TSPY_FAKEMS.C

2015年8月12日
 解析者: Homer Pacag   

 別名:

Trojan:Win32/Foosace.J!dha (Microsoft)

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:


  • マルウェアタイプ: スパイウェア
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: はい
  • 感染報告の有無: はい

  概要

感染経路 他のマルウェアからの作成

スパイウェアは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。 スパイウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。

スパイウェアは、感染コンピュータから特定の情報を収集します。


  詳細

ファイルサイズ 40,960 bytes
タイプ DLL
メモリ常駐 はい
発見日 2015年7月11日
ペイロード URLまたはIPアドレスに接続, システム情報の収集

侵入方法

スパイウェアは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。

スパイウェアは、以下のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。

  • TROJ_DROPPR.CXC

情報漏えい

スパイウェアは、感染コンピュータから以下の情報を収集します。

  • OS Version
  • Machine Information
  • Hostname/Computer Name
  • List of running processes
  • Hard Disk Drive Information

その他

スパイウェアは、感染コンピュータから以下の情報を収集します。

  • オペレーティングシステム(OS)のバージョン
  • コンピュータの情報
  • ホスト名およびコンピュータ名
  • 実行中のプロセスのリスト
  • ハードディスクドライブの情報

スパイウェアは、以下のIPアドレスおよびWebサイトに接続して窃取した情報を送信します。

  • {BLOCKED}.{BLOCKED}.146.185
  • www.{BLOCKED}t.com
  • www.{BLOCKED}l.org


  対応方法

対応検索エンジン: 9.750
初回 VSAPI パターンバージョン 11.784.08
初回 VSAPI パターンリリース日 2015年7月11日
VSAPI OPR パターンバージョン 11.785.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2015年7月11日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

このマルウェアもしくはアドウェア等の実行により、手順中に記載されたすべてのファイル、フォルダおよびレジストリキーや値がコンピュータにインストールされるとは限りません。インストールが不完全である場合の他、オペレーティングシステム(OS)の条件によりインストールがされない場合が考えられます。手順中に記載されたファイル/フォルダ/レジストリ情報が確認されない場合、該当の手順の操作は不要ですので、次の手順に進んでください。

手順 3

Windowsをセーフモードで再起動します。

[ 詳細 ]

手順 4

この「TSPY_FAKEMS.C」が作成、あるいは、ダウンロードした以下のファイルを検索し、検索した場合は削除してください。(註:以下のマルウェアもしくはアドウェア等がすでに削除されている場合は、本手順は行う必要はありません。)

    • TSPY_FAKEMS.C

手順 5

コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「TSPY_FAKEMS.C」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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