2月24日

手順 1

Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、および Windows 10 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「HackTool.Win32.RAdmin.GB」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


ご利用はいかがでしたか? アンケートにご協力ください