解析者: Abraham Latimer Camba   

 別名:

Troj/Sysmon-D (Sophos), Trojan.SuspectCRC (Ikarus), RDN/Generic.dx!ddr (McAfee), Trojan.Win32.Generic!BT (Sunbelt), Gen:Trojan.Heur.LP.ky8@amu4OPai (Bitdefender)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows Server 2003, Windows XP (32-bit, 64-bit), Windows Vista (32-bit, 64-bit), Windows 7 (32-bit, 64-bit)

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:

  • マルウェアタイプ:
    バックドア型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    はい

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要


マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

マルウェアは、不正リモートユーザからのコマンドを実行し、感染コンピュータを改ざんします。

  詳細

ファイルサイズ 167,936 bytes
タイプ DLL
メモリ常駐 はい
発見日 2014年7月30日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

自動実行方法

マルウェアは、自身をシステムサービスとして登録し、Windows起動時に自動実行されるよう以下のレジストリ値を追加します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\
Services\raswmi
Type = "10"

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\
Services\raswmi
Start = "2"

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\
Services\raswmi
ImagePath = "%SystemRoot%\System32\svchost.exe -k netsvcs"

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\
Services\raswmi
DisplayName = "WMI service provider"

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\
Services\raswmi
ObjectName = "LocalSystem"

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\
Services\raswmi\Parameters
ServiceDll = "C:\WINDOWS\System32\wbem\raswmi.dll"

他のシステム変更

マルウェアは、以下のレジストリキーを追加します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\
Services\raswmi

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\
Services\raswmi\Enum

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\
Services\raswmi\Parameters

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\
Services\raswmi\Security

マルウェアは、以下のレジストリ値を変更します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Windows NT\CurrentVersion\SvcHost
netsvcs = "{Default values} raswmi"

(註:変更前の上記レジストリ値は、「{Default values}」となります。)

バックドア活動

マルウェアは、不正リモートユーザからの以下のコマンドを実行します。

  • Retrieve username of currently logged on Remote Desktop user and impersonates it
  • Enumerate all logical drives
  • Get logical drive’s drive type and disk space
  • Enumerate files and folders
  • Get file’s name, size, attributes and date/time of last modification.
  • Delete files and folders
  • Copy files and folders
  • Read files
  • Download files
  • Upload files
  • Execute files
  • Enumerate processes on the current Remote Desktop Session Host server
  • Get process’ creation, exit, kernel and user time
  • Enumerate all modules of a process
  • Create and terminate processes
  • Perform remote shell
  • Gets the following system information using systeminfo command:
    • Host Name
    • OS Name
    • OS Version
    • OS Manufacturer
    • OS Configuration
    • OS Build Type
    • Registered Owner
    • Registered Organization
    • Product ID
    • Original Install Date
    • System Boot Time
    • System Manufacturer
    • System Model
    • System Type
    • Processor information (processor count and model)
    • BIOS Version
    • Windows Directory location
    • System Directory location
    • Boot Device
    • System Locale
    • Input Locale
    • Time Zone
    • Total Physical Memory
    • Available Physical Memory
    • Virtual Memory information (max, available and in use size)
    • Page File Location
    • Domain
    • Logon Server
    • Hotfixes installed
    • Network Cards installed
    • Connection Name
    • DHCP Enabled
    • DHCP Server
    • IP addresses

マルウェアは、以下のWebサイトにアクセスし、不正リモートユーザからのコマンドを送受信します。

  • {BLOCKED}.{BLOCKED}.210.49

その他

マルウェアは、以下のWebサイトにアクセスしてインターネット接続を確認します。

  • http://65.55.58.199

  対応方法

対応検索エンジン: 9.700
初回 VSAPI パターンバージョン 10.956.09
初回 VSAPI パターンリリース日 2014年7月30日
VSAPI OPR パターンバージョン 10.957.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2014年8月1日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

このマルウェアもしくはアドウェア等の実行により、手順中に記載されたすべてのファイル、フォルダおよびレジストリキーや値がコンピュータにインストールされるとは限りません。インストールが不完全である場合の他、オペレーティングシステム(OS)の条件によりインストールがされない場合が考えられます。手順中に記載されたファイル/フォルダ/レジストリ情報が確認されない場合、該当の手順の操作は不要ですので、次の手順に進んでください。

手順 3

Windowsをセーフモードで再起動します。

[ 詳細 ]

手順 4

不明なレジストリ値を削除します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

 
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services
    • raswmi

手順 5

変更されたレジストリ値を修正します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
事前に意図的に対象の設定を変更していた場合は、意図するオリジナルの設定に戻してください。変更する値が分からない場合は、システム管理者にお尋ねいただき、レジストリの編集はお客様の責任として行なって頂くようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\SvcHost
    • From: netsvcs = "{Default values} raswmi"
      To: netsvcs = {Default values}

手順 6

以下のファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性の場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。
  • C:\WINDOWS\System32\wbem\raswmi.dll

手順 7

コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「BKDR_MIRAS.B」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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